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レジ 2025/06/09 2025/06/23

3種類のPOSレジ「タブレット、PC、ターミナル」を徹底解説

これから自店舗でPOSレジの導入を検討している方は、POSレジにはどんな種類があるのか事前に把握しておきたいとお考えではないでしょうか?

POSレジには以下の3つの種類が存在します。

■POSレジの種類
  • ターミナル型POSレジ
  • パソコン型POSレジ
  • タブレット型POSレジ

据え置き型である①のターミナル型POSレジであれば、一通りの周辺機器もそろっているのですが、初期費用が50~100万円もかかり非常に高額です。

その点、②や③のパソコン型やタブレット型POSレジは、市販の端末を活用するため、安価な機器を選ぶこともできますし、すでにパソコンやタブレットを所有していれば、さらに初期費用を抑えることができます。

予算に限りのある小規模店舗であれば、初期費用が安いパソコン型やタブレット型のPOSレジを導入すべきでしょう。特に「スマレジ」は、市販のiPadをレジ端末として活用でき、スタンダードプランであれば月額無料で導入することができます。

この記事では3つのPOSレジの特徴や、導入時に必要な周辺機器もあわせて紹介しています。ぜひPOSレジ導入の参考にしてみてください。

 

3種類のPOSレジの特徴や向いている店舗を徹底解説!

POSレジは大きくわけると、「①ターミナル型POSレジ」「②パソコン型POSレジ」「③タブレット・スマートフォン型POSレジ」の3種類があります。

まずは下記の比較表で、それぞれの特徴を確認してみましょう。

■ 3種類のPOSレジ比較表
  • 種類
  • 導入費・維持費
  • 操作性・サポート
  • おすすめの業種
  • ①ターミナル型
  • 導入費用は50~100万円
    ・月額費用が無料のケースが多いが保守管理費が必要
  • ・ボタンが多いため慣れるのに時間がかかる
    ・手厚いサポートが受けられる
  • スーパー、コンビニなど
  • ②パソコン型
  • パソコン購入費用は数万円~20万円程度(パソコンがあれば導入費なしで導入できる場合も)
    ・サービスの月額利用料が必要(数千円)
  • ・パソコンの操作に慣れていれば問題なく操作できる
    ・タブレット型に移行を進めている場合はサポートが十分でない場合も
  • 病院、福祉施設など
  • ③タブレット型
  • タブレット購入費用は数万円〜15万円程度(タブレットがあれば導入費なしで導入できる場合も)
    ・無料で利用できるサービスもあり
  • ・直感的な操作が可能
    ・手厚いサポートが受けられる
  • 美容院、小売業、飲食業など

 

それでは、①から③を一つずつ解説します。

①ターミナル型POSレジは「スーパーやコンビニ」におすすめ

ターミナル型POSレジは、もっとも一般的なPOSレジです。スーパーやコンビニなどの大手チェーンでよく目にする大型のレジで、バーコードスキャナやキャッシュドロアなど必要な機器が一体化しています。

必要な周辺機器やシステムが一通りそろった状態で導入でき、店舗に合わせてカスタマイズできる点が特徴です。

そのため導入費用も50~100万円以上かかるため非常に高額となりますが、その分、月額費用が無料なケースが多いのもターミナル型の特徴です。※機器自体やシステムのメンテナンスの費用が別途かかります。

ターミナル型POSレジの最大のメリットは、店舗のニーズに合わせた高性能のレジが利用できる点です。お金の自動投入や釣銭の自動排出など、手間がかかってヒューマンエラーの起きやすい会計業務を効率化できます。また、レジに必要な機器が最初から揃っているので、ご自身で周辺機器とPOSレジを接続設定する必要もありません。

ターミナル型POSレジは、特に大手チェーンにおすすめのPOSレジです。お客様が絶えずレジに並んでおり、連続して会計作業をしなければならないスーパーやコンビニは、釣銭の自動排出など便利な機能が利用できるターミナル型POSレジが求められるのです。

 

②パソコン型POSレジは「病院や福祉施設」におすすめ

パソコン型POSレジは、ノート型を含むパソコンでPOSシステムを利用するタイプのPOSレジです。

パソコンにPOSレジのソフトウェアをインストールし、パソコンをレジとして使用できるようにします。

店舗でレジとして運用するためには、キャッシュドロアやレシートプリンタ、バーコードスキャナなどの周辺機器が必要になるため、端末以外にもこれら周辺機器の購入が必要になりますが、普段お使いのパソコンがあれば、周辺機器を購入するだけでパソコン型POSレジを導入できるため、初期費用を抑えることができます。

パソコン型POSレジは、すでにパソコンを使用している小規模店舗や施設での利用がおすすめです。例えば、電子カルテや予約管理システムを使用している病院や、普段パソコンを業務に使用している福祉施設などは、使用中のシステムとPOSレジを連携して使うことができます。

クリニックや病院で利用するPOSレジについては、下記記事で必要な機能を解説しているので、あわせてご覧ください。

 

■クリニックや病院向けのPOSレジ記事の解説

 

③タブレット型POSレジは「小売店や飲食、美容院」におすすめ

タブレット型POSレジはタブレット端末やスマートフォンに、POSレジアプリをインストールして使用するPOSレジです。タブレット端末は主にiPadが利用されます。

このタイプは現在主流のPOSレジとなっており、初期費用0円でスタンダードプランなら無料で利用できるスマレジ」をはじめ、タブレット・スマートフォン型のPOSレジアプリが多く提供されています。

タブレットやスマートフォンの操作に慣れた人なら直感的に操作でき、タブレットも数万円から安価に手に入れることができます。

タブレット型POSレジのメリットは、操作方法がカンタンで誰にでも扱いやすいことと、ターミナル型やパソコン型と比較して、導入費用を抑えることができる点です。

ただし、パソコン型と同様に、タブレット型のPOSレジもレシートプリンターやキャッシュドロアなどの周辺機器を揃える必要があるので、最小限で始める場合は、ご自身の店舗に必要な周辺機器のみを揃えてみましょう。

タブレット型POSレジは、業種を問わず多くの店舗で利用できますが、特に小売店や飲食店、美容院などでの利用がおすすめです。特に、レジスペースが限られている店舗では、コンパクトなタブレット型が最適な選択肢です。

飲食店や美容院で、必要なレジの機能については、下記記事で解説しているので、この記事とあわせてご覧ください。

 

■飲食店向けのPOSレジ記事の解説
■美容室向けのPOSレジ記事の解説

 

パソコン型、タブレット型にインストールする「POSレジ」のアプリ

パソコン型とタブレット型のPOSレジを導入する場合には、導入するPOSレジのアプリやソフトウェアを選ぶ必要があります。

各社からPOSレジアプリは提供されております、ここではPOSレジアプリの主要4社を紹介いたします。

■ 主要なPOSレジアプリ4社
主要なPOSレジアプリ4社
データ引用先一覧:スマレジユビレジAirレジSquare

 

いずれも安価に導入できるサービスですが、小規模事業者であれば、無料から始められ、お店の成長にあわせて必要な機能を簡単に追加できる高い拡張性を持つ「スマレジ」をおススメします。

スマレジは、iPadをレジ端末として活用し、安価ながら機能性と拡張性が非常に高いPOSレジアプリのひとつです。下記の公式ホームページより資料請求をすることができます。

 

パソコン型、タブレット型のPOSレジに必要な6つの周辺機器

パソコン型とタブレット型のPOSレジは、本体さえ用意すれば基本的なレジ業務はすぐに始められますが、業種や店舗の運用に応じて、適切な周辺機器の導入が必要になります。

例えば、レシートを印刷する「レシートプリンター」やクレジットカード決済に必要な「キャッシュレス決済端末」、現金を管理するための「キャッシュドロア」など、店舗の会計作業に必要な周辺機器をそろえましょう。

POSレジ導入に必要となる主な周辺機器は、以下の6つです。

■ POSレジの6つの周辺機器
  • バーコードリーダー
  • キャッシュドロア
  • 自動釣銭機
  • レシートプリンター
  • キャッシュレス決済端末
  • カスタマーディスプレイ

それぞれの周辺機器について説明するので、必要かどうか検討する際に参考にしてください。

 

①バーコードリーダー

バーコードリーダーは、商品のバーコードを読み取るための機器です。会計などの際にバーコードを読み取る必要がある場合は、バーコードリーダーを導入する必要があります。

小売店やスーパーで商品管理にバーコードを使っている場合は、バーコードリーダーを導入しましょう。バーコードリーダーがないと、手打ちでレジ業務を行う必要があるため非常に手間がかかり、商品点数が多い業態では効率が悪くなります。

また、会計時の商品登録だけでなく、在庫管理においてもバーコードリーダーを活用することができるため、時間のかかる棚卸しの短縮化が図れます。

バーコードリーダーは会計を迅速化するだけでなく、店舗全体の運営効率の向上に大きく寄与するツールと言えます。

 

②キャッシュドロア

キャッシュドロアは、現金を管理するための引き出しのことです。紙幣や貨幣を種類ごとに分けられる仕切りが付いていて、会計作業の際にレジから指示を出すと引き出しが開くようになっています。現金を扱う場合は必要となる周辺機器であり、盗難対策にもなります。

機器によっては、レシートプリンターと一体型になっているモデルもあります。

 

③自動釣銭機

自動釣銭機は、お釣りを自動で計算して排出する機器です。自動釣銭機は、受取金額やお釣りの金額を正確に算出・排出できることや、会計作業やレジ締めにかかる時間や手間を軽減できることがメリットです。

会計作業を頻繁に行うスーパーやコンビニ、大型店舗などでは、自動釣銭機を導入することで顧客を待たせずに済みます。

ターミナル型以外のPOSレジで自動釣銭機が必要な場合は、別途購入する必要がありますが、自動釣銭機は導入に100万円程度かかるため、非常に高価な機器となります。

 

④レシートプリンター

レシートプリンターは、レシートや注文票などを印刷するために必要な機器です。据え置きタイプとモバイルタイプがあるため、用途に応じて適したプリンターを選びましょう。

日本においては、会計の時にレシートを出すことが一般的であるため、レシートプリンターは必ず必要となる周辺機器の一つです。もし、レシートプリンターを導入しない場合は、領収書を手書きで用意する必要があり、非常に手間がかかります。

レシートプリンターは1万円以内で購入できる機器もあり、小規模事業者でも手軽に導入することができますので、特別な理由がない限りは必ず導入しておきましょう。

 

⑤キャッシュレス決済端末

キャッシュレス決済端末は、クレジットカード決済や電子マネー、QRコード決済を扱う際に必要となる機器です。カードを直接差し込んで読み取るだけでなく、カードやスマートフォンなどをタッチして電子マネーを利用するタッチ決済や、バーコードの読み取りに対応した端末もあります。

現金以外での決済に対応する場合はキャッシュレス決済端末が必要になるため、キャッシュレス化が進んだ現在では、導入の必要性は非常に高い機器と言えます。

ひと昔前は、カード決済と言えば、CAT/CCT端末が一般的でしたが、スマホやタブレットで利用できる安価なキャッシュレス決済端末の普及が進んでおります。

 

⑥カスタマーディスプレイ

カスタマーディスプレイは、顧客が確認できるように会計金額やお釣りの金額を表示させるディプレイのことです。カスタマーディスプレイは、店舗や業種にかかわらず顧客とのスムーズなやりとりのために必要な機器です。

なお、タブレット型POSレジの中には、タブレットやスマートフォンをカスタマーディスプレイとして利用できるものもあり、所有している古いスマートフォンなどをカスタマーディスプレイとして使うことも可能です。

 

POSレジの選び方・周辺機器についてはスマレジへ

POSレジには今回紹介した3つの種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあるため、店舗や業種などによって適したPOSレジを選ぶことが大切です。

また、POSレジの運用に必要な周辺機器の種類も多種多様です。今回紹介した機器以外にも多くの周辺機器があるため、POSレジとあわせてどのような周辺機器が必要になるのかも検討しておきましょう。

下記のスマレジの公式サイトでは、スマレジの料金や周辺機器についてもご紹介しておりますので、是非ご覧ください。

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執筆 アキナイラボ 編集部

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