クリニック・病院などの医療現場において、医療費控除の計算、未収入金の発生など、業界特有の会計処理が可能なクリニックや病院向けのPOSレジをお探しではないでしょうか?
クリニックや病院等で必要なPOSレジの機能として、主に以下の7つが挙げられます。
- 機能① 病院やクリニックに「よくある会計ミス」が起こりにくい機能
- 機能② 患者データから未収金管理が簡単にできる機能
- 機能③ 患者の会計待ち時間を短縮する機能
- 機能④ 衛生面に配慮できる機能
- 機能⑤ 通院する患者のための予約管理機能
- 機能⑥ 薬やサプリメントの在庫管理機能
- 機能⑦ 電子カルテやレセコンとの連携機能
POSレジにこれらの機能があることでスタッフの業務効率が高まり、患者さんへの対面サポートに集中でき、顧客満足度をさらに高めることにつなげることが可能になります。
そのためクリニックや病院においては、この7つの機能を持つ「スマレジ」のようなPOSレジを特におススメします。
本記事ではクリニック・病院向けの「おすすめのPOSレジサービス」を5社紹介した上で、クリニックや病院に導入するPOSレジの必要な機能や注意点について解説しますので、最後までご覧ください。
クリニック・病院に「おすすめのPOSレジ5選」
まずはクリニック・病院向けPOSレジとしておすすめのPOSレジ5選をご紹介します。まずは下記の表をご覧ください。
※月額費用は税込
いずれも、クリニックや病院に特化した機能を持つPOSレジですが、小規模クリニックや病院においては、以下の3つの理由から「スマレジ」をおススメします。
- 理由① 無料プランがあること
- 理由② 月額費用が低額であること
- 理由③ 機能拡張性が高いこと
一般的に医療向けのPOSレジは高額であり、一度導入すると乗り換えには大きな労力がかかるため、導入前に「無料プラン」や「お試しプラン」などで使い勝手を実際に試す必要があります。また、経営負担の少ないコスト感であるべきです。
これらの点で、スマレジは非常に優れた選択肢と言えます。無料プラン(スタンダード)で基本的なレジ機能を利用できるため、導入前に実際の操作感や現場への適合性を確認できるのは、大きな安心材料です。
また、月額有料プランも、他の医療向けPOSレジと比較しても非常にリーズナブルで、初期導入やランニングコストの負担を最小限に抑えたい小規模クリニックにとって魅力的です。
さらに、拡張性が高いため、レセコンなどの他の医療システムを連携しやすく、他の医療システムを導入や入れ替えをする度に、POSレジを変更する必要がないため中長期的にシステムの運営コストを抑えることができます。
それでは、おススメのPOSレジを1社ずつ紹介していきます。
①スマレジ
タブレット型のクラウドPOSレジのスマレジは、各種レセコン・電子カルテと連携可能な医療システム対応POSレジです。
- 日医標準レセプトソフト(日レセ)
- MRN
- MAPs for CLINIC
- CLIUS(クリアス )
- BrainBox V Ⅲ
- Dynamics
- アニレセクラウド(動物病院)
- iWan(動物病院)
また、自動釣銭機やキャッシュレス端末とも連携可能であり、クリニックや病院向けの機能が充実しております。
現金の受け渡しがないことで、お釣りの渡し間違いの防止や感染対策にも繋がります。
特徴
- 完全無料から利用できる
- クレジットカード、QRコード決済など豊富な決済サービスとの連携も可能
- 高額精算になりやすい医療会計にも対応できる
- レセプトに印字されたバーコード読み取りにより会計との連携もできるので、あえてレセコン・電子カルテと連動しない運用(NON-PLU対応)も可能
基本価格
医療向けプランは月額5,500円(税込)のプレミアムプランから。自動釣銭機機能と連動させる場合は、プレミアム プラス 月額8,800円(税込)
②ユビレジ
顧客管理機能で、年齢、体調、体質などのデータを保管することができます。診察の際のカウンセリングシートをタブレットで作成することも可能なので、入力する手間が省け便利です。
バーコードリーダー機能もあり、会計をバーコード読み取りだけで行うことができ、大幅な時間の短縮に繋がるでしょう。予約システム連携機能も備えており、混雑緩和により、お客様のストレス軽減にも貢献してくれます。
特徴
- 顧客管理機能で、年齢、体調、体質などのデータを保管することができる
- 診察の際のカウンセリングシートをタブレットで作成することも可能なので、入力する手間が省ける
- バーコードリーダー機能もあり受診の受付をバーコード読み取りだけで行うことができ、大幅な時間の短縮に繋がる
- 予約システムとの連携も可能
基本価格
月額7,590円(税込)
公式HP
③BCPOS(ビーシーポス)
出力された領収書のバーコードを読み取ることで会計と連携が可能なので、金額入力ミスを防ぐことができます。セミセルフレジにより現金、非接触決済が行える自動釣銭機とも連動できるため、感染対策にも繋がります。
キャッシュレス決済は、クレジットカード、ICカード、QRコード決済といった40種類以上の決済に対応し、お客様にとっての利便性も高くなっています。
特徴
- 出力された領収書のバーコードを読み取ることで会計と連携が可能なので、金額入力ミスを防ぐことができる
- 現金、非接触決済が行える自動釣銭機とも連動できるため、感染対策にも繋がる
- キャッシュレス決済は、クレジットカード、ICカード、QRコード決済といった定番の支払いにも対応
- さまざまな医療システムと連携可能
基本価格
クリニック向けセミセルフレジセットは要お問い合わせ
公式HP
https://www.busicom.co.jp/product/bcpos/
④POSCO(ポスコ)
クリニック・病院での使用に最適化されたシステムを提案してくれます。資料請求から、見積り・相談と段階を踏んで導入できるため、初めてPOSレジを導入する場合でも安心感があるでしょう。
保険点数での請求金額の算出、未収金の管理、売上区分の管理、レセコンとの連動などの機能をセットで兼ね備えています。
特徴
- クリニック・病院での使用に最適化されたシステムを提案してくれる
- 資料請求から、見積り・相談と段階を踏んで導入できるため、初めてPOSレジを導入する場合でも安心感がある
- 保険点数での請求金額の算出、未収金の管理、売上区分の管理、レセコンとの連動などの機能をセットで兼ね備えている
- 直観的操作ができる画面設計
基本価格
金額は導入するクリニック・病院の状況とシステムの内容によって変わるため、要お問い合わせ
公式HP
⑤プロスパー・ネットワーク
クリニック・病院向けのセミセルフレジ専用のPOSシステムです。オプションのハンドスキャナーを使い、レセコンから請求書のデータの読み取りが可能。背面ディスプレイを設置することで、顧客に支払額と現金の投入方法を表示できます。
顧客自身が釣銭機で清算を行えるため、現金の受け渡しが発生せず、感染対策に繋がります。
キャッシュレス決済は各種クレジットカード、電子マネー、QRコード決済が利用できますが、導入するPOSレジ端末と決済端末の組み合わせによって異なるため、利用前に確認するのがよいでしょう。
特徴
- クリニック・病院向けのセミセルフレジ専用のPOSシステム
- オプションのハンドスキャナーを使い、レセコンから請求書のデータの読み取りが可能
- 背面ディスプレイを設置することでお客様に支払額と現金の投入方法を表示できる
- お客様が釣銭機で清算を行えるため、現金の受け渡しが発生せず、感染対策に繋がる
- キャッシュレス決済との連動については利用前に確認
基本価格
金額は導入するクリニック・病院の状況によって変わるため、要お問い合わせ
公式HP
クリニック・病院向けのPOSレジに必要な7つの機能
クリニック・病院向けのPOSレジとは、どのような機能を備えているべきなのでしょうか?ここでは、クリニック・病院向けに特に必要な7つのPOSレジの機能を紹介します。
機能① 病院やクリニックに「よくある会計ミス」が起こりにくい機能
病院では、以下のような通常会計にはない複雑な処理が発生します。
- 医療費控除の計算
- 未収入金の発生
- 徴収金額の消しこみ
そのため、対面での診療費の受け渡しでは金銭のやり取りにミスが生じやすく、現金管理における過不足といったトラブルが発生するリスクがあります。
このような課題に対して、病院向けPOSレジには、診療費を記載した領収書のバーコードを読み取って会計処理を自動化したり、釣銭機と連携して現金授受を正確に行える機能が求められます。
金銭の取り扱いミスを減らすことで、金額確認や精算作業にかかる事務負担を軽減でき、スタッフが本来注力すべき丁寧な患者対応や、申し送り業務に時間を割けるようになります。これにより、接遇の質や業務効率の向上が期待できます。
こうした「会計ミスを防ぐ機能」は、月額コストを抑えられる「スマレジ」でもすべて対応していますので、下記の公式ホームページより資料請求をご検討ください。
機能② 患者データから未収金管理が簡単にできる機能
クリニックでは急な怪我や病気で来られる患者も多く、支払い時に現金などの支払い手段を持っていないという患者もいます。
未収金が増えると、その管理には多くの手間と時間がかかり、結果としてスタッフの業務負担が大きくなりますが、POSレジを導入することで、未収金の情報を管理画面上で一括管理できるようになります。
また、POSレジの顧客管理機能を活用すれば、患者ごとの未収金状況をすぐに確認でき、回収漏れの防止にも効果的です。電子カルテとPOSレジを連携させれば、診療内容や金額情報がリアルタイムで反映されるため、会計時に正確な金額提示が可能となり、未収金発生のリスクも軽減されます。
機能③ 患者の会計待ち時間を短縮する機能
クリニックや病院での課題のひとつが会計時間です。診察が終わったら会計を待ちますが、混み合う時間帯などでは長時間待たされることもあります。
長すぎる待ち時間は患者のストレスにもつながるため対策が必要とされますが、POSレジを導入することで会計業務の効率化が期待でき、待ち時間の短縮化だけではなく、以下のような改善も見込まれます。
- 自動計算機能によるミスの防止
- スタッフの操作負担の軽減
- 電子カルテとの連携によるデータ管理の効率化
- 患者へのスムーズな会計対応化
また、セルフレジやキャッシュレス決済も導入することでさらに効率化が図れますので、POSレジ導入の際は、あわせて検討しましょう。
機能④ 衛生面に配慮できる機能
クリニックや病院に導入するPOSレジを選ぶに当たり、感染リスク対策もあわせて行うべきでしょう。具体的には以下の2つの機能となります。
- キャッシュレス決済
- 自動釣銭機連携
このように、衛生管理が重要な医療現場では、患者との接触を最小限に抑えられる決済機能を備えたPOSレジがおすすめです。
キャッシュレス決済は非接触であることに加え、高額な支払いが発生しやすい医療機関において、顧客からも利便性の高い機能として支持されています。
さらに自動釣銭機と連携することで、現金での支払い時もスタッフと患者の間で直接の受け渡しが不要となり、キャッシュレス・現金いずれの場合でも非接触決済が可能になるため、病院の衛生対策にもなる重要な機能です。
スマレジでは自動釣銭機対応のプランも低価格で用意しております。レンタル形式で費用を抑えて機器を導入することもできますので、詳しくは下記の公式ホームページをご覧ください。
機能⑤ 通院する患者のための予約管理機能
クリニックや病院に導入するPOSレジには、予約管理機能を備えているか、あるいは外部の予約システムと連携できる機能があることが望まれます。
特に、継続的に通院する患者が多い医療機関においては、オンラインで予約ができる仕組みがあることで、患者の利便性が大きく向上します。スマートフォンやパソコンから24時間いつでも予約が可能であれば、電話受付の負担も軽減でき、スタッフの業務効率にもつながります。
こうした利便性の高さは、患者の満足度向上だけでなく、通院の継続率にも良い影響を与えます。
POSレジの中には、標準で予約管理機能を搭載している製品もあれば、外部の予約システムと連携可能な製品もあります。すでに予約システムを運用している場合は、POSレジとの連携可否を事前に確認しておくとスムーズです。
機能⑥ 薬やサプリメントの在庫管理機能
薬を取り扱うクリニックや病院では、在庫管理機能もPOSレジに備えておくべき重要な機能です。
薬やサプリメントといった医薬品の在庫をリアルタイムで把握できれば、適切な発注タイミングを逃すことなく、必要な品物を常に適切な量で確保することが可能になります。また、販売データをもとに人気のある商品や動きの鈍い商品を可視化することで、在庫の最適化に役立ちます。
こうした情報をスタッフがPOSレジ上で簡単に確認できるようになれば、発注業務を属人化させず、誰でも正確に対応できるようになります。
在庫管理機能は、院内で物販を行っているクリニックや自由診療を手がける医療機関はもちろん、調剤薬局においても重宝される機能です。医薬品の在庫は適正在庫を保つことが求められるため、POSレジに在庫管理の仕組みが組み込まれているかどうかは、選定時の大きなポイントとなります。
機能⑦ 電子カルテやレセコンとの連携機能
POSレジを導入する際には、電子カルテや診療報酬明細書を作成するために、「現在使用している医療システム(レセコン)や会計システムなど、基幹となるシステムと連携が可能かどうか」という視点から考えることが大切です。例えば「スマレジ」では以下のようなシステムと連携が可能です。
- 日医標準レセプトソフト
- Medical Recepty NEXT
- BrainBoxV3
- Dynamics
- CLIUS
- M3DigiKar
POSレジを導入する際は、現在使用している医療システムや会計システムと親和性の高いシステムかどうかを、必ず確認しておきましょう。
POSレジの中には同じ会社のサービスしか連携できないなど、他社の機能と連携できない拡張性の低いシステムも多く存在します。また、連携方法も「API」「CSV」などさまざまです。スマレジの連携機能の詳細を確認したい場合は、以下の公式ホームページから資料請求してみると良いでしょう。
このように多くの他社サービス・機能と連携できるPOSレジシステムを選ぶのがポイントとなります。なぜなら、医療システムは高価なシステムが多いため、拡張性のあるPOSを導入するこで、長期的にもコスト削減につながるためです。
POSレジ導入の3つの注意点
クリニックや病院にPOSレジを導入する際に知っておくべき3つの注意点について解説します。
注意点① 病院やクリニックの規模に適したレジを導入すること
クリニックや病院の規模感によって選ぶPOSレジは異なります。「必要な機能がついているのか」「お試しプランや月額費用がどの程度か」などを確認した上で導入するようにしましょう。
「小規模クリニック」に必要なPOSレジとは?
小規模なクリニックは、会計受付のスペースが広くないため、POSレジはコンパクトなものがおすすめです。
さらに、操作性に優れたPOSレジは患者の待ち時間を短縮し、スムーズな会計業務を実現するうえで欠かせません。基本的な医療業務に対応した会計処理や、レシート・領収書の発行が簡単に行えるPOSレジを選びましょう。
まずは、無料プランやお試し期間があり、月額費用も安価なPOSレジが良いでしょう。スマレジも無料プランがあり、有料プランでも月額5,500円から利用できるので、以下の公式ホームページから資料をご請求ください。
「大規模のクリニック」に必要なPOSレジとは?
大規模クリニックでは、高度な機能を備えたPOSレジが必要であり、システム連携の面でも慎重に検討する必要があります。
すでに運用されている電子カルテシステムやレセコン、在庫管理システムとの連携はもちろん、複数の支払い方法に対応し、患者ごとの会計管理を行うことができる柔軟性がPOSレジに求められます。
特に医療機関特有の需要を考慮したカスタマイズ性や、システムの拡張性も重要なポイントとなります。
また、複数のPOSレジが利用されることが想定されるため、データ共有やシステム連携など、複数端末でも効率的に運用できる機能が備えられている点も重要です。
大規模クリニックでは、業務の多様化に伴う複雑なニーズに応えるため、継続的なサポートとアップデートを提供するPOSレジ事業者の選定が必要となります。
注意点②スタッフの負担を考慮する
POSレジを使うのは、クリニックの現場のスタッフです。
経営者が一方的に新しいPOSレジを導入したとしても、スタッフが使いこなせずに業務効率が悪化しては意味がありませんので、POSレジについての意見をスタッフに聞いたりするなど、事前にコミュニケーションをしっかりとる必要があります。
- 導入前にスタッフと話し合いをする
- 導入前に使い方の研修を十分に行う
- 導入後も慣れるまでサポートを継続する
そしてPOSレジ会社には導入前、導入後のサポートが大切です。しっかりサポートをしてくれるPOSレジの事業者を選ぶことが大切です。
注意点③コストを考慮する
特に小規模クリニックにおいては、POSレジの導入コストをできるだけ抑えつつ、医療向けのPOSレジ機能が充実しているものを選ぶ必要があります。
POSレジは、販売する事業者によって料金体系は大きく違いますが、スマレジのような「クラウドシステム」を使うと初期費用も月額費用も抑えることができます。
「スマレジ」にはクリニックや病院向けの機能が豊富にあり、さらに電子カルテやレセコンなどの医療システム連携も可能なため、コストを抑えたい場合は非常におすすめの選択肢です。
クリニック・病院に合ったPOSレジを活用して業務を効率化しよう
クリニック・病院でのPOSレジ導入は、現金の計算ミス防止による業務効率化、感染対策など多くのメリットがあります。
他社のPOSレジと一緒に弊社のスマレジもご検討くださいませ。下記の公式ホームページで資料請求をすることができますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。