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お店ラジオ 2023/01/18 2024/03/14

“エンタメパン屋で地方創生を実現したい!“ 巧みなFC支援が今後もエンタメパン屋を大きくする

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「お店ラジオ」は、店舗経営にまつわるトークラジオ番組です。小売店や飲食店など各業界で活躍するゲストをお招きし、インタビュー形式でお届けしています。この記事は、InterFMで毎週日曜日にお送りしている「お店ラジオ」で放送された内容を未公開放送分も含めて再編集したものです。

今回のゲストは、北海道でパン屋をオープンし、現在は全国に「小麦の奴隷」のFCを展開する株式会社 こむぎの の代表取締役社長の橋本玄樹さんです。北海道でパン屋の開業するに至った経緯や、FC展開についての戦略などをお送りします。

第1回は小麦の奴隷の成り立ちや、SNSをうまく利用して地方で成長させてきた体験についてでした。
第2回は、冷凍生地によって可能になった小麦の奴隷独自のビジネスモデルについてや、FC展開する際のSNSの絡め方についてを伺いました。
第3回の今回は、FC展開・支援の方法や、代表橋本さんの“エンタメパン屋”を通して地方創生に貢献する考えについてです。

この記事の目次

  1. 沖縄県でも訪問販売で大繁盛!
  2. 継続的なFC支援とコミュニティづくり
  3. 「エンタメパン屋」で地域を盛り上げたい
  4. 堀江貴文さんからのメッセージ

 

沖縄県でも訪問販売で大繁盛!

第2回で紹介した茨城県の店舗以外に、沖縄にも上手くいっている店舗があります。

沖縄は日本で暑い日が一番多い場所です。基本的には暑いとパンは売れないですが、こちらも月に300万円以上の売り上げを維持しています。
現在は訪問販売に力をいれていて、売り上げもかなり上がってきており、訪問販売で1日に10万円を売り上げたこともあります。

さらにこの店舗のすごいところは、以前買っていただいたお客様への訪問販売は継続していくわけですが、“何月何日にいくら売りました”という情報をGoogleマップにマッピングをし、店舗内で共有していることです。

お客様に「次はクリームパンが欲しい。」と言われた場合、その情報をマッピングしておけばお客様のニーズを共有することができますので、販売するスタッフが変わっても機会をロスすることはありません。そして、訪問販売で継続して買っていただくことができ、ロイヤルカスタマーになっていきます。

このように、全国的にはバラツキはあるものの、工夫しながら、あの手この手で頑張って営業努力をされている店舗は結果が出ています。

 

継続的なFC支援とコミュニティづくり

研修が終わった後も、月に1回はFCの店長とミーティングを行っています。
ミーティングでは、私と堀江さんでZOOM講座を行います。最近は、小麦の価格の原材料の高騰理由や世の中で起こっている事など、値上げの必要性を理解していただくための講義を行いました。

値上げの必要性を店長に理解していただいたうえで、例えばカレーパンなど税込250円の商品を290円に、330円の商品を390円に値上げしていただきましたが、売上に大きな影響はなかったのではないかと思います。

また、店長ミーティングは様々なコミュニケーションツールを使って行っています。
その一つはLINEグループで、店長だけが入れて経営の相談などができるグループを作っています。グループの中には堀江さんもいらっしゃって、議論に参加していただいています。必要な時には、堀江さんからかなりのスピード感でレスを返していただけます。

各地域の店長から、“カレーパンの中身を変えてあんことバターを入れたものを包んで、食感はザクザクしたものはどうか”など、グループ内には自由にアイディアが飛び交っています

FC本部とFC加盟店が1対1でコミュニケーションをとると、本部としてもかなりのコミュニケーションコストがかかってきます。ですが、このようにLINEグループを作る事で、コミュニケーションコストはかなり下がりますし、アイディアもどんどん出てくるようになります。

さらに、オーナーさん同士の横の繋がりも強くなっていきます。例えば、研修が一緒だった店舗さん同士や近い店舗さん同士で売上を上げる取り組みを行っていることもあります。

 

「エンタメパン屋」で地域を盛り上げたい

私は「小麦の奴隷」はエンタメパン屋であると言っています。
具体的には、パンの名前などを「ピザピザピザ膝」のように、少しふざけた名前にしています。昔、京都にそういう面白いネーミングのパフェを出しているカフェがあったのがヒントになっており、各店舗でいろいろなアイディアを出して楽しんでいただいています。

“自分が楽しむこと、そして、お客さんに楽しんでいただくことがエンタメパン屋だ”ということを常々言っています。

こうした自分たちが楽しむという姿勢は、採用の面にも影響しているように思います。
最近は求人媒体以外にも、SNSなどを見て求人に応募する場合の方が多いと思います。
楽しそうなエンタメパン屋の取り組みをSNSで拡散することで、採用にも繋がっているのではないかと考えています。

DIYで、内装と販売エリアと外装は全て自分たちで塗ったりするのもエンタメの1つです。そういった過程をSNSで発信しプロセスを共有することで、お客様と一緒に作った感もでてきます。それがストーリーマーケティングになり、ファンを増やし、クラウドファンディングでの大きな成果にもつながります。

私にとってお店は、地域を盛り上げる装置だと考えています。自分で楽しんで、お客さんに楽しんでいただく、これがエンタメパン屋だと思います。地域におしゃれで楽しいエンタメパン屋があることで、人も集まり、地域が盛り上がっていきます。

 

堀江貴文さんからのメッセージ

今回、「お店ラジオ」に出演させていただくにあたって、堀江貴文さんからメッセージをいただいておりますのでご紹介させていただきます。

「堀江貴文です。この小麦の奴隷というのは、冷凍生地を使ったパン屋のフランチャイズチェーンでございます。なぜ冷凍生地を使うといいかというと、昨今の冷凍技術・ロジスティックス配送技術の進化により、ほとんど生のパン生地をお店で作るのと変わらないクオリティで、製造および輸送ができるようになりました。大量生産ができると、それだけハイクオリティな小麦粉をブレンドして使えます。

もう一つのメリットは、食パン・あんぱん・メロンパンなどはそれぞれの生地のブレンドが違うのですが、冷凍ストックさえあればいろんな種類のパン生地をいちいち作らなくてもいい。その日の需要に応じて必要な生地を解凍して焼くことで、リードタイムを短くできます。パン作りで一番難しいのは生地を作るところですからね。

このように、職人さんいらずの仕組みが出来上がっており、地方でそんなにスキルがなくてもパン屋を開業することができます。このパンの業態は非常にポテンシャルがあると思いますので、ぜひフランチャイズ加盟を検討されてはいかがでしょうか。」

 

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執筆 アキナイラボ 編集部

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