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店舗運営 2021/09/01 2023/10/11

【徹底比較】飲食店におすすめのレジとは?操作方法・使い方をチェック

飲食店を開業するとき、必ず用意しなくてはならないアイテムがレジです。軽減税率に伴いレジを買い替えたという飲食店も多くありますが、実際に使い勝手が良くなかったという声もあがっています。

しかし、レジを適当に選んでしまうと、作業に時間がかかりスムーズに業務がこなせなくなってしまうため、注意が必要です。

この記事では飲食店に置くレジについて種類や機能、選び方などを徹底解説します。レジを初めて購入する人や、買い替えを検討している人はぜひ参考にしてください。

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この記事の目次

  1. レジの種類は主に4つ!メリット、使い方、料金の比較
  2. 飲食店が重視したいレジの機能
  3. 業態別のレジの選び方
  4. 飲食店におすすめのPOSレジ3選
  5. 飲食店がレジを導入する際に受けられる補助金とは?
  6. 飲食店にレジは必要不可欠!各システムの特徴を理解してぴったりなレジを購入しよう

 

レジの種類は主に4つ!メリット、使い方、料金の比較

レジには多くの種類がありますが、基本的には「レジスター」「POSレジ」「タブレットレジ」「タブレットPOSレジ」の4つに分類できます。ここでは、各レジの特徴や操作方法、価格相場などについて紹介します。

 

レジスター

・レジスターの特徴
会計に必要な機能だけが備わっているシンプルなレジが「レジスター」です。レジスターは飲食店だけではなく小売業でも使われており、一般的に「メカレジ」や「ガチャレジ」と呼ばれています。一般的には、現金を保管するキャッシュドロアと、領収書を印刷するプリンターが搭載されています。

・メリット
レジスターはボタンが少なく、操作が簡単というメリットがあります。そのため、初めてレジを扱う人や使い慣れていない人でもすぐに対応できます。

・操作方法や使い方
操作方法は、部門キーを押して商品カテゴリーを決め、その部門別の商品を登録していく流れになります。決済時はバーコードリーダーで商品をスキャンし、合計金額を押すと金額が表示されます。

・費用(料金)の相場
レジスターは比較的安価で、2万円~数万円程度が相場です。小規模な店舗であれば、レジスターの機能だけでも十分満足できるでしょう。一方で、手打ちによる操作のため、打ち間違いのミスが発生することが多いです。会計をなるべく正確にしたい人には、おすすめできません。

 

POSレジ

・POSレジの特徴
POSレジのPOSとは「販売時点情報管理」を意味します。POSレジは、決済を行った段階で売上や在庫データが記録され、いつでも情報が引き出せるシステムです。このPOSシステムが備わったものが「POSレジ」です。形はレジスターと似ていますが、ボタンの数や機能が多いのが特徴です。

・メリット
POSレジはバーコードの読み込み機能が付いているため、誤入力のリスクを減らすことができます。また、レジの使用ログが残り、会計作業を行った人が明確になるため、レジの不正もなくなります。

他にも、開店後の伝票や在庫との確認作業を円滑にするため、店舗の大小に関わらずおすすめです。

・操作方法や使い方
基本的には、バーコードを読み取るだけの簡単操作です。

・費用(料金)の相場
POSレジは機能によって価格は様々ですが、導入するにあたり60万円~100万円以上のコストがかります。中には数百万円以上するものもあり、性能が高いほど値段も高くなります。

 

タブレットレジ

・タブレットレジの特徴
タブレットレジは、会計のみ行うシンプルなレジです。iPadなどのタブレット端末にレジの機能をインストールして使用するため、インターネット環境が必要になります。POS機能はついていないため、売上管理や在庫管理、商品データの分析はできません。

・メリット
周辺機器と無線で通信するため、持ち運びが可能です。そのためテーブルで注文を承ったり会計を行うこともできます。また、レジを置くスペースも取らないことも大きなメリットです。

・操作方法や使い方
iPadなどのタブレット端末にレジ機能をインストールして使用します。タッチパネル式でスマホを操作する要領で使えるため、誰でもすぐに扱えるのが特徴です。

・費用(料金)の相場
POSレジは機能が豊富なため費用が高くなりがちでした。一方でタブレットレジは、POSレジの主な機能を兼ね備えている上に、5万~20万円程度と比較的購入しやすい価格となっています。

 

 

 

タブレットPOSレジ

・タブレットPOSの特徴
タブレットPOSレジは、タブレットレジにPOS機能が追加されたレジです。タブレットでPOS機能が使えるため、POSレジの中でも注目度の高いシステムとなっています。

・メリット
持ち運びが便利な上に、売上管理や在庫管理、売上分析などの機能も備わっています。また、タブレットレジと同様に、レジを配置するスペースを節約することもできます。導入コストもPOSレジに比べ安価です。

・操作方法や使い方
タブレットPOSレジは周辺機器と組み合わせて自由にカスタマイズができます。周辺機器は、例えば下記のようなものがあります。

  • レシートプリンター
  • バーコードリーダー
  • カスタマーディスプレイ
  • 自動釣銭機

これらにネットワーク機器を接続することでPOSレジとして使用できます。

・費用(料金)の相場
タブレットPOSレジは端末代込みで5万円〜20万円が相場のため、POSレジと比べても導入がしやすいです。またiPadなどのようなタブレットレジは、初期費用や月額費用が無料で導入できます。月額費用が必要な場合でも1万円程度のため、ランニングコストも抑えられます。POSレジを導入したいが出費も抑えたいという方に大変おすすめです。

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飲食店が重視したいレジの機能

一口にレジの機能といっても「何の機能が必要なのか?」という声も多く、実際に安価なレジを導入したために、機能が不足していたという飲食店もあります。そこで、ここからは飲食店が重視したいレジの機能を7つ紹介していきます。

 

顧客管理

顧客管理機能とは、顧客の名前や会員番号、電話番号といったデータを登録できる機能です。この機能を使うことで、顧客の購買履歴や購入金額が確認できます。

さらに、専用アプリを使い、収集したデータを用いて顧客分析を行うことも可能です。また分析機能だけではなく顧客情報を管理することで、誕生日にクーポンを配信するといった細やかなサービスも提供できます。顧客管理機能が使いこなせれば、お客様の満足度が向上し、リピート率も高まるでしょう。

 

セルフオーダーシステム

セルフオーダーとは、テーブルにタブレット端末などを設置し、お客様自身がタッチパネルを操作して注文する機能です。この機能があれば、店員を呼んでもすぐ来ないといった不満が解消され、満足度アップに繋がりやすくなります。

また、ピーク時の対応やオーダーミスによるクレームが減るため、スタッフの負担も軽くすることができます。さらに、オーダーを取る必要がないため、フロアスタッフの人数を減らすことができ、人件費削減につながります。

セルフオーダーシステムはお客様だけではなく、従業員やオーナーにとってもメリットの大きい機能です。

 

予約管理

予約管理の機能があると、電話やネットの予約をまとめて管理できます。予約の取りこぼしを防ぎ、1日の予約状況をすぐに確認できるようになるでしょう。また、予約対応が無くなるのもメリットの一つ。他の業務に注力できます。

 

クレジットカード決済機能

大手チェーン店はもちろん、個人経営の飲食店でもよく導入されているのがクレジットカード決済機能です。クレジットカードを使うと支払いが楽になるだけではなく、クレジットカードのポイントが貯まったり、カード会社独自のサービスが受けられたりと、お客様側にもメリットが多くあります。

もちろん、店側にも会計時の手間が省ける・現金での計算ミスが減らせます。

 

ポイント決済機能

ポイント決済機能も考慮したい機能の一つです。この機能は、例えば楽天ポイントやdポイントといった全国で使えるポイントを付与してくれます。

 

売上の集計・分析

売上を改善するにあたって、集計や分析は欠かせません。この機能があることで、商品が売れる時間帯や売れ筋商品などの分析ができます。新しいメニューの開発に活かすのに役立つでしょう。

アプリケーションよっては、ABC分析やトレンド分析などの高度な分析も簡単に行えます。業績が伸び悩む状況に備えるためにも、売上の集計や分析機能があるレジを導入しておくと良いでしょう。

 

多店舗管理

多店舗管理機能を活用すると、1つのアカウントで複数の店舗データを管理することが可能になります。全店舗の売上や在庫、人員を把握することができ、売上アップやコスト削減につながるでしょう。

店舗ごとに分けて分析を行うのは、非常に手間がかかります。だからこそ、複数店舗を経営している方やこれから複数店舗を経営したいと考えているのであれば、多店舗管理機能が欠かせません。

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業態別のレジの選び方

飲食店といっても、店舗型や移動販売、デリバリー専門など色々な種類があります。そこで次に、

  • 個人で経営している小規模飲食店
  • 他店舗展開している飲食店
  • テイクアウトやデリバリーに対応している飲食店
  • 移動販売をしている飲食店

業態別に、それぞれのレジの選び方について紹介します。

 

個人で経営している小規模な飲食店

個人で経営している小規模な飲食店にはレジスター、あるいはPOSレジがおすすめです。レジスターは単純な会計計算をするだけのレジとお伝えしましたが、裏を返せば、単純な作りなので価格が安く、小規模な飲食店に向いているといえます。

お客様が多く来店し、回転率の良い小規模飲食店であれば、正確で操作が簡単なPOSレジの導入を検討してみると良いでしょう。

 

多店舗展開している飲食店

多店舗展開している飲食店はPOSレジもしくはタブレットPOSレジがおすすめです。レジの種類でも紹介したように、売上管理や在庫管理、顧客管理などリアルタイムで行えるのがPOSレジのメリットです。

POSレジを導入すれば、店舗ごとに売上や客層、ピーク時の回転数を把握することができ、お客様満足度の向上や売上アップ、経費削減を目指せます。

 

テイクアウトやデリバリーに対応している飲食店

多店舗展開している飲食店同様に、テイクアウトやデリバリーに対応している飲食店でもPOSレジ、もしくはタブレットPOSレジの導入がおすすめです。テイクアウトやデリバリーでは、商品の提供スピードが重要なので、バーコードスキャンが可能なPOSレジを活用することで時間短縮につながります。

また、タブレットPOSレジであればiPadなどの端末をそのままレジ端末として利用でき、レジの導入費用も抑えられます。

 

移動販売をしている飲食店

キッチンカーのように移動販売をしている飲食店では車内のスペースが少ないため、タブレットPOSレジがおすすめです。タブレットPOSレジはコンパクトで置き場所もとらないため、移動販売のレジに最も適しています。

テイクアウトに対応している店舗同様に、移動販売をしている飲食店でも提供スピードが重視されています。会計処理をすばやく行うことができるPOSレジを使えば、レジ待ちを解消でき、顧客満足度アップにつながります。

 

飲食店におすすめのPOSレジ3選

ここまでレジの種類や機能、選び方について紹介してきました。

次に、POSレジの中でも注目度の高い最新レジ「スマレジ」「ユビレジ」「ワンレジ」の3つを紹介していきます。

 

スマレジ

https://smaregi.jp/

【スマレジの特徴】

  • グッドデザイン性を受賞したシンプルで使いやすい画面設計
  • 各種決済、飲食系外部サービスとの連携が充実
  • オーダーエントリー、モバイルオーダー、セルフレジ対応
  • 売り上げ分析機能が13種類
  • キッチンカーなどオフラインでも使用可能
  • 無料から利用可能
  • サーバ稼働率99.95%を保証しており、システムが非常に安定している

【スマレジの基本価格】
スタンダードプラン  1店舗当たり月額0円(初期費用0円)

スマレジはiPad・iPhone対応型のPOSレジで、高機能でシンプルな操作性で人気です。1店舗のみの販売管理、売上分析からオーダーエントリーシステムを含む飲食店プランまで、ニーズに応じて幅広く対応しています。サービスは初期費用・月額ともに0円から利用できます。各種キャッシュレス決済とも連携可能で、飲食店向けのコースではセルフオーダー機能など必要な各機能を高水準で備えています。

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ユビレジ

ユビレジもタブレット型のPOSレジの一つです。iPhoneやiPadにアプリをダウンロードすることで注文の管理、キッチン伝票の印刷、テーブルの空席管理、会計処理といった機能が搭載されています。

キャッシュレス決済やポイント機能はもちろん、男女別、年代別、カップルや家族連れなどのタグを設定することで時間帯による客層など細かな情報が分かり、経営戦略に活かすことができます。

 

ワンレジ

ワンレジは飲食店に特化したPOSレジです。シフト管理や人件費、売上高、仕入、原価、棚卸など飲食店で使われる項目を備えており、居酒屋・焼肉店・カフェ・レストラン・和食などあらゆる飲食店に柔軟に対応できます。

 

飲食店がレジを導入する際に受けられる補助金とは?

最後に、飲食店がレジを導入する際に受けられる補助金「IT導入補助金」「働き方改革推進支援助成金」「小規模持続化補助金」の3つを紹介します。導入してみたいけど、費用がネックだという人は、ぜひ参考にしてみてください。

 

IT導入補助金

IT導入補助金とは、中小企業や小規模事業者が自社の課題やニーズに合ったITツールの導入を国がサポートしてくれる補助金です。業務の効率化や売上アップをサポートをねらいとし、経営力の向上や強化を図ります。

対象者の条件は、中小企業・小規模事業者等であることや国内で事業を行っているなどいくつかあるので、詳しくは以下を参考にしてみてください。
IT導入補助金2021

 

働き方改革推進支援助成金

働き方改革推進支援助成金とは、働き方改革に取り組む中小企業や小規模事業者に対して国が助成してくれる制度です。同制度は、労働時間改善の促進を目的としています。

支給対象となる事業者は、労働者災害補償保険の適用事業主であることや、年5日の有給休暇の取得に向けて就業規則を整備していること、労働者に対する研修が行われていることなど、いずれも働き方改革に取り組んでいる中小企業企業が対象となります。

気になる人は、厚生労働省のホームページでチェックしてみてください。
厚生労働省

 

小規模持続化補助金

小規模持続化補助金とは、持続的な経営に向けた経営計画に基づく、小規模事業者等の販路開拓や業務効率化の取り組みを支援する補助金制度です。

同制度の目的は、小規模事業者が働き方改革や被用者保険の適用拡大、賃上げ、インボイス導入等の制度に対応することや、地域の雇用・産業を支える小規模事業者等の生産性向上と持続的発展を支援することです。

支給対象となる事業者は小規模対象であること、持続的な経営に向けた経営計画を策定していること、商工会議所の管轄地域内で事業を営んでいることなどがあげられます。

こちらも、詳しくは公式のページで確認してみましょう。
小規模事業者持続化補助金

 

飲食店にレジは必要不可欠!各システムの特徴を理解してぴったりなレジを購入しよう

今回はレジの種類や選び方、おすすめのPOSレジなどをご紹介しました。

レジにはさまざまな種類があるので、これから飲食店を開業する人やレジの買い替えを検討している人は、各レジの特徴を理解した上であなたの店舗に合った製品を選んでみてください。

例えば、記事中でご紹介したタブレット型のPOSレジである「スマレジ」は、飲食店への導入事例が多数あり、飲食店との相性がよいため検討してみてはいかがでしょうか。

執筆 菊池 勲

複数事業が存在するスマレジの中で、全社横断的にWebマーケティングを展開する事業戦略本部にてマーケティングを担当。 主にオンライン広告の取扱をメイン業務とし、各ベンダー様と共に出稿後のパフォーマンス・予算管理・データ分析および検証に基づくプランニングを担当。

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