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特集 2024/02/15 2024/02/15

【大阪-第4回】2023年11月17日(金)「アキナイラボ」Meetupを開催しました!

スマレジコミュニティのプロジェクトオーナーをしております真鍋です!11月に開催したスマレジユーザー会「アキナイラボ」Meetupの様子をご紹介いたします。

「アキナイラボ」Meetupはお店の運営に関わる人が参加しているユーザーコミュニティ。毎回店舗運営にまつわるテーマを掲げて、みんなで知見をシェアする場です。

Facebookのグループもありますので、興味がある方はぜひ参加してくださいね!

 

「アキナイラボ」Meetup大阪 第4回目は、2023年11月17日にスマレジ大阪本社のセミナールームにて開催しました。

テーマは「自社サービスのブランディングと、お客さんへの顧客体験の創出について」です。

ブランディングと一言に言っても、その領域はとても広く社外だけでなく、社内へも活動が必要です。

各社がどのような対応を行っているのか。スマレジユーザー様である、株式会社パソナ DX統括本部 デジタルプラットフォーム統括部 ITサービスチームの鈴木さん、株式会社イトー ブランドマネージャーの山田さん、スーパーバイザーの岡本さんに、ご登壇いただきました。

 

この記事の目次

株式会社パソナ 鈴木 貴詞さん

ご存知の方も多くいらっしゃるかと思いますが、パソナグループはメイン事業として派遣業の労務管理を行うほか、地方創生事業を全国で展開し、その中でも淡路島には特に力を入れております。

私自身も淡路島に住み、イベント運営や企画などを担当しています。ちょうど先月は誰でも参加できる運動会『UNDOKAI WORLD CUP 2023』の開催も行っていました。

 

淡路島の魅力

淡路島には“天の利”、“地の利”、“時の利”、この「3つの利」があると考えております。

まずは“天の利”、淡路島はとても温暖な気候で食の宝庫とも言われています。海に囲まれているので海産物は豊富ですし、玉ねぎなどの野菜もたくさん採れます。

次に“地の利”、淡路島は4つの空港に囲まれており国内外からのアクセスが良いという利点があります。また大阪・神戸・四国という大きなマーケットに囲まれているのも特徴です。

最後に“時の利”、2025年に開催予定の大阪万博、その後に予定されているIR開発もあり、今後関西が注目されていくタイミングだと考えています。

 

ここでみなさんに一つ質問です。「淡路島」と聞いて何を思い浮かべますか??

1番多いのは玉ねぎ。ただ2番目、となるとみなさん答えが変わってくるんですよ。

私たちはその2番目、3番目に思い浮かべてもらえるような特産物をもっと皆さんに認知してもらえるような取り組みを目指しています

 

淡路島をもっと知ってもらうためのブランディング施策

そういう背景から、パソナグループでは2012年からたくさんのレストランやアトラクション施設を淡路島でオープンしてきました。

2021、2022年には毎年4施設ずつ、飲食店や宿泊施設などをオープンしてきました。今年の2023年には2つの飲食店もオープン。淡路島だけで30店舗以上の飲食店を展開していますが、全て違う業態・形態のお店です。またテーマパーク「ニジゲンノモリ」の運営なども行っており、様々な施設をこの淡路島で行っています。

その大きな理由が、冒頭にもお話した淡路島の魅力をもっとみなさんに伝えていきたい、という想いです。

淡路島で採れる農作物や魚介類、クリア基準のハードルが高い淡路ビーフなどをふんだんに使用した様々な業態の飲食店を通して、淡路島産食材の魅力を伝えていく。

またテーマパークがあることで淡路島へ訪れるきっかけとなり、遊んでいただき宿泊し、また翌日は飲食店で食事をしていただく。これまで「玉ねぎ」のイメージしかなかった淡路島で、私たちの施設を通して様々な経験をしていただくことで新たな淡路島の魅力を発見してもらいたいと考えています。

淡路島で行っている全ての施策自体が、淡路島のブランディング活動に直結しています。

https://www.pasonagroup.co.jp/

 

他社からのリプレイスでスマレジを導入

このように飲食店、宿泊施設、テーマパークなど様々な施設を運営しているため、飲食・物販・ECを一元管理可能なレジシステムの導入を2年前に検討することになりました。

元々は施設ごとに他社の製品を使用していたのですが、主要な7製品のレジの比較を行い、多角的なビジネスを展開している当社にフィットしている点、キャッシュレス対応やRFIDによる在庫管理など、今後の現場ニーズに応えられる機能を備えている点から、スマレジを選定致しました。今後は券売機を導入し、アトラクション寄りな販売にも対応していきたいと考えています。

「淡路島=〇〇」という認知をたくさん広げていきたい、というのは前述の通りなのですが、そのラインナップの中に当社の事業が一つでも入ることができれば、ブランディングとしてはまずは成功と考えています。

ただデジタルにこだわりすぎず、利便性を重視した取り組みを今後は模索したいと思います。

淡路島に来てくださった方々に楽しんでいただき、その方たちがリピートしてくださるよう、おもてなしの精神を忘れずに、今後も事業展開を行っていきたいです。

 

株式会社イトー 山田 陽介さん、岡本 一馬さん

当社WHATNOT HARDWEAR STORE(以下、WHS)は2018年に兵庫県三木市にオープンした、DIY・アウトドア関連のセレクトショップで、”LIFE WITH TOOLS”をテーマにDIY工具やアウトドア商品の販売を行っています。

商品の販売以外にも、DIYの相談や商品企画から開発まで幅広く行っており、”モノづくり”に特化したDIY/アウトドアショップです。

お店に来てもらうとわかりますが、色々な商品がところ狭しと並んでおり、ディスプレイとしてスタッフの私物もたくさん置いているため間違って商品ではないものもレジに持って来られるお客様もいたりと、店内はバラエティに富んでいて、ワクワクするような展示を心がけています。

“道具を身近に”をミッションに、経営自体は6名と少数精鋭で行っています。

会社としては、親会社として「株式会社イトー」があり、こちらは全国のホームセンター向け卸商社 BtoBをメインに事業を行っており、私たちWHSは店舗事業部として主にBtoCの領域を担当しています。

ですので、まずは道具自体を手に取ってもらうために“商品”、“体験”、“価値創造”の3つをテーマに廃材を使ってワークショップしたり、アップサイクル文化を作るような取り組みをしたり、また2020年からはブランドコンセプトを体現する自社ブランド「WHATNOT」を作りアウトドアとDIY、両方で商品展開を行っています。

https://whatnot.jp/

 

SNSは最強のセールスマン

私たちは6人という少ないリソースで運営を行っており、いわゆるセールス担当が不在のため、認知拡大のためにSNSを使用しています。

“ブランドを見込み客の脳裏に焼き付けたい”という目標を立て、視覚での情報伝達に有効なInstagramを選定し、アカウント開設から数年で6.4万人(2023年11月現在)のフォロワー数を獲得することに成功しました。

投稿を見ていただくとわかると思いますが、“かっこいい”はいらない、“かわいいね”と可愛がってもらえるような投稿を心がけています。

スタッフのみんなが濃いキャラということもあって、みんなのキャラクターを全面に押し出した内容にしており、中でも女性に人気なのが“欲しがりシリーズ”。WHSのスタッフが自社の新商品を愛するあまり、持ち逃げしてしまうという構成です。商品の魅力を伝えながらも、見た人がクスッとしてくれるのを目指して運用しています。

 

“面白い”だけで終わらない、販売のサイクル

Instagramのフォロワー数が徐々に増えると、ECサイトでの売上が伸び、実際にお店に来てくださった方が増え始めました。

「いつも投稿を見ていて、いつか実際に店舗に来たいと思っていました!」と遠方からお越しくださる方も。Instagramでコンテンツ訴求を行うことでECサイトの販売が伸び、商品を買う中で、いつかこの商品が売っている実店舗に行ってみたい、というサイクルを作ることで“ブランドを見込み客の脳裏に焼き付けたい”を体現できているのではないかと思っています。

 

何を訴求するか、にスマレジのデータを活用

Instagramでアップした商品が売れる、というサイクルが出来るとInstagramにどの商品をアップするかが、とても重要になってきます。

そこで売上の動向などデータ分析出来るスマレジを導入し、販売戦略の立案時に活用しています。導入したことで高度な在庫管理が可能となり、Instagramに投稿して販売数がアップしたものの、在庫がなくなり販売の機会損失が発生する、というミスがなくなりました。何より実店舗とECサイトでの在庫数が一元で管理でき、データに基づいて“攻めの在庫管理”が可能になりました。

店舗は兵庫県の三木市に構えているため都心部からは距離がありますが、それでも来てくださるお客様のためにも、今後も充実した店舗作りを行っていきたいと考えています。

 

ユーザー会を終えて

今回大阪で4回目の開催となりましたが、本当にたくさんの方にお越しいただき、セミナールームは満席…!

参加者の皆さん、本当にありがとうございました。

次回の開催が決まり次第、Facebookのグループでシェアしますので、登録がまだの方や興味のある方は是非グループにご参加ください!

執筆 横山 聡

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