Powered by

Home レジ 安いPOSレジはどれ?人気の高いPOSレジの費用や料金を徹底比較

レジ 2022/11/04 2024/03/29

安いPOSレジはどれ?人気の高いPOSレジの費用や料金を徹底比較

POSレジは種類が多く、導入コストや月額料金は製品によってさまざまです。POSレジの導入を検討しているなら、なるべく安く利用できるものを選びたいですよね。

本記事では、人気の高いPOSレジの導入費用や月額料金を徹底比較します。「そもそもPOSレジとは?」という人に向けて基本的な情報や導入するメリットも解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

 

POSレジのスマレジは、リアルタイム売上分析や高度な在庫管理なども備え、低コストで導入可能です。


¥0から始められるPOSレジ
幅広い業種に対応 | カンタン操作
詳しく見てみる

 

この記事の目次

POSレジとは

POSレジとは、商品を販売した時のあらゆる情報を収集して管理・分析できるレジのことです。POSは「Points of Sales」の頭文字を取ったもので、「販売時点情報管理」と訳します。販売に関するデータを扱うシステムをPOSシステムといい、POSシステムを搭載したレジをPOSレジと呼びます。

POSレジで会計すると商品の種類・個数・価格・日時・購入した顧客の情報などさまざまな情報を自動で収集・分析し、売上の傾向を簡単に把握できるのが特徴です。

POSレジ導入を検討している方に向けて、「業種別 POSレジの選び方・比較の資料」をご用意しています。無料ダウンロードできますので、ぜひご活用ください!

 

POSレジの種類には何がある?

POSレジは、「ターミナルPOS」「パソコン型POS」「タブレット型POS」の大きく3つの種類があります。それぞれのPOSレジを種類別に解説していきます。

 

ターミナルPOS

ターミナルPOSは、スーパーやコンビニなどに設置された、従来のキャッシュレジスターと同様の大型の専用端末にPOSシステムを搭載したものです。

操作性や耐久性に優れており、一般的な小売店や飲食店でよく見られます。ターミナルPOSは高額な導入費用がかかるものの、長期間にわたり利用されることが多いです。

 

パソコン型POS

パソコン型POSは、その名の通りパソコンにPOSシステムをインストールしたものです。通常のパソコンに特定のPOSソフトウエアをインストールして使用するタイプで、柔軟性が高いのが特徴です。

ターミナルPOSに比べてコストを抑えて導入でき、パソコンを入れ替える場合もPOSシステムをインストールし直せば使い続けられます。

 

タブレット型POS

タブレット型POSは、iPadなどのタブレット端末にPOSアプリをインストールしたものです。パソコン型POSと同様にコストを抑えて導入でき、使い慣れたタブレットやスマートフォンのようにタッチ操作で簡単に使えるのがメリットです。

また、手軽さと移動性も魅力で、場所を選ばずに使用できるため、ポップアップストアや移動販売などでも活用されています。直感的な操作性も高く評価されています。

 

POSレジの主な機能

POSレジにはさまざまな機能がありますが、主な機能としては以下が挙げられます。

  • 売上データの収集
  • データ分析
  • 在庫管理
  • 顧客管理

 

売上データの収集

POSレジで会計をすると、販売した商品の種類や個数、価格や日時などあらゆる情報がリアルタイムで収集されます。人力で売上データを集める必要がなくなるため、工数削減につなげることも可能です。

この機能を使うことで、店舗のオーナーはいつでも最新の売上情報にアクセスできるようになり、売上高、人気商品、販売トレンドなどの重要なデータを把握することができます。売上データを正確に素早く収集することは、店舗運営の戦略決定に大きく役立つでしょう。

 

データ分析

収集したデータを分析する機能もあり、収集した売上データを基に詳細に分析することが可能です。この分析により、店舗オーナーは時間帯や曜日、月ごとの売上傾向や売れ筋商品・死に筋商品、顧客層ごとによく売れる商品などを把握することができます。

POSレジの種類によっては、店舗経営に役立つ分析結果をグラフなど分かりやすい形で表示してくれるものもあります。効果的なデータ分析は、商品の価格設定、在庫管理、プロモーション戦略など、ビジネス運営のさまざまな側面で役立ちます。

 

在庫管理

在庫管理機能を備えたPOSレジでは、売上データと連動して在庫状況をリアルタイムで自動更新されます。この機能により、商品の過剰在庫や在庫不足を防ぎ、適切な在庫レベルの維持が可能になります。

また、需要予測に基づく在庫の補充や、不動在庫の削減など、効率的な在庫管理を実現します。

 

顧客管理

ポイントカードの発行や会員登録などで取得した顧客情報を管理する機能を搭載したPOSレジもあります。顧客ごとに購入履歴やポイントの発行などが可能で、ひとりひとりの顧客に合わせたアプローチが可能です。

 

POSレジのスマレジは、リアルタイム売上分析や高度な在庫管理なども備え、低コストで導入可能です。


¥0から始められるPOSレジ
幅広い業種に対応 | カンタン操作
詳しく見てみる

 

POSレジの周辺機器

POSレジを導入する際、併せて使用することが多い周辺機器を紹介します。

POSレジ提供会社によって周辺機器ごとにも料金が発生するため、必要な場合は予算に収まるか確認するとよいでしょう。

 

レジプリンター

レジプリンターは、販売時の取引詳細を顧客や店舗側に提供するレシートを印刷するための周辺機器です。熱転写やインクジェット技術を用いたモデルが一般的で、迅速かつ静かな印刷が可能です。

また、電子メールでのレシート送信に対応する製品もあり、ペーパーレス化へのニーズに応えています。小売店や飲食店など、幅広い業種での導入が見られ、取引の正確性と効率性を高める役割を担っています。

 

キャッシュドロア

キャッシュドロアは、現金、小銭、紙幣、場合によってはチェックや領収書などを安全に保管するための引き出し型の装置です。通常、POSレジシステムと連動しており、販売取引時に自動で開く設定が可能です。

セキュリティを高める鍵付きモデルや、店舗のレイアウトに合わせて選べるサイズのバリエーションがあります。現金取引が多い業態での現金管理の効率化とセキュリティ向上に貢献します。

 

自動釣り銭機

自動釣銭機は、現金での支払い時に顧客から受け取った金額と購入額を自動で計算し、正確な釣銭を迅速に提供する機器です。ヒューマンエラーを減らし、会計処理の速度を上げることができるため、顧客満足度の向上にもつながります。

特に、現金取引が多い小売店や飲食店での導入が推奨されており、効率的な現金管理と顧客サービスの質の向上に寄与します。

 

レジバーコードリーダー

レジバーコードリーダーは、商品に付けられたバーコードを読み取り、商品情報をPOSシステムに自動入力するための周辺機器です。手動での商品入力作業を省略できるため、会計時の作業効率が大幅に向上します。

有線タイプやワイヤレスタイプがあり、使用する店舗のニーズに応じて選択できます。スーパーマーケットやアパレル店など、多様な商品を扱う小売店での導入が一般的です。

 

POSレジを導入するメリット

POSレジを導入すると、以下のようなメリットがあります。それぞれのメリットについて解説していきます。

  • 多店舗のデータを一元管理できる
  • レジ作業のミス防止につながる
  • 業務を効率化できる
  • キャッシュレス決済を導入しやすくなる

 

多店舗のデータを一元管理できる

販売データをクラウド上に保存できるPOSレジなら、多店舗の販売データを一元管理でき、本部や外出先などどこからでもリアルタイムで売上状況を把握できます。

従来、各店舗で個別にデータ管理を行っていた場合、集約するのに時間と手間がかかり、データの鮮度も落ちがちでした。しかし、POSレジシステムを活用することで、リアルタイムでデータを集約し、全店舗の売上動向や在庫状況を瞬時に把握することが可能になります。

店舗間の在庫移動などを登録できるPOSレジもあり、多店舗経営がしやすくなるのがメリットのひとつです。

 

レジ作業のミス防止につながる

POSレジを導入することで、レジ作業におけるミスを大幅に減らすことができます。従来の手動入力に比べ、バーコードスキャンやタッチパネル操作による自動化は、入力ミスを劇的に削減します。

これにより、誤った価格設定や計算ミスによる売上の損失を防ぎ、顧客からの信頼を損なう事態も避けられます。

クーポンやポイントシステムの自動適用の実施も可能な上、販売の履歴がデータとして残るため、レジ締め作業の手間も軽減されるでしょう。

 

業務を効率化できる

POSレジを導入することで、販売データの自動集計により売上報告や在庫管理が容易になります。

また、売れ筋商品の分析や顧客の購買傾向の追跡も容易になり、日々の業務を大きく効率化します。

業務を効率化した分、お客さま対応に時間をかけたり、適切な人員配置で人件費を削減したりできます。

 

在庫切れを防げる

POSレジの導入は、在庫管理を大幅に改善し、在庫切れを防ぐ上で非常に効果的です。

POSシステムは販売される商品ごとにリアルタイムでデータを記録し、在庫状況を常に最新の状態に保ちます。これにより、売れ筋商品の在庫が不足しないよう効率的に補充を行うことができます。

さらに、過剰在庫を避けるためのデータも提供してくれるため、在庫管理の効率化だけでなく、不必要なコストの削減にも寄与します。結果として、在庫切れによる販売機会の損失を最小限に抑え、顧客満足度の向上にも繋がります。

 

顧客満足度の向上に繋がる

POSレジを導入することは、顧客満足度の向上に直接繋がります。スピーディーで正確な会計処理ができるため、顧客の待ち時間を短縮できることはもちろん、人的ミスがなくなるためクレームも大幅に減少するでしょう。

さらに、POSシステムによる詳細な顧客データの収集と分析は、顧客の購買傾向や好みを理解するのに役立ちます。これにより、顧客ごとに合わせた接客ができます。

顧客のニーズに応えることで、リピーターの獲得や口コミによる新規顧客の拡大にも繋がるでしょう。

 

キャッシュレス決済を導入しやすくなる

POSレジは、クレジットカードや電子マネーといったキャッシュレス決済に対応しているものも多くあります。決済端末1台で複数の決済方法に対応できるものもあり、簡単にキャッシュレス決済を導入できるのもメリットです。

 

POSレジを導入するデメリット

POSレジを導入する際には、以下などの点に注意しておきましょう。

 

初期費用と月額費用がかかる

POSレジは導入コストと月々の運営コストがかかります。ターミナル型POSシステムの場合、導入費用は数十万円から数百万円と幅広く、加えてソフトウエアのライセンス料や月額使用料が必要になるケースが多いです。

これらの費用には、システムの維持管理費やアップデート費用も含まれていることが一般的です。特に、中小企業や個人の店舗にとって、こうした大きなコストは運転資金に影響を与える可能性があるでしょう。

アプリを入れるだけで使用できるタブレット型のPOSレジなど、低コストで導入できるPOSレジもあるため、自社のビジネスモデルや資金繰りに合わせて選定することが大切です。

 

ネットワーク環境を整える必要がある

クラウドベースのPOSレジを利用するには、安定したネットワーク環境が必要です。

これは、データの処理や保存、システムの更新などがオンライン上で行われるためです。高速で信頼性の高いインターネット接続を確保するためには、追加のインフラ投資が必要になることがあります。

また、特に地理的に不利な場所に店舗を構えるビジネスでは、質の高いインターネットサービスの提供が難しいこともあり、これが導入の障壁となることがあります。

ただし、オフラインでも会計業務はでき、オンライン接続時にデータを同期できるPOSレジもあるため、不安な場合はオフラインでも動作できるか確認するとよいでしょう。

 

停電時は使えない

多くのPOSシステムは電源を必要とし、停電が発生すると使用できなくなるというデメリットがあります。

これは災害時や停電時には深刻な問題となります。バックアップ電源やジェネレーターを設置することでこの問題をある程度は解決できますが、それには追加の費用がかかります。

また、システムがダウンしている間、売上機会の損失や顧客サービスの低下が発生する可能性もあります。ただし、タブレット型のPOSレジなど充電式の端末であれば、すぐに利用不可になるのではなく、充電がある間は機能する場合もあります。

 

POSレジの選び方

POSレジを選ぶ際は、以下の点に注目するとよいでしょう。

 

低コストで導入できる

POSレジの導入にあたり、コストは重要な検討ポイントです。低コストで導入するためには、初期投資だけでなく、運用コストも安くなるよう考慮する必要があります。

例えば、タブレットなどで使用できるクラウド型POSシステムは、高価なハードウエアを購入する必要がなく、定額のサブスクリプション料金で利用できることが多いです。

また、導入するPOSレジの機能が店舗運営に本当に必要なものかどうかを見極めることもコスト削減につながります。不必要な機能による余計なコストを避け、最小限かつ効率的に運用できるシステムを選ぶことが賢明です。

さらに、将来的に業務拡大やシステムのアップグレードが必要になった際のコストもあらかじめ把握しておくことが大切です。

 

必要な機能が備わっている

POSレジを選ぶ際には、店舗運営に不可欠な機能が備わっているかを確認することが必要です。具体的には、売上管理、在庫管理、顧客管理、そしてキャッシュレス決済のサポートなど、基本的な機能が揃っていることが望ましいです。

さらに、自店舗の業態に応じて、予約管理や配達サービスの管理など、特有のニーズを満たす機能があるかも重要な判断基準です。また、データのリアルタイム分析やレポーティング機能が充実していると、より戦略的な店舗運営が可能になります。

これらの機能を総合的に検討し、将来のビジネスの拡大や変化にも柔軟に対応できるPOSシステムを選択することが重要です。

 

カスタマイズ性が高い

POSレジを選ぶ際、カスタマイズ性の高さにも注目しましょう。カスタマイズ性を重視することで、ビジネスの成長に合わせてPOSシステムを進化させることが可能になります。

店舗運営を続けるにつれて、必要な機能も変化していきます。カスタマイズ性が高いPOSシステムを選択すれば、将来的にビジネスモデルの変更や拡大に柔軟に対応できるようになるでしょう。

また、ユーザーインターフェースのカスタマイズが可能であれば、従業員がより効率的に作業できるよう設定することもできます。

 

操作がしやすい

POSレジの操作性は、日々の業務効率に直結します。直感的で理解しやすいユーザーインターフェースは、新しい従業員のトレーニング時間を短縮し、レジ操作中のミスを減らすことに寄与します。

操作が簡単なシステムを選ぶことで、ピークタイムでもスムーズに顧客対応が可能となり、顧客満足度の向上にも繋がります。

タッチ操作や、頻繁に使用する機能へのショートカットキーの設定など、効率的な操作をサポートする機能が備わっているかをチェックしましょう。

 

サポートが整っている

POSレジを導入する際、サポート体制が整っているかどうかも検討するべき基準の一つです。問題が発生した際に迅速かつ的確な対応を受けられるかどうかは、ビジネスの継続性に大きく影響します。

特に、技術的な問題や操作方法に関する疑問が生じた場合に対応してもらえるヘルプデスクや、メール、電話、オンラインチャットによるサポートが利用できると安心です。また、定期的なシステムアップデートや保守サービスが提供されているかも確認しましょう。

サポートが整っているPOSシステムを選ぶことで、トラブル発生時も迅速に対応できるため、日常的に安心して業務を続けることができます。

 

POSレジ導入に利用できる補助金・助成金

POSレジ導入時には、補助金・助成金を利用できる場合があります。

以下に代表的な補助金・助成金の種類を紹介します。申請資格や補助金額などの詳細は、公式サイトで最新の情報を確認してください。

 

IT導入補助金2024

IT導入補助金2024は、中小企業や小規模事業者がデジタルツールやシステム、特にPOSレジシステムのような販売管理システムを導入する際に経済的なサポートを提供するための国の補助金制度です。

この制度の目的は、企業のデジタル化を促進し、経営の効率化および売上の向上を実現することです。

補助金は、最大で導入費用の約50%(通常枠の場合)が支給され、中小企業や小規模事業者がデジタルツールを導入する際の負担を軽減します。

 

業務改善助成金

業務改善助成金は、従業員の労働環境改善や労働生産性の向上を目指す事業者に対して提供される助成金です。この助成金は、POSレジの導入を含む、業務プロセスの効率化や改善に資する設備投資やシステム導入に活用できます。

特に、長時間労働の削減や業務効率の向上が見込まれる場合には、この助成金の対象となる可能性が高まります。

申請する事業者は、具体的な業務改善計画を立て、どのように従業員の労働条件の改善へと繋がるのかを明確に示す必要があります。

 

小規模事業者持続化補助金

小規模事業者持続化補助金は、小規模事業者の生産性向上や販路開拓を支援するための補助金です。

この補助金は、POSレジの導入時にも利用できる場合があります。補助額は通常、補助率が最大2/3で、補助上限は50万円に設定されています。

補助金の対象は業種などによって異なるため、自店舗の営業形態と公式情報を照らし合わせて申請可能か確認してください。

 

ものづくり補助金

ものづくり補助金は、製造業などの事業者が生産性向上や販売力強化を目的とした設備投資に対して、費用の一部を補助する制度です。

POSレジシステムの導入は、販売管理の効率化や顧客データの分析能力向上に直結するため、ものづくり補助金の対象となることがあります。

この補助金を利用することで、事業者はPOSレジ導入に伴うコスト負担を軽減することが可能です。

 

補助金・助成金に関する注意点

補助金・助成金をPOSレジ導入に活用する際、いくつかの注意点があります。まず、各補助金・助成金には対象となる事業者の条件、支援内容、申請期限など、詳細な要件が設定されています。

自社がそれらの条件に合致しているかを事前に確認することが重要です。申請には書類作成や計画の提出が必要となり、これらは時間と労力を要する場合があるため、余裕を持って準備を始めることが推奨されます。

また、補助金・助成金には採択後の報告義務や実施条件が伴うことも多いので、申請前にこれらの義務や条件を十分に理解し、遵守できるかを検討する必要があります。

なお、補助金や助成金は申請すれば必ず支給されるものとは限りません。資金調達の際にはその点も念頭に入れて準びを進めましょう。

 

POSレジの価格相場

POSレジの価格は、種類によって大きく異なります。POSレジのタイプ別にそれぞれの価格相場を解説していきます。

 

ターミナルPOSの価格相場

専用機器を購入する必要があるターミナルPOSの価格相場は、1台あたり20〜30万円です。場合によっては、さらに高額になるケースもあります。加えて、月々の利用料として数千円から2万円程度が必要です。

 

パソコン型POSの価格相場

パソコン型POSの場合、パソコンの購入費用に加え、POSシステムの利用に費用がかかります。POSシステムの利用料は製品によって異なりますが、ソコン型POSは月5,000円から3万円程度が目安です。また、必要に応じてバーコードリーダーやキャッシュドロアなど周辺機器の購入費用もかかります。

 

タブレット型POSの価格相場

タブレット型POSはタブレット本体とバーコードリーダーなど周辺機器を購入する費用のほかに、POSレジアプリの利用料が毎月発生します。利用料はアプリによって差があり、タブレット型POSの中には基本機能を無料で利用できるものもあるので、費用を抑えたい場合は利用料の安いPOSレジアプリを選ぶのがおすすめです。

 

 

【2024年】無料はある?おすすめPOSレジの費用

ここでは、POSレジにかかる料金について詳しくみていきましょう。おすすめのPOSレジを3つ紹介するので、チェックしてみてください。

 

スマレジ

https://smaregi.jp/

スマレジはiPad・iPhone対応型のPOSレジで、高機能でシンプルな操作性で人気です。

1店舗のみの販売管理、売上分析からオーダーエントリーシステムを含む飲食店プランまで、ニーズに応じて幅広く対応しています。

サービスは月額0円から利用できます。各種キャッシュレス決済とも連携可能で、飲食店向けのコースではセルフオーダー機能など必要な各機能を高水準で備えています。

スマレジには、以下などの特徴があります。

特徴

  • グッドデザイン性を受賞したシンプルで使いやすい画面設計
  • 各種決済、飲食系外部サービスとの連携が充実
  • オーダーエントリー、モバイルオーダー、セルフレジ対応
  • 売り上げ分析機能が13種類
  • キッチンカーなどオフラインでも使用可能
  • 無料から利用可能
  • サーバー稼働率99.95%を保証しており、システムが非常に安定している
  • 365日対応の手厚いサポート体制
  • アクティブ店舗42,000店舗以上、幅広い業界での導入実績あり

 

基本価格

  • スタンダードプラン:月額0円
  • プレミアムプラン:月額5,500円(税込)
  • プレミアム プラスプラン(一番人気):月額8,800円(税込)
  • フードビジネスプラン(飲食店向け):月額 12,100円(税込)
  • リテールビジネス(高度な在庫管理): 月額15,400円(税込)

 

¥0から始められる

幅広い業種に対応 | カンタン操作

くわしく見てみる

 

Airレジ

https://airregi.jp/

Airレジは基本的な機能を有する汎用性の高いPOSレジです。最大の特徴は、ランニングコスト0円という点。基本的な機能さえあれば十分で、有料の機能を検討する必要のない小規模店舗にはおすすめでしょう。複数店舗管理や原価管理機能がないといった点には注意が必要です。

Airレジには、以下などの特徴があります。

特徴

  • ランニングコスト0円
  • 小規模店舗におすすめの基本的な機能
  • シンプルで操作性が高く、使いやすい
  • キャッシュレス決済への対応
  • いつでも・どこでも売上確認ができる
  • インボイス制度に対応

 

基本価格

Airレジは、導入の際の契約料や月額で支払う利用料などがありません。ただしハンディなど周辺機器は有料です。

  • 基本0円
  • iPad:49,800円(税込)〜
  • レシートプリンター
  • 据え置き型: 42,800円(税込)〜
  • モバイル型: 24,800円(税込)〜
  • キャッシュドロア:9,020円(税込)〜
  • 機器を持っていない場合の参考費用:合計 101,620円(税込)〜 

 

Square

https://squareup.com/

決済サービスSquareに付随したPOSレジです。

したがって、Squareで無料アカウントを作った上で、iPadにソフトをインストールするというかたちになります。POSレジ機能は完全無料で使えるものの、その他の機能性については少し物足らない印象です。

ただ、それほど多くの機能が必要ではなく、最低限の会計機能や売上管理機能があればよいと決めている方にはおすすめでしょう。

特徴

Squareには、以下などの特徴があります。

  • 決済サービスに特化したタイプ
  • POSレジ機能は完全無料で運用可能
  • 決済サービスSquareに付随したサービス
  • 飲食店向きのPOSレジ
  • 店内での注文受付を非接触化できる
  • テーブルでの会計も可能
  • 事前注文サイトを無料で開設
  • タイムカード機能付き
  • 決済代金は最短翌営業日入金

 

基本価格

基本的なPOSレジ機能は無料ですが、飲食店・小売業・予約ビジネスなどに特化したプランでは月額費用が発生します。また、フリープランを含めて、キャッシュレス決済時に手数料がかかります。

  • フリープラン:0円
  • レストランPOSレジ プラス:13,000 円(税込)〜
  • Square リテールPOSレジ プラス:6,000 円(税込)〜
  •  Square 予約 プラス:3,000円(税込)〜

 

 

格安のPOSレジを選ぶ際の注意点

POSレジを導入する際には、導入コストや運用コストの価格を考慮することが大切ですが、単純に価格だけを比較して選ぶと失敗してしまう可能性があるので注意しましょう。

例えば、本体価格は安くても必要なオプション機能に費用がかかり、結果として割高になってしまうケースがあります。

搭載されている機能の内容を確認し、「自店舗に必要な機能が揃っているか」「どのようなオプションを付ける必要があるか」などを考慮してトータルでかかるコストを試算したうえでPOSレジを選びましょう

リースやレンタルを活用する場合も同様に、細かい機能や契約条件を確認したうえで比較検討する必要があります。

 

本体代しか記載されていない場合がある

格安のPOSレジを選ぶ際、表示されている価格が本体代のみであることがしばしばあります。このため、実際に運用を開始するまでに必要な総コストを見積もる際には、本体価格だけでなく、ソフトウエアライセンス料、メンテナンス費用、アップデート費用など、追加で発生する可能性のある費用も考慮に入れる必要があります。

特に、サブスクリプションモデルの場合、月額使用料が加算されるため、長期的な運用コストを把握しておくことが重要です。安価な初期投資額に惹かれる前に、全体のコストを詳細に調査し、予算計画を慎重に立てることが求められます。

 

オプションにかかる費用を確認する

POSレジを選定する際には、基本機能だけでなく、将来的に必要になるかもしれないオプション機能に対する費用も考慮することが必要です。

多くのPOSシステムでは、在庫管理、顧客管理、販売分析などの追加機能がオプションとして提供されていますが、これらを利用するためには追加の費用が発生するケースもあります。

また、ビジネスの成長に伴って必要となる機能拡張にも費用がかかります。したがって、現時点で必要な機能だけでなく、将来的に必要になりそうなオプション機能にかかるコストも含めて検討することが大切です。

 

周辺機器の予算も確保する

POSレジシステムの導入では、本体だけでなく、スキャナー、プリンター、キャッシュドロワーなどの周辺機器も必要になることが多いです。これらの周辺機器にもそれぞれ費用がかかり、場合によっては本体の価格を上回ることもあります。

安いPOSを選ぶ際には、これらの周辺機器の費用も合わせて考慮し、総予算内で収まるのかよく検討しながら計画を立てる必要があります。周辺機器の選定に際しては、互換性や将来の拡張性も重要なポイントとなります。

 

補助金の対象になっているか確認する

POSレジ導入時には、利用可能な補助金や助成金があるかを確認することも重要です。政府や地方自治体が提供する補助金・助成金プログラムを活用することで、導入費用の負担を大幅に軽減できる場合があります。

ただし、これらの支援プログラムには申請条件や対象となるシステムの種類が限定されていることが多い点には注意が必要です。自社が利用できる補助金や助成金があるかどうか、事前に詳細を確認しておきましょう。

また、申請すれば必ず支給されるとは限らないので、その点も念頭に入れておくようにしてください。

 

店舗にぴったりなPOSレジを導入して売上アップを目指そう

タブレット型は比較的導入コストが抑えられ、手持ちのパソコンやタブレット端末を活用すれば0円で導入できるケースもあります。機能や価格をしっかり比較し、店舗に合ったPOSレジを導入して売上アップを目指しましょう。

スマレジは、基本のレジ機能だけなら無料プランで利用できます。搭載している機能に合わせて複数の有料プランも用意しているので、自店舗にぴったりのプランを探して活用してみてください。

執筆 菊池 勲

複数事業が存在するスマレジの中で、全社横断的にWebマーケティングを展開する事業戦略本部にてマーケティングを担当。 主にオンライン広告の取扱をメイン業務とし、各ベンダー様と共に出稿後のパフォーマンス・予算管理・データ分析および検証に基づくプランニングを担当。

このページの先頭へ