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店舗運営 2022/01/21 2023/02/24

会計の役割や種類とは?財務・経理担当者が知っておきたい「会計」の基礎知識

企業の経営者や財務・経理担当者のなかには、会計とは何か、どのようなことをするのか正しく理解していない人もいるのではないでしょうか。

今回は会計とは何か、種類や役割など、会計の基本を解説します。適切な会計処理をするうえで参考にしてください。

この記事の目次

  1. 会計とは
  2. 会計の種類
  3. 会計の役割(目的・意義)
  4. 適切な会計業務が企業の成長を支える

会計とは

会計とは、お金と品物の動きを記録することです。商品やサービスを顧客が購入して得た売り上げや、経費などを管理します。また、経理は経営管理の略で、会計業務の一部。そして、財務は経理が作成した財務諸表をもとに資金計画の立案や実行を行うことを示します。それぞれお金を扱うことは共通していますが、具体的に行うことは異なるのです。

会計にも種類があり、企業の外部に経営状況を公開する目的だけではなく、内部の経営判断をするためにも会計は重要です。会計を適切に行えていなければ、正確な情報を把握できず、適切な経営判断ができなくなってしまいます。

会計の種類

会計は、大きく「非営利会計」と「企業会計」の2つに分かれます。また、企業会計はさらに「財務会計」「管理会計」「税務会計」に分けられます。それぞれの種類について説明します。

非営利会計

非営利会計とは、NPO法人や学校法人、宗教法人などの非営利組織が行う会計のことです。主な目的は財産計算で、資金の収支を記録し報告することです。

事業報告と連動していることが重要で、会計の収支と事業報告が連動していなければいけません。

企業会計

企業会計は、営利目的で運営する一般的な企業が行う会計のことです。企業が行う事業に対する成果を測定することが目的で、会社ごとに会計処理の方法が異なります。

しかし、会計の目的は共通しており、会計処理を行い情報を正確に把握すること、その情報をもとに分析を行うことが主要な目的です。企業会計は会社の分析に使うだけではなく、外部に公開するものもあり、適切な処理が求められます。

財務会計

財務会計は、企業の経営状態を外部のステークホルダーに開示することを目的に行う会計です。この財務会計は財務諸表という表で作成され、貸借対照表・損益計算書・株主資本等変動計算書などが含まれています。

財務会計の主な目的は情報提供を行うことと、ステークホルダーとの利害を調整することです。

管理会計

管理会計は企業が会社の経営判断のために行う会計です。管理会計で収集すべき情報は企業によって異なるため、調査する内容も企業ごとに設定します。

具体的には、人件費や材料費などを把握して原価管理をしたり、損益分岐点を把握して分析したり、財務諸表からより詳細な経営状況を分析したりといったことがあげられます。

税務会計

税務会計とは、国に納める税金を計算することです。具体的には課税所得を計算します。法人税法に基づいて計算され、厳密にいえば、財務会計に含まれる会計です。

しかし、税務会計の場合は納税する税金を少しでも抑えることが目的であり、財務会計と目的が異なります。また、税務会計と財務会計では、処理の仕方が異なることもあります。しかし、共通する項目も多いため、財務会計の結果を税務会計の計算のために利用する方法が一般的です。

会計の役割(目的・意義)

会計は会社の経営状況の把握や税務署への報告、ステークホルダーへの説明など、大きく下記の3つの役割があります。

経営状況の把握

会計によって経営状況を把握することで、企業の方針の見直しが図れます。これまでどのようなことに経費を使ってきたのか、経費と売り上げのバランスが適切かどうかといったことを把握するために会計業務は欠かせません。

商品の値下げや新商品の開発など、経営判断の結果は必ず会計上に現れます。そのため、経営判断の成否を判断するためにも、会計処理が必須といえるでしょう。経営判断に誤りがあった場合でも、会計を適切に行っていれば、経営状況が把握でき、経営の最適化を実現できます。

税務署への報告

法人は税務会計の結果を経営成績として税務署に申告しなければいけません。また、そのために帳簿を作成することが義務付けられています。

正確な値で帳簿を作成し、法人としての義務を果たすためにも、会計は非常に重要になるのです。

ステークホルダーへの説明

会計はステークホルダーへ決算の情報を説明するうえでも重要な役割を果たします。具体的な役割は「情報提供機能」と「利害調整機能」の2つです。情報提供機能とは、株主などのステークホルダーに投資に関して必要な情報を提供する機能を示します。利害調整機能とは、利害関係者の利害を調整する機能です。

ステークホルダーは投資した資金の使用用途を知り、適切な運用ができているかを判断できます。

適切な会計業務が企業の成長を支える

適切な会計業務を行えるかどうかは、企業の成長や信頼性を支える重要な要素です。会計にはいくつか種類があり、それぞれに目的や作成時のルール、必要な項目が異なるため、目的に応じて適切に会計処理を行う必要があります。

この記事を参考に、会計業務を適切に行い、企業の成長につなげましょう。

執筆 菊池 勲

複数事業が存在するスマレジの中で、全社横断的にWebマーケティングを展開する事業戦略本部にてマーケティングを担当。 主にオンライン広告の取扱をメイン業務とし、各ベンダー様と共に出稿後のパフォーマンス・予算管理・データ分析および検証に基づくプランニングを担当。

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