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店舗運営 2024/05/23 2024/05/23

LINEオーダーを店舗に導入するメリット・デメリットを解説

飲食店の効率的な店舗運営を可能にするツールとして、LINEを利用したオーダーアプリサービスが広がっています。しかし、LINEを用いたオーダーとはどのようなものなのか、今ひとつイメージができないという方も多いでしょう。

この記事では、LINEオーダーで利用できる主な機能や、メリットとデメリット、サービス選択の注意点を紹介します。



¥0から始められるPOSレジ
LINEオーダーとも連携可能
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この記事の目次

 

LINEオーダーとは?

LINEオーダーとは、LINEを利用して飲食店に注文を送信し、決済まで完了させるモバイルオーダーシステムのことです。

店内のオーダーに対応可能である他、テイクアウトオーダーもLINEで対応できます。利用のためには、LINEの公式アカウントを作成し、そちらと連携させる必要があります。

サービスによって付け加えられる拡張機能が異なる他、POSレジのシステムと連携させることによって売上の集計と管理が可能になります。

導入に際しては、初期費用がかからないサービスもあります。また、月額費用に関しても、一部のサービスでは無料で利用が可能です。ただし、無料で利用可能なのは最小限の機能に限定されるため、自分のお店に必要な機能については、月額費用がかかるサービスを検討してみてください。

 

 

LINEオーダーの主な機能

LINEオーダーを導入することで利用可能になる、主な機能について紹介します。

いずれの機能も、飲食店の業務を効率化させるだけでなく、売上アップのために活用することも可能です。

LINEオーダーを存分に役立てるためにも、どのような機能が利用可能かを把握しておきましょう。

 

注文の管理ができる

LINEオーダーの主要な機能である注文管理は、スマートフォン1つで受けた注文の全てを管理できるようにさせる機能です。

店内オーダーはもちろんのこと、テイクアウトのオーダーも管理できるため、注文のためのテーブル対応や電話対応の手間を削減します。

注文の伝え忘れや注文内容のミス、テイクアウトの受け取り日時の聞き間違いなどを防ぐことも可能になるため、注文関連のクレームも減らせるようになります。

 

顧客情報が管理できる

LINEと連携した機能を用いるため、お客様がLINEオーダーを利用するためには、お店の公式LINEに友だち登録する必要があります。

その際にお店が閲覧できる顧客情報を管理することで、お客様の年齢や性別なども把握し、来店履歴や購入履歴と照会することでマーケティングにも活用可能です。

LINEを介した来店予約や、会員アプリを利用した会員証の発行もできるようになるため、お客様のリピート率を上げることにも役立ちます。

 

お客様にメッセージが送れる

LINEの主要機能であるメッセージ配信を、LINEオーダーサービスを介して実施することも可能です。

この機能を用いることで、お店からのお知らせをリアルタイムで配信が可能になる他、クーポンの配信やポイントの付与もできます。

性別や年齢、過去の注文履歴でいくつかのセグメントに区分けし、それぞれ違う内容のメッセージを配信することで、最適なプロモーションも実施可能です。誕生日メッセージの配信も実施すれば、お客様とより親密な距離感を築き上げることもできます。

 

決済機能が使える

LINEオーダーは、オンラインを介した各種決済サービスと連携が可能です。そのため、注文を受けた時点での決済を可能にし、スムーズな取引を実現させます。

利用可能な決済は、クレジットカード決済とQRコード決済です。

支払いを、注文が成立した時点での決済となる事前決済としておくことで、いたずら目的の注文や直前でのキャンセルを未然に防ぎます。売上や原材料のロスを防ぐことにも役立つという観点からも便利な機能です。

 

順番待ちを伝えることができる

LINEオーダーサービスを活用すると、お客様の順番待ち管理もスムーズにできるようになります。

また、テイクアウトの順番管理もアプリで管理ができるため、忙しい店舗に置いても円滑なオペレーションを実現させることが可能です。

イートイン利用の店舗でも、来店予約の順番待ち受付や順番の通知ができるので、お店の前に行列を作らせずに、お客様を待たせることができます。

 

他システムと連携できる

LINEオーダーと連携可能な各種サービスと紐付けすることで、売上アップや集客、店舗運営の効率化を図ることができます。特に便利なのが、POSレジとの連携です。

注文を受けた際の決済データをリアルタイムで集計できるため、営業終了後の締め作業をスムーズに終わらせることが可能です。注文内容の集計もリアルタイムで可能ですから、売上の分析に役立てたり、在庫管理を便利に進めることもできます。



¥0から始められるPOSレジ
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LINEオーダーのメリット

LINEオーダーは、従来のような注文受付の方法とは大きく異なるものです。その特性によって、飲食店運営に関するいくつかのメリットが得られます。

全体のメリットを掛け合わせると、経営していく上で得られる利益を増やすことにもつなげることが可能です。一体どのようなメリットを受けられるのかについて、主な5つを紹介します。

 

売上アップが期待できる

LINEオーダーをうまく活用することで、お店の売上アップを実現できるようになります。

LINEオーダーはLINEを経由して、友だちになったユーザーに対してメッセージを送ることができます。新メニューやキャンペーンの告知に使える他、来店を促すためのクーポンを送付することも可能です。

LINEの友だち登録も、初回来店時に割引をするなどして登録を促せます。意外な面からの売上アップ効果としては、テイクアウトの事前決済です。直前でのキャンセルによる損失を防げるため売上損失の対策ができるでしょう。

 

経費削減が期待できる

LINEオーダーを活用できれば、無駄な経費の削減も可能です。

イートインでのテーブルオーダーでは、店舗でタブレットを用意するのではなく、お客様のスマートフォンを使ってもらうことで、タブレット導入に必要な経費を削減できます。オーダー用の端末や手書きの用紙を用意する必要もありません。

この他で考えられるのが、人件費の削減です。オーダーをホールスタッフが受ける必要がないので、注文対応や電話応対の時間を削減できます。また、店内に注文対応のための人数を配置する必要もなくなります。

 

オーダーミスが減らせる

従来では、お客様とスタッフがやり取りをする注文では、言い間違いや聞き間違い、聞き漏らしによるオーダーミスが起きる可能性がありました。そのようなミスが起きると、クレームやトラブルに発展することもあり、店内業務全体が滞って顧客満足度も下がる可能性が高くなります。

LINEオーダーによってセルフオーダーを導入できれば、このようなミスがおきる心配が大幅に減少します。また、ホールスタッフが忙しいタイミングでのオーダーもスムーズに受け付けられるので、待ち時間削減による顧客満足度アップも期待できます。

 

メニュー表の更新など簡単にできる

飲食店では、季節のメニューの導入や、新メニューの追加、販売終了メニューの削減など、メニューを変更する機会があります。紙のメニューの場合、店内にある全てのメニューで書き換えや差し替えをしなければなりません。その分コストもかかって非効率です。

LINEオーダーであれば、マスターデータを書き換えるだけでメニュー変更を済ませられます。メニュー変更に必要な時間と経費の両面の削減が可能です。また、その日に限って提供不可となったメニューを削除する対応もすぐに対応できるのも魅力ではないでしょうか。

 

生産性の向上が期待できる

LINEオーダーを導入することによって、それまで必要としていた時間や経費を大幅に削減し、効率のよい店舗運営にも期待できます。また、削減できた時間やお金は、別の使い道に回すことで生産性のアップも可能です。

新メニューの開発や、店内への設備投資、従業員の給与アップ、接客の質の向上など、可能性は様々です。よりよいお店にすることで、呼び込めるお客様の数や客単価も増加し、お店全体としての生産性向上につなげられるようになります。



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LINEオーダーのデメリット

LINEオーダーを導入することは、メリットばかりと言い切ることはできません。従来の接客と大きく変わることによるデメリットもいくつか存在しています。

デメリットについてあらかじめ把握しておくことで、店舗運営をより的確に売上アップへとつなげることが可能です。ここからは、主な3つのデメリットについて紹介します。

お客様とのコミュニケーションの数が減る

LINEオーダーは、店舗スタッフとお客様が直接関わる機会を1つ代替するものです。

その分、スタッフとお客様とのコミュニケーションが減ってしまうため、接客内容を売りにした集客がしづらくなります。

LINEオーダー導入前から接客を自慢のポイントとしていた飲食店は注意が必要です。

ホールスタッフの接客を基準に店舗選びしていた方も一定数存在します。そうしたお客様を失わないような工夫が必要です。会話を楽しみたいお客様の場合、料理提供の際にコミュニケーションを取るなどの手段を取るようにしましょう。

 

追加オーダーの提案がしにくい

飲食店の売上をアップさせるには、客単価の向上も無視できません。

そのためには1人のお客様からより多くの注文を受ける必要があります。スタッフがオーダーを受ける際、追加メニューのおすすめを直接行っていたというお店もあるでしょう。

しかしLINEオーダーを導入すると、スタッフが追加オーダーを提案する機会が失われてしまうため、客単価の減少が懸念されます。

店内POPの充実化やおすすめメニューの宣伝をさりげなくできるようなオペレーションを心がけましょう。席案内の際に、その日のおすすめを一言添えるだけでも変わります。

 

使いこなせないお客様もいる

LINEオーダーは、主にスマートフォンを用いて注文してもらうサービスですが、スマートフォンの利用になれていないお客様への配慮はどうしても必要になります。

特に年齢が高いお客様ほど使い慣れていない可能性は高くなり、中にはLINEを用いた注文に対して不満を示す方もいます。

客層の年齢が高いお店はお客様の配慮が必要です。導入からしばらくの間は、移行期間としてLINEオーダーと従来のオーダーの両方に対応することをおすすめします。移行期間の間に、お客様に使い方を説明するなどの対応をしてみてください。

 

LINEオーダーをお店に導入する際のポイント

LINEオーダーを導入する際は、数多とあるモバイルオーダーアプリや、連携するサービスを選ぶことになります。

お店の業態や業種、コンセプトによって最適な機能は異なりますが、全てのお店に共通している、選ぶポイントがあります。LINEオーダー導入に際して、どのようなお店も注意するべきポイントを3つ紹介します。

 

規模に合わせた予算内で導入する

LINEオーダーを導入する際は、導入に必要な設備などを揃える初期費用と、システム利用料などの月額費用がかかります。

これらの費用を用いて準備する物は、お店の規模に応じた物にするよう、注意してください

LINEオーダーのサービスには、月額費用がかからないものもあります。しかし、そうしたサービスは利用できる機能などに様々な制約があることも覚えておきましょう。

利用できる機能やシステムアップデートといったアフターサービスなど、長期的に利用する場合に安心できるサービスを選ぶことが大切です。そのためのランニングコストも必要経費であると考えて、サービスを選びましょう。

 

POSレジとの連携ができるものを選ぶ

LINEオーダーの機能を最大限生かすためには、POSレジとの連携は必要不可欠です。

POSレジと自動連携の設定ができれば、会計の際に注文内容を繰り返し入力する手間が省けます。キャッシュレス決済との連携によって、テーブルでの決済も可能になるため、レジでの会計待ちもゼロにすることも可能です。

既存のPOSレジサービスと連携させる他、POSレジの機能が搭載されているLINEオーダーサービスもあります。ただし、そうしたサービスには初期費用が数十万かかり、月々の費用も数万円程度必要とするものがあります。

POSレジは別途申し込むべきかどうか、じっくりと検討して決めることがおすすめです。

 

サポート体制が充実しているサービスを選ぶ

LINEオーダーサービスのアプリやシステムのインストールは比較的簡単ですが、店舗での運用を開始するためには、提供元の支援が必要な場合があります。また、運用開始後に発生するトラブルへの迅速な対応も重要です。

そのため、LINEオーダーサービスを選定する際は、導入前のサポートやアフターフォローの充実度を確認することが大切です。

導入後は、メニュー変更や告知などのシステム操作が必要になることもあります。操作性が良く、充実したヘルプとサポート体制を備えたサービスを選ぶことをおすすめします。



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LINEオーダーの導入でスマレジがおすすめの理由

LINEオーダー導入を機に、POSレジを同時に導入することがおすすめです。特におすすめとなるのが、iPad1つから始めることができるタブレットPOSレジである、スマレジです。

直感的に動かせる操作性や、POSレジに求められている多彩な機能を搭載していることが自慢のPOSレジですが、LINEオーダー導入に際してはどのようなポイントが優れているのでしょうか。

 

POSレジは無料から導入できる

スマレジのPOSレジ機能は、スタンダードプランを通じて無料で利用開始できます。このプランでは、1アカウントにつき1店舗のみの利用が可能で、基本的なPOSレジ機能のみが提供されます。

LINEオーダーを使用する場合は、スマレジと連携できる、LINEオーダーアプリ「QR Order」を別途追加する必要があります。

このアプリの利用には、月額11,000円(税込)の費用が発生します。 月額料金は発生しますが、テイクアウトとテーブルオーダーの同時対応や、店内メニューをデジタル化、飲み放題機能などあらゆるサービスに対応しています。

 

あらゆるQRオーダーに対応している

スマレジのLINEオーダー「QR Order」を使えば、お客様に店舗が用意したQRコードを読み込ませることによって、すぐに注文をはじめることができます。専用の端末は不要で、お客様のスマートフォンがあれば問題ありません。

テーブルオーダーだけでなく、テイクアウトオーダーも対応できます。LINEミニアプリとの連携も可能で、その流れで店舗公式LINEへの友だち追加の導線も簡単に構築できます。QRコードでの注文は、単品料理の注文だけでなく、食べ飲み放題のオーダーにも対応可能です。

 

4ヶ国語に対応

お店のデジタルメニューは、日本語・英語・中国語・韓国語の4カ国語への自動翻訳を可能としています。

そのため、外国人客からのオーダーもスムーズに受けることができるため、店舗オペレーションが滞る心配もなく、新たなメニューを追加する際に、英名などを別途書き込む必要もありません。外国人客の利用が多い都心部や観光地のお店にとっては、特に便利な機能となります

 

スムーズな注文管理・商品管理ができる

スマレジでは、LINEオーダー「QR Order」とPOSレジの連携による注文管理や商品管理をスムーズにできるようになっています。

注文内容や在庫の状況をリアルタイムで同期させるため、注文の受け漏れやミスを防ぐ事が可能です。在庫が限られている商品は注文数の上限を設定できますから、注文を受けても提供できないといったミスも防止します。

集計分析の機能も利用すれば、料理の仕込み量や材料注文数の調整など、翌日以降の効率的な店舗運営が可能です。売上の記録もリアルタイムでの反映ですから、営業終了後の締め作業も必要最小限の作業で済みます。



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LINEオーダーを導入して売上アップを目指そう

LINEオーダーは、スムーズな店舗運営を可能にするだけでなく、集客や客単価の向上など、全面的な売上アップを可能にします。

全体の生産性を上げるので、売上の拡大を図りたい飲食店であればぜひとも導入したいサービスです。

スマレジからLINEオーダーを導入することで、店舗運営をよりスムーズにさせるPOSレジの導入だけでなく、機能性抜群のLINEオーダーアプリを利用することが可能です。

 

執筆 アキナイラボ 編集部

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