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店舗運営 2025/06/04 2025/06/04

【最新版】美容室・サロンで導入すべきPOSレジ10社比較

美容室やサロンに「POSレジ」の導入を検討している方の中には、「どのような種類があるのか」と疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

美容室・サロン向けには多くのPOSレジが存在しますが、導入するPOSレジを選ぶ際には以下の3つのポイントを押さえておく必要があります。

■ 美容室向けのPOSレジ選びの3つのポイント
  • 美容室向けの機能があること
  • 無料プランがあること
  • 多くの機能や幅広い決済端末と連携できる拡張性の高さ

美容室やサロンではリピーターの獲得が重要であるため「顧客管理機能(顧客カルテ機能)」や「予約管理機能」など美容業務に特化した機能がPOSレジで一元管理できることは、人手不足で忙しい美容室やサロンの現場において非常に重要です。

また高額のサービスではなく、無料プランが用意されている「スマレジ」のような多機能のPOSレジであることが求められるのです。

本記事では、美容室やサロンで活用できるおすすめのPOSレジ10社を紹介するとともに、POSレジの選び方や機能、導入のメリットなどを詳しく紹介します。

 

美容室で導入すべきPOSレジ10社を徹底比較

まず、美容室で導入すべきPOSレジ10社の初期費用及び、無料・有料プランを比較し下記の表にまとめました。

どんな優れた機能が搭載されていても、自店の規模に見合った価格でなければ導入は現実的ではありませんので、まずは価格面から見て行きましょう。

■ 初期費用および無料・有料プランの比較表(税込価格)

初期費用および無料・有料プランの比較表(美容サロン)

 

この比較表を見ると、個人店でもPOSレジを導入しやすい以下の3つの条件を満たしているのは、「スマレジ」と「Square」のたった2社となります。

■ 個人・小規模店舗でも導入しやすいPOSレジサービスの条件
  • 初期費用が無料
  • 無料プランあり
  • 有料プランの価格が1万円以下

特に、「スマレジ」は美容室やサロンの開設当初には欠かせないホットペッパービューティー等からの予約をPOSレジの画面でも確認できるなど、美容室に特化した機能が豊富にあり、人手不足の美容業界向けのPOSレジとなっています。

■ スマレジ公式ホームページで資料請求やお申込みをする

下記の表では、10社の美容室向けのPOSレジの特徴をまとめたので、価格とともに参考にしてみください。

■ 美容室向けPOSレジ10社の特徴の比較表

※以下の画像をクリックすると拡大できます。

美容室向けPOSレジ10社の特徴の比較表(2025)

この表を見ると各社、美容室やサロンに必須である「顧客管理機能」と「予約管理機能」が備えられていることがわかります。

ひと昔前はこのような機能は特定のPOSレジ会社のみで提供されている印象でしたが、「スマレジ」のようなタブレットPOSレジのクラウドサービスが普及した現在では、より価格が安くなり、広く提供されるようになったのです。

 

美容室・サロンで導入すべきPOSレジ10社を紹介

それでは、ここから各社ごとにPOSレジを紹介していきます。公式ホームページも案内しますので、気になった会社のPOSレジのサービスをチェックしてみましょう。

① スマレジ

スマレジは、顧客情報と売上データを紐づけて一元管理できるため、スムーズで質の高い接客対応が可能になります。

また、専用アプリを活用することで、ホットペッパービューティーをはじめとする外部メディアや自社ホームページからの予約情報を自動で取り込み、複数チャネルの予約状況を1つの画面で一括管理することができます。

さらにインボイス制度にも対応し、最大2/3の費用が補助されるIT導入補助金の対象にもなっています。

  • 初期費用
  • 無料
  • 無料プラン
  • あり(1店舗のみ)
  • 有料プラン
  • 5,500円/1店舗3台〜
  • 特徴
    • 主要な予約サイトと連携可能
    • 各種キャッシュレス決済に対応
    • 客層や施術メニュー別での売上分析が可能
  • 対応決済
    サービス
  • PAYGATE(スマレジ)
    JMSおまかせサービス
    stera tarminal
    StarPay
    STORES決済
    Square
    楽天ペイ
    ペイメント・マイスター
  • 対応会計
    ソフト
  • freee(フリー)
    MFクラウド会計
    弥生会計
    TKC FXシリーズ
    勘定奉行クラウド



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② Aiony

美容室やサロン向けのiPad対応顧客管理POSレジシステムで、予約管理、顧客データの蓄積、レジ・会計処理などの機能をひとつのプラットフォームで提供します。

直感的な操作性に加え、顧客とのコミュニケーションを強化するメール機能も特徴のひとつです。

  • 初期費用
  • 無料
  • 無料プラン
  • なし
  • 有料プラン
  • 5,500円〜
  • 特徴
    • 電子カルテによる顧客管理
    • 予約管理システムと大手美容検索サイトの予約システムとの連動
    • 顧客とのコミュニケーション強化のためのメール・プッシュ通知
  • 対応決済
    サービス
  • Square
    楽天ペイ
    STORES決済
  • 対応会計
    ソフト
  • 要お問合せ

③ USENレジ TAB BEAUTY

音楽放送会社のUSENが提供するサービスで、かつては「USENレジスター」として知られていましたが、現在は「Uレジ TAB FOOD」「Uレジ TAB BEAUTY」など、各業種向けの機能に特化したPOSレジがリリースされています。

全国約140ヵ所の拠点から365日バックアップしてくれる手厚いサポート体制が用意されているため、慣れないシステムであっても安心して運用できる点が特徴です。

  • 初期費用
  • 無料
  • 無料プラン
  • あり
  • 有料プラン
  • 要お問い合わせ
  • 特徴
    • USENの提供するPOSレジの美容室向け仕様
    • シンプルで直感的に操作できる
    • 全国約140ヵ所の拠点を持ち、サポート体制が充実
  • 対応決済
    サービス
  • USEN PAY
  • 対応会計
    ソフト
  • freee(フリー)
    MFクラウド会計
    弥生会計

④ SALON POS LinQ2

タカラベルモントが提供する美容室・サロン向けのクラウド型POSレジシステムです。予約管理、顧客管理、会計処理、売上分析など、サロン運営に必要な機能を一元化し、業務の効率化を支援します。

また、CTIシステムによりお客様からの電話着信時に顧客情報を表示することで、美容サロンにとって重要な接客シーンである「電話対応」の質を高めます。

  • 初期費用
  • 130,000円~
  • 無料プラン
  • なし
  • 有料プラン
  • 7,000円〜
  • 特徴
    • 主要な予約サイトと連携可能
    • 各種キャッシュレス決済に対応
    • CTIシステムにより着信と同時に顧客情報をPOSレジに表示
  • 対応決済
    サービス
  • 要お問合せ
  • 対応会計
  • 要お問合せ

⑤ ユビレジ

ユビレジは、2010年から提供されているiPadレジの分野では草分け的な存在として、多くの業種・業態で活用されています。

美容室向けには欠かせない顧客管理機能を備えており、操作性の高さや、幅広い外部システムとの連携が特徴です。

  • 初期費用
  • 無料
  • 無料プラン
  • なし
  • 有料プラン
  • 7,590円〜
  • 特徴
    • iPad型POSレジの元祖的存在
    • 高機能かつ多機能でありながらも低価格
    • ヘアカットなどサービスの履歴・頻度確認など顧客管理機能を完備
  • 対応決済
    サービス
  • 楽天ペイ
    stera terminal
    StarPay
    STORES決済
    Square
    JMSおまかせサービス
    オムニカード・ペイメント
  • 対応会計
    ソフト
  • freee(フリー)
    MFクラウド会計
    弥生会計
    TKC FXシリーズ

⑥ Square POSレジ

Squareの美容院・サロン向けPOSシステムは、使いやすく機能豊富なPOSレジです。売上の管理や顧客データの追跡、在庫管理などをシンプルなインターフェースで提供しています。

無料プランであれば費用はキャッシュレス決済時の決済手数料のみのため、個人サロンや小規模サロンへの導入にもおすすめです。

  • 初期費用
  • 無料
  • 無料プラン
  • あり
  • 有料プラン
  • 3,000円〜
  • 特徴
    • 美容室・サロン特化型のPOSレジシステム
    • 顧客カルテ管理やCTIシステムが充実
    • 予約専用サイトを無料で開設可能
  • 対応決済
    サービス
  • Square
  • 対応会計
    ソフト
  • freee(フリー)
    MFクラウド会計

⑦ Salon Answer

サロンアンサーは「日常業務はもっとシンプルに、活用は戦略的に」というコンセプトのもとで、美容室やサロンの経営に必要な要素をシンプルな操作性で提供するサービスです。

大手ポータルサイトからの予約管理の一元化にも対応しています。サロン経営で利用されやすい様々なアプリとの連携も可能です。

  • 初期費用
  • 143,000円
  • 無料プラン
  • 無料期間あり
  • 有料プラン
  • 10,780円〜
  • 特徴
    • 美容室・サロン向け特化型のPOSレジシステム
    • シンプルなインターフェイスながら、多機能性にも優れる
    • 豊富なリソースにより開発力に優れ、サポート体制も充実
  • 対応決済
    サービス
  • STORES決済 など
  • 対応会計
    ソフト
  • 要お問合せ

⑧ BeSALO

BeSALOは美容サロン専用のPOSシステムで、売上管理、顧客管理、予約管理を統合し、クラウドベースでデータアクセスが可能です。

機能にはWEB予約、カルテ管理、電話受付支援、在庫・シフト・勤怠管理が含まれ、店舗運営の効率化と顧客サービスの向上をサポートします。

美容サロンのニーズに対応した多彩なオプションも提供されています。

  • 初期費用
  • 要お問合せ
  • 無料プラン
  • なし
  • 有料プラン
  • 13,750円~
  • 特徴
    • 美容室やエステサロンに特化した売上・顧客管理機能
    • WEB予約システムやメール配信機能なども搭載可能
    • クラウド連動サービスを利用してデータの閲覧が可能
  • 対応決済
    サービス
  • 要お問合せ
  • 対応会計
    ソフト
  • 要お問合せ

⑨ coming-soon POS

「予約管理+POSシステム」という仕様の一体型POSレジです。一般的なPOSレジよりも「予約管理」に特化しており、顧客の来店行動を自動学習するプログラムが実装されている点が特徴です。

カルテの扱いにおいても柔軟性があり、店舗で従来使っていた紙カルテをレイアウトを変えずに電子化でき、顧客との共有も可能です。

  • 初期費用
  • 0円~
  • 無料プラン
  • あり
  • 有料プラン
  • 2,200円〜
  • 特徴
    • 「予約を獲得する」ことにフォーカスした設計
    • 従来の紙カルテのレイアウトをそのまま電子カルテ化できる
    • ホームページやアプリと連動して運用できる
  • 対応決済
    サービス
  • 要お問合せ
  • 対応会計
    ソフト
  • 要お問合せ

⑩ VID

クラウドサーバーを活用した美容室等のサロン特化型のタブレットPOSレジです。POSレジ機能だけでなく、リピーター獲得のための予約管理や売上管理、多店舗管理や電子カルテ機能など、美容室向けPOSレジに必須となっている機能が詰まっています。

無料期間は6ヵ月と長めに設定されているので、実際の現場で利用しながらじっくり検討することができます。

  • 初期費用
  • 要お問合せ
  • 無料プラン
  • 無料期間あり
  • 有料プラン
  • 5,500円〜
  • 特徴
    • 「美容サロン専門システム」がコンセプトの総合経営サポートシステム
    • 美容室やサロンの売上アップに特化した機能が満載
    • 複数店舗管理機能によりカルテの共有も可能
  • 対応決済
    サービス
  • 要お問合せ
  • 対応会計
    ソフト
  • 要お問合せ

ここまで代表的な10社のPOSレジを詳しく紹介してまいりましたが、これらの特徴を踏まえて、美容室やサロンに最適なPOSレジを選ぶための3つのポイントを次に解説します。

 

美容室・サロンの「POSレジ」を選ぶ3つのポイント

ここでは、美容室やサロン向けのPOSレジを選ぶ際の3つのポイントを解説します。自店での運用に役立つ機能を押さえて、最適なPOSレジを選びましょう。

 

ポイント① 美容室向けの機能があること

POSレジを選ぶ際には、「サービス業向け」など美容室向けのプランや実績のあるPOSレジを選ぶとをおすすめします。

POSレジは業態別に数多くタイプが存在します。中には、飲食店に特化したPOSレジを販売する会社も少なくありません。

美容室の場合、他の業態と比べて、顧客管理機能や予約管理機能、売上データの蓄積、キャッシュレス対応といった面で、機能が充実したPOSレジを選ぶ必要があるでしょう。

 

ポイント② 無料プランがあること

どのPOSレジにも共通して言えることですが、POSレジは機能を付加すればするほど高額になります。

美容室向けのPOSレジでよくあるのが、多機能があらかじめ搭載されセットで販売されるパターンです。

美容室向けということで、特化したノウハウがあるというメリットはあるものの、高額な割に、実際にはあまり使わない機能を持て余すこともあります。

そのため、まずは無料プランやお試しプランでスタートして、使い心地とともに、必要な機能と不要な機能を確かめてみましょう

あとから機能を追加することも可能なので、まずは操作性や運用のしやすさを優先して、スモールスタートから始めるのがおすすめです。

■無料プランのある「スマレジ」に申し込んでみる

 

ポイント③ 多くの機能や幅広い決済端末と連携できる拡張性の高さ

POSレジを導入する際は、できるだけ多くの機能に対応し、他社のシステムやサービスと柔軟に連携できるタイプを選ぶと安心です。

最初から多機能すぎるシステムを導入するよりも、必要に応じて段階的に機能を拡張できるPOSレジのほうが、運用面・コスト面の両方で無理がありません。

特に美容室の場合、顧客管理(顧客カルテ)やキャッシュレス決済への対応は必須です。将来的に決済サービスを切り替える可能性がある場合でも、幅広い決済手段に対応したPOSレジであれば、スムーズに運用を続けることができます。

なお、注意点として、POSレジによっては外部システムやアプリとの連携に制限がある場合もあります。既存の基幹システム(会計システムなど)との親和性を事前に確認することが重要です。

それでは次に、実際に美容室で必要となる機能がどんなものか、より詳しく解説します。

 

美容室・サロンで事前に押さえるべき「POSレジ」の4つの機能

POSレジには多くの機能が備わっていますが、その中でも美容室やサロンでの利用に必須となる機能がいくつかあります。

特に最初に説明する①顧客管理機能(顧客カルテ機能)は非常に重要ですので、導入の際には機能の詳細を必ずチェックしてください。

それでは順番に解説します。

 

機能① 顧客管理機能(顧客カルテ機能)

美容室はリピーターの割合が高い業態であり、安定した経営にはリピーターの存在が欠かせません。

そのため、顧客の属性や来店履歴、前回の施術内容といった顧客データを正確に管理することは、美容室運営において非常に重要です。例えば、スタッフが接客前に「前回訪問データ」を確認できれば、顧客ごとに適切な対応がしやすくなります。

POSレジには、会計時にサービス内容や利用時間などの情報を自動で記録・蓄積できる機能があり、このような機能も顧客分析に活用できます。また、メンバーカードを発行せずにポイントを付与できるPOSレジもあり、こうした顧客管理機能は美容室にとって今や不可欠な要素です。

■ 顧客管理機能が充実しているスマレジの資料請求を行う

それでは、次に顧客管理機能と同じくらい美容室・サロン経営に欠かせない、予約管理機能について解説します。

 

機能② 予約管理機能

顧客管理機能と並んで、美容室・サロンにとって重要なPOSレジの機能が「予約管理機能」です。会計時に次回の予約を受け付ける際や、電話での予約対応時に、

  • 指名のスタッフ
  • 来店時間
  • メニュー

などの詳細情報を登録できるため、紙への手書きメモが不要になり、業務の効率化につながります。

登録した予約情報は店舗内ですぐに共有されるため、スタッフ間での伝達ミスや確認の手間を大幅に減らすことが可能です。

さらに、予約データが顧客情報や売上データと連携していれば、スタッフごとの実績把握や人事評価にも活用できます。これにより、成果報酬制度の導入や適切な人材育成にもつなげやすくなります。

予約管理機能には、スマレジのようにホットペッパービューティーなどの各予約サイトからの予約情報をPOSレジの画面に取り込む専用アプリがあるため、自店の予約管理機能と各種メディアの予約管理機能の両方を使っている方にとっては大変便利です。

■ 予約管理機能が充実しているスマレジの資料請求を行う

では次に、キャッシュレス決済機能ついて解説いたします。

 

機能③ キャッシュレス決済

美容室やサロンでのサービスは、オプション追加があったり、ヘアケア用品やオイルなどの物販商品も販売しております。

顧客が現金を持ち合わせてなくても使えるクレジットカードや各種電子決済があれば、財布の中身を気にせず追加のオーダーや買い物をすることができるため、売上向上に結び付きます。

キャッシュレス決済を導入すると2~3%程度の決済手数料がかかりますが、現金よりも会計がしやすいため、その分売上を伸ばすことが可能です。

特に昨今は、キャッシュレス決済の有無が店鋪選びにも影響するため、今や導入必須の機能と言えます。

POSレジでキャッシュレス決済方法に対応する場合、以下の3種に対応できる幅広い決済端末対応のPOSレジを選ぶとよいでしょう。

  • クレジットカード決済
  • PayPay(QRコード決済)
  • 電子マネー決済

この3種に対応しておけば、ほとんどの顧客の決済ニーズに対応できます。

■ 3種のキャッシュレス決済にも対応しているスマレジの資料請求を行う

では次に、売上分析機能を解説します。

 

機能④ 売上分析機能

美容室では、新規客を確実に常連客につなげるために、顧客のリピート状況や来賓頻度をしっかり把握しておくことが大切です。

売上分析機能によって、スタッフ毎の売上高や、客単価、来店周期などを可視化し、「どのお客様が売上に貢献しているのか?」「どんなお客様が自店のターゲットなのか?」を客観的に把握することができます。

複数店舗を運営する場合は、POSレジで売上を一元管理できるので、多店舗に対応しているPOSレジを利用しましょう。

 

美容室・サロンで「POSレジ」を導入する7つのメリット

POSレジには美容室やサロン向けの便利な機能が多く搭載されています。ここでは、美容サロンでPOSレジを活用することで得られる具体的な7つのメリットをご紹介します。

 

メリット① 顧客・予約情報と会計データと連携できる

POSレジを導入することで、顧客情報や予約情報など、さまざまなデータを連携して管理できるようになります。

外部システムと連携可能なPOSレジであれば、顧客管理システムや複数の予約サイトと会計データを紐づけることが可能になります。

また、予約時に入力されたメニュー内容がPOSレジの会計画面に自動反映されるため、スムーズなレジ対応が可能となり、会計ミスの防止にもつながります。

 

メリット② 顧客、売上を分析して、効率的に売上を伸ばせる

多くのPOSレジには分析機能が備わっており、顧客の年齢・性別・来店頻度といった属性情報に加え、担当スタッフや施術メニュー、顧客単位の売上データをもとに多角的な分析が可能な点も大きなメリットのひとつです。

このような詳細な集計機能により、積極的におすすめする施術メニューや目標とすべき客単価などが明確になり、具体的な販売戦略を立てやすくなります。

また、日々の売上を手軽に集計できるため、売上目標に対する現在の進捗を確認する」「前期とを比較する」など、単純な売上の推移を確認するだけの店舗経営よりも、効率的に売上を伸ばしていけるでしょう。

 

メリット③ 新規顧客の獲得につながる

POSレジに蓄積されたデータを活用することで、新規顧客の獲得につなげられる点もメリットのひとつです。

分析結果をもとにプロモーション施策やキャンペーン内容を検討すれば、新規集客につながる可能性が高まります。

例えば、「来店の多い顧客属性を分析し、広告配信先のセグメントに利用する」「特に人気の高い施術メニューを初回だけリーズナブルに訴求する」といったアプローチにより、新規顧客の獲得を狙うことができます。

 

メリット④ スムーズなカウンセリングが実現できる

タブレットタイプのPOSレジの特徴のひとつとして「持ち運びができる」といった点が挙げられます

これにより顧客情報を見ながら施術メニューを提案したり、顧客にタブレットでヘアカタログを見てもらいながら一緒に仕上がりのイメージを相談したりといった、スムーズで質の高いカウンセリングが実現できるというメリットがあります。

また、紙ベースのカルテは保管スペースが必要ですが、タブレットPOSレジなら手元ですべてのデータが確認できるので、顧客数が増えても物理的なカルテの保管場所に困らず省スペースで済み、紛失のリスクも防げることもメリットです。

このように、タブレットPOSレジによって顧客情報をコンパクトなタブレット端末で管理できるようになると、カウンセリングの効率化や店舗スペースの節約につながります。

 

メリット⑤ レジ締め作業時間を半分に短縮できる

経済産業省の統計によると、キャッシュレジスターを使った手作業のレジ締めにかかる時間は、「平均48分」です(キャッシュレス・ビジョンを参照)。

48分のうち売上データの集計作業にかかる時間は、「平均23分」と約半分を占めています。(残り25分はレジ現金残高の確認作業)。

POSレジを導入すれば売上データの集計作業はなくなるため、レジ締めにかかる時間を約半分に短縮可能です。さらに売上データの集計ミスも削減できるので、実質的にはさらに多くの作業時間を短縮できます。

 

メリット⑥ POSレジ導入でリピーターの定着率を高める

海外企業468社を調査対象とした信頼性の高いデータによれば、お客様定着率の全体平均は77%です。

一方、業界別に見ると美容室が該当する「消費者サービス」のお客様定着率は67%でした。消費者サービスが全体平均より10%低い理由として、「競合店舗の多さ」が挙げられます

出典:2018 NPS® & CX Benchmarks Reportのデータから作成

日本における、美容室店舗数は年々増加傾向にあり、1990年に18万6,506店だった美容室店舗数は2023年に 27万4,070店まで拡大しました。令和5年度衛生行政報告例の概況より)

美容室は年々店舗数が増加しており、顧客の奪い合いにより、どの店舗も集客により力を入れなければ存続が難しい状態にあります。

こうした中、POSレジが実現できるのは「顧客ごとにカスタマイズされたサービス」です。

美容室向けのPOSレジの多くは「顧客管理機能(顧客カルテ機能)」を搭載しており、細かい顧客情報の管理が行えます。

その情報をフルに活用して、顧客に合わせた細やかなサービスを提供することで、顧客の定着率を高めて、売上拡大につなげることが可能になります

 

メリット⑦ 美容室にPOSレジを導入して「人手不足」も解消する

美容業界は人手不足が深刻な業界の一つです。

特に美容室は慢性的な人手不足に悩まされており、2023年の情報によれば全国の従業美容師数は57万9,768人でした(令和5年度衛生行政報告例の概況より)。

先ほど紹介した美容室店舗数をもとに計算すると、1店舗あたりの従業美容師数は2.1人となります。地域によっては美容師数が少なく、人材確保が難しい店鋪も多いでしょう。

また美容業界は「離職率の高さ」が問題になっています。2023年の厚生労働省の統計によると、美容室が含まれる「生活関連サービス業」の離職率は20.8%でした。

これは産業別に見て最も高い数値です。特に美容業界においては、厳しい労働環境や低賃金の問題が背景にあると考えられます。(令和5年雇用動向調査より)

しかし、POSレジを活用した「透明性の高い報酬体系」を作ることで、このような人手不足を解消できる可能性あります。

POSレジがあればスタッフごとの売上貢献度や働きを可視化でき、適正な報酬体系あるいは人事評価制度の導入が可能です。報酬や人事評価に対する納得度を高めることができれば、離職率の低下を改善できます。

これにより慢性的な人手不足に悩まされることもなくなるので、人材採用にかかるコストの削減にもつながるでしょう。

■売上貢献度が把握できるスマレジの資料請求を行う

 

「POSレジ」を活用して、美容系ポータルサイトを卒業する方法も!

集客面において、「美容系ポータルサイトへの登録が欠かせない」と考えている経営者の方は多いのではないでしょうか?

美容系ポータルサイトを利用している経営者の中には、以下のような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。美容系ポータルサイトは大きな集客力があるのですが、以下のようなデメリットもあります。

■美容室ポータルサイトのデメリット
  • サイト経由の予約で2〜15%の手数料が取られる
  • クーポン発行が前提なので新規客獲得コストが高い
  • クーポン目当ての方が多いのでリピートしづらい

ポータルサイトは予約管理機能をはじめとした豊富な機能がありますが、機能面はPOSレジでカバーすることができます。それがPOSレジによる顧客情報管理や売上分析です。

POSレジの顧客情報管理を利用すればお客様ごとにカルテを作成でき、カスタマイズされたサービス・施術の提供が可能になります。

さらに売上分析を使って収益性の高いサービス・施術を洗い出し、サロンの利益率向上にも貢献します。

スマレジなら、高度な顧客情報管理や売上分析が備わったPOSレジを導入できるだけでなく、例えば専用の拡張機能(アプリ)を追加することで、LINEと連携し、LINEミニアプリを活用した会員管理や予約管理、メッセージ配信まで行えるようになります。

集客率・定着率をより高めるためにも、ぜひ検討してみてください。

■アプリや連携が充実しているスマレジの資料請求を行う

 

美容室・サロンがPOSレジを導入する際に活用できる補助金はある?

自店にPOSレジの導入を検討しているなら、「IT導入補助金」を活用しましょう

IT導入補助金は経済産業省が実施する補助金制度で、中小企業・小規模事業者がITツールを導入する際に利用できます。

ITツール購入費の一部について補助が受けられ、POSレジのソフトウェア・アプリや、レジ本体などのハードウェアも対象です。

スマレジ」はIT導入補助金をご利用いただけるため、初期の負担を減らしながらPOSレジを導入することができます。

 

美容室に合ったPOSレジを活用して業務を効率化しよう

美容室にPOSレジを導入することで、さまざまな機能で業務効率化を促進するだけでなく、顧客定着率のアップやスタッフの離職率低下にも貢献してくれます。

スマレジは基本的なPOSレジ機能に加えて、お客様カルテや予約管理といった美容室向けの機能も導入可能です。

また、最大2/3の費用が補助されるIT導入補助金の対象にもなっていますので、導入を検討されてみてはいかがでしょうか。

執筆 アキナイラボ 編集部

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