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特集 2024/10/10 2024/10/10

【大阪-第7回】2024年9月27日(金)「アキナイラボ」Meetupを開催しました!

スマレジコミュニティのプロジェクトオーナーをしております真鍋です!
2024年9月に大阪で開催したスマレジユーザー会「アキナイラボ」Meetupの様子をご紹介いたします。

「アキナイラボ」Meetupはお店の運営に関わる人が参加しているユーザーコミュニティ。毎回店舗運営にまつわるテーマを掲げて、みんなで知見をシェアする場です。

Facebookのグループもありますので、興味がある方はぜひ参加してくださいね!

 

「アキナイラボ」Meetup大阪 第7回目は、2024年9月27日にスマレジ大阪本社のセミナールームにて開催しました。

今回のテーマは「お店のオペレーション革命!あなたのお店の仕組み化ビフォーアフター」。

前回のアンケートで、スマレジ・アプリマーケットやAPI連携について知りたいという声が多数あったため、店舗でのオペレーション+APIを活用したバックオフィスのオペレーションに焦点をあて、ユーザー同士で相互発展を目指す内容となりました。

今回は、スマレジユーザーさんの実際の課題と解決策を紹介しながら、APIによる連携の必要性とその可能性について解説しました。

 

この記事の目次

登壇者紹介

登壇者

■株式会社マルブン 代表取締役 眞鍋さん

  • 愛媛県で100年以上続く外食ビジネスの5代目
  • 内閣府主催全国クラウド実践大賞2023年にて「審査員特別賞」「勘定奉公賞」をW受賞

株式会社電力情報センター  薦田さん

  • グループ会社の情報システムとしてDXによる業務改善に従事
  • 前職でのスマレジ活用経験を活かし、API連携を用いた業務改善を実施

 

セッション1: 株式会社マルブンの取り組み


株式会社マルブン 眞鍋さん

 

外食業界が抱える課題から解決すべき課題として
「人手不足」「人件費・食材費の高騰」・「IT化の遅れ」「若い世代の価値観の変化」「古いマネジメント体質」が挙げられます。

これらの課題に対して、マルブンでは「生産性を上げること」と「固定費を下げること」を主要な経営課題として設定し、以下の施策を実施しました。

 

DX推進の具体的施策

 

1.店舗経営ツール「TOUCH POINT BI」導入 

2020年に飲食に特化したデータ分析ができるシステムTOUCH POINT BIを導入。これにより、売上予測や客数予測に基づいた効率的な店舗運営が可能になりました。

2.スマレジ導入・データの一元化 

TOUCH POINT BIの導入に伴い、同サービスと連携が可能なスマレジを導入。データの一元管理を図ることができました。

3.QRコードオーダー・タブレットオーダーの導入

コロナ禍での非接触対策として、スマレジと連携可能なセルフオーダーシステム「イグレック」を導入。顧客利便性の向上・スタッフの業務効率化に貢献しました。

4.調理機器の効率的活用

真空調理機、スチームコンベクション、ショックフリーザーなどの導入により、大量調理や品質維持が可能になりました。需要予測と組み合わせることで、より効率的な調理計画が立てられるようになっています。

5.ロボットの導入 

清掃ロボット「ルンバ」や配膳ロボット「サーヴィ」を導入し、スタッフの負担軽減を図りました。

 

成果

 

これらの取り組みにより、以下のような成果が得られました。

・人時売上高が20%アップ
・人時生産性が3,370円(全国平均1,902円)と大幅に向上
・スタッフの1日の歩数が5,000歩減少するなど、業務負担が軽減
・レジ締め時間が約30分短縮
・勤務時間が1.5時間短縮

さらに、データに基づいた適正な目標設定や、シフト組み、仕入れ、仕込みが可能になり、商品、サービス、育成の課題がより明確になりました。

 

 

 

セッション2: API連携による業務改善 – データ活用の可能性


株式会社電力情報センター 薦田さん

 

「API」と聞くと難しそうな印象を抱かれるかもしれませんが、簡単に言えば、「データを貸してくれる仕組み」です。スマレジは、このAPIを公開してくれているので、私たちはスマレジのデータを他のツールでも活用することができます。

これにより、「手作業でのデータ入力の手間がなくなる」「様々なツールと連携して、自動化できる」というメリットが生まれ、人的ミスを減らしつつ、効率アップが図れます。

 

具体的な活用例

1. Google スプレッドシートとの連携

これが一番お手軽で効果的です。例えば、毎日の売上データを自動で取得して、日報や月報を作成できます。経理業務の時間短縮にもに減ります。

2. リアルタイムデータの活用

スマレジ・ウェイターのAPIを使えば、店舗の混雑状況をリアルタイムで把握できます。これをウェブサイトに表示すれば、お客様の来店判断に役立ちますし、電話対応の負担も減ります。

3. 在庫管理の効率化

人気商品の在庫が少なくなったら自動でお知らせが来るようにできます。これで欠品を防いだり、タイムリーな仕入れ判断ができるようになります。

4. LINEを活用した従業員管理

従業員がLINEでシフトを提出したり、売上実績を確認できるようにしました。これで、コミュニケーションが円滑になり、モチベーション向上にもつながります。

 

「API」の活用について、まずは小さな範囲から始めることをお勧めします。例えば、日次の売上データを自動集計するところからスタートし、そこから徐々に範囲を広げていけば、きっと大きな変化が生まれるはずです。

 

参加者の反応・意見交換

発表後、ユーザーさん同士で課題共有や意見交換の時間を設けました。ユーザーさんからは、自社でAPIを活用する際に、どのような手法を取るべきかなど様々な意見が寄せられました。

セッション終了後は、交流会を実施。
同業種同士で意見交換したり、セッション担当者に詳しい話を聞いたり、自社での活用法を相談するなど、ざっくばらんに意見交換いただきました。

 

今回大阪で7回目の開催となりましたが、今回もたくさんの方にお越しいただきました。参加者の皆さん、本当にありがとうございました!

次回の開催が決まり次第、Facebookのグループでシェアしますので、登録がまだの方や興味のある方は是非グループにご参加ください!

執筆

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