Powered by

Home 店舗運営 【話題】モクテルとは?意味や由来、定番メニューをまとめてご紹介

店舗運営 2022/08/23 2023/02/28

【話題】モクテルとは?意味や由来、定番メニューをまとめてご紹介

 

アルコールの提供をする飲食店は多いですが、モクテルを扱っているお店は意外と少ない傾向があります。しかし、モクテルのメニューを充実させることで、アルコールを飲まない人のニーズに応えることができ、単価アップを狙うことが可能です。

本記事では、モクテルとは何なのか、どのような種類があるのかをご紹介します。この記事を参考にしながら、ぜひモクテルを検討してみてください。

 

この記事の目次

  1. モクテルはノンアルコールのカクテル!
  2. 【レシピ】簡単で本格的!美味しいおすすめモクテル7選
  3. モクテルはお酒に負けないくらい人気が高い!モクテルを用意して集客力をアップしよう

 

モクテルはノンアルコールのカクテル!

モクテルとは、ノンアルコールのカクテルのことです。「Mock(真似た)」と「Cocktail(カクテル)」を掛け合わせた造語で、イギリスで生まれました。日本では、ノンアルコールビールは普及していますが、ノンアルコールカクテルはまだまだ珍しいものといえます。

モクテルは、アルコールを飲めない人でもアルコールの風味や雰囲気を楽しめる飲み物のため、注目を浴び始めています。店舗側としても、ソフトドリンクよりも単価が高く売上アップも狙えるメリットがあります。1930年代ごろからノンアルコールカクテルは作られていましたが、「モクテル」という言葉が使われ出したのはつい最近です。

モクテルを扱う飲食店は増えており、多くの飲料製造会社がモクテルのメニューやレシピを提供し始めているため、今後さらに認知度が上がることが予測できます。

 

モクテルとジュースの違い

モクテルはノンアルコールカクテルなので、一見ジュースと同じように見えるかもしれません。アルコール成分が入っていなければモクテルに該当するため、ジュースもモクテルと同じ分類といえます。そのため、モクテルとジュールの違いを明確に定義づけることはできません。

モクテルとジュースの違いを挙げるとするなら、アルコールのような嗜好性が再現されているのがモクテルで、嗜好性がないのがジュースです。モクテルは、お酒を飲めない人でもアルコールの嗜好性が楽しめるように作られているので、アルコールを飲んでいる気分になります。

一方、ジュースはアルコール飲料を再現しているわけではないため、アルコール独特の深みを感じることはできません。そのため、どちらもアルコールが入っていない共通点はありますが、モクテルをメニューに入れるなら、ソフトドリンクと差別化することをおすすめします。

 

モクテルの楽しみ方

モクテルはアルコール飲料と異なり、飲む場所や時間を考えずに飲むことができます。お酒を飲めない人がアルコールの深みを楽しむために選択されることの多いドリンクですが、飲酒を控えている人や車・バイクを運転する人にも親しまれています。

 

【レシピ】簡単で本格的!美味しいおすすめモクテル7選

モクテルにはさまざまな種類があります。どのモクテルを用意すればよいか分からないという人に向けて、ここでは特に人気のある種類をご紹介します。

今回は、必ずメニューに入れておきたい7つのモクテルを厳選しました。どのようなドリンクなのか、またおすすめのレシピも紹介するので、気になるモクテルがあればぜひ作ってみてください。

 

バージンモヒート

バージンモヒートは、ノンアルコールバージョンのモヒートです。「バージン」はノンアルコールを意味しており、ミントの香りが特徴的。ミントとライムが口いっぱいに広がり、爽快感のある味わいを楽しむことができます。バージンモヒートはモクテルの定番なので、必ず用意しておきたいモクテルの1種といえます。

必要な材料

  • ミントシロップ(大さじ1杯)
  • ライムシロップ(小さじ2杯)
  • ミントの葉
  • ライム
  • ソーダ(200cc)

レシピ

  1. ミントシロップとライムシロップをグラスに入れ
  2. ソーダをグラスに注ぐ
  3. 氷とミントの葉を浮かべる
  4. グラスの縁にライムを添える

 

シンデレラ

シンデレラは、パイナップルとオレンジのフルーティーな味わいが特徴のドリンクです。フルーツジュースがベースのすっきりとした味わいなので、飲みやすくなっています。また、色合いもオレンジで可愛らしく、ネーミングもプリンセスを連想させるため、特に女性から人気があります。女性客が多いお店は、看板メニューになる可能性が高いでしょう。

必要な材料

  • パイナップルジュース(80ml)
  • オレンジジュース(80ml)
  • レモン汁(20ml)
  • ミント
  • レシピドレンチェリー

レシピ

  1. パイナップルジュース、オレンジジュース、レモン汁をステア(混ぜる)する
  2. 混ぜたドリンクをグラスに注ぐ
  3. グラスの縁にドレンチェリーとミントを添える

 

シャーリーテンプル

ジンジャーエールがベースのシャーリーテンプルは、酸味のある味わいが特徴です。甘いドリンクが苦手な人でも飲みやすく、炭酸の刺激が爽快感を引き立ててくれるので、本格的なカクテルを楽しめます。ジンジャーエールを甘口にするか辛口にするかで味わいがガラッと変わるため、お客様の好みに応じて作ることが可能です。シャーリーテンプルはモクテルの中でも特に人気があるので、いつでも作れるように用意しておきましょう。

必要な材料

  • ジンジャーエール(130ml)
  • グレナデン(ザクロ)シロップ(20ml)
  • カットレモン(1カット)

レシピ

  1. ジンジャーエール、グレナデンシロップ、氷をグラスに入れて混ぜる(ビルド)
  2. グラスにカットレモンを添える

 

バージンブリーズ

バージンブリーズは、クランベリージュースとグレープフルーツジュースが入っているドリンクで、ウオッカベースのシーブリーズのような味わいを楽しめます。ベリー系と柑橘系がベースなので、酸味があり後味さっぱりしています。ロックグラスで出すことが多いため、大人な雰囲気を演出できるのも魅力的。おしゃれなモクテルを用意したい方におすすめです。

必要な材料

  • グレープフルーツジュース(60ml)
  • クランベリージュース(60ml)
  • カットレモン(1カット)

レシピ

  1. グレープフルーツジュースとクランベリージュースをシャイカーで混ぜる
  2. 氷を入れたロックグラスに注ぐ
  3. グラスにカットレモンを添える

 

サマー・ディライト

サマー・ディライトはライムジュースがベースでソーダで割っているため、爽快感がありさっぱりしています。グレナデンシロップで赤く色づいており、「夏の喜び」を意味するネーミングなので、夏にぴったりのドリンクです。

必要な材料

  • ライムジュース(30ml)
  • グレナデンシロップ(15ml)
  • シュガーシロップ(小さじ2杯)
  • ソーダ(90ml)

レシピ

  1. ライムジュース、グレナデンシロップ、シュガーシロップをシャイカーで混ぜる
  2. 氷を入れたグラスに注ぐ
  3. ソーダをグラスに注いで軽く混ぜる

 

ミルクセーキ

ミルクセーキは、ミルクがベースになっている卵のコクとバニラの風味を楽しめるドリンクです。甘口のため、特に女性に人気があります。また、栄養もたっぷり入っているのがミルクセーキの特徴です。

他の種類に比べるとアルコール感は低いですが、甘いものが好きな人に人気があるため、前向きに検討してみましょう。

必要な材料

  • 牛乳(100ml)
  • 卵(1個)
  • 砂糖(小さじ2杯)
  • バニラエッセンス(3滴)
  • クラッシュアイス(適量)

レシピ

  1. ミキサーに牛乳、タマゴ、砂糖、バニラエッセンス、クラッシュアイスを入れて混ぜる
  2. グラスに注ぐ

 

バージン・メアリー

バージン・メアリーはトマトジュースがベースになっているため、トマトの酸味とコクを楽しむことができ、レモンジュースですっきりとした味わいに仕上がっています。タバスコやウスターソースが入っているので、アルコールのような深みを感じられる大人なノンアルコールです。博識な人が頼む傾向があるため、用意しておきたいモクテルの一つです。

必要な材料

  • トマトジュース(180ml)
  • レモンジュース(2ml)
  • タバスコ(2ml)
  • ウスターソース(2ml)
  • カットレモン(1カット)

レシピ

  1. グラスに氷を入れる
  2. グラスに全ての材料を入れてステアする
  3. グラスにカットレモンを添える

 

モクテルはお酒に負けないくらい人気が高い!モクテルを用意して集客力をアップしよう

モクテルは、ソフトドリンクでは味わえない深みや風味を楽しめるので、じわじわと人気が高まっています。とは言え、飲食店でモクテルを導入している店舗は少ないので、モクテルをいくつか用意するだけでも集客力アップが期待できます。

本記事で紹介した7つの種類のモクテルは中でも注目度が高いので、ぜひ参考にしてみてください。複数のモクテルを用意し、顧客満足度をアップさせましょう。

執筆 菊池 勲

複数事業が存在するスマレジの中で、全社横断的にWebマーケティングを展開する事業戦略本部にてマーケティングを担当。 主にオンライン広告の取扱をメイン業務とし、各ベンダー様と共に出稿後のパフォーマンス・予算管理・データ分析および検証に基づくプランニングを担当。

このページの先頭へ