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Home 店舗運営 【2024年版】飲食店向け「POSレジ15社」を徹底比較

店舗運営 2024/07/02 2024/12/02

【2024年版】飲食店向け「POSレジ15社」を徹底比較


飲食店にPOSレジの導入や乗り換えをする際、どのようなPOSレジがおすすめなのか?悩んでいるのではないでしょうか?

ひと昔前はPOSレジ導入にはコストが大きくかかりましたが、クラウドサービスの「タブレット型POSレジ」が増えて、導入コストはずいぶんと下がりましたが、POSレジ会社が増えて選びにくくなった面もあります。

個人店や中小の飲食店で導入すべきPOSレジには重要なポイントが3つあります

■ 飲食店の「POSレジ」で3つのポイント
  • 飲食店のための機能が豊富であること
  • 無料プランがあり、有料プランも費用が安いこと
  • 多くの決済サービスや会計ソフトに対応していること

これらの条件をにあてはまるのが「スマレジ」です。POSレジを導入すると、他社への乗り換えには多くの労力がかかります。

そのため、最初から飲食店向けの機能が豊富であり、月次のコストが安いPOSレジであると、飲食店経営戦略において多くの選択肢を持ちながら、黒字経営を目指しやすくなるためです。

本記事ではPOSレジでおすすめの15社を紹介するとともに、飲食店向けに必要なPOSレジの機能や、POS決める際に押さえたいポイント、実際のシステムなどを紹介します。

 

飲食店におすすめのPOSレジ15社を一覧で徹底比較

この記事では飲食業界で展開されている多くのPOSレジ15社を徹底比較しております。まずは、下記の飲食店向けのPOSレジ機能比較をご覧ください。

■ 飲食店向けPOSレジ15社の機能比較表

POSレジ比較15社

 

ここで紹介したPOSレジ15社には飲食店向けのPOSレジに絶対必要な基本的機能の「売上分析」と「多店舗管理」機能が備わっていますが、飲食店で重宝される以下のような機能を全て備えているのは、スマレジと④USENレジ、⑤ワンレジ、⑦Square、⑮NECモバイルPOSの5社だけとなります。

■ 飲食店で重宝される機能
  • オーダーエントリー
  • テーブルエントリー
  • モバイルオーダー
  • 引換券機能
  • 自動釣り銭機能
  • セルフレジ対応

さらに、この4社の中で無料プランがあり、有料プランが最も安いのが「①スマレジ」となります。

下記のスマレジの公式ホームページでは資料請求も実施しておりますので、興味がある方はまずは資料請求をしてみましょう。

 

それでは、実際に初期費用や無料プラン、有料プランの比較をしてみます。

下記の比較表をご覧ください。

■ 飲食店対応のPOSレジ15社の価格比較表

飲食店向けPOSレジ15社価格比較表

POSレジは一度導入すると、他のメーカーに変更するのは非常に手間がかかりますので、最初から機能が豊富なPOSレジを選ぶべきでしょう。

例えば、数年後に以下のような要望があった場合ですが、

「モバイルオーダーを導入したい!」
「セルフオーダーを導入したい!」
「CRMシステムを導入してPOSと連携したい!」

このような場合にPOSレジがこれらの機能に最初から対応していれば、後でPOSレジを変更しないで済みます。それは、決済サービスの変更や会計ソフト、対応デバイスの変更においても同様です。

以下に15社の決済サービスや会計ソフト、デバイスの対応比較表を用意したので、POSレジを検討する際は、自店で使っている決済サービスや会計ソフト、デバイスと照らし合わせてみてください。

 

■ 対応決済サービス、会計ソフト、デバイスの比較表

※以下の画像をクリックすると拡大できます。

241130_POSレジ15社比較(決済、外部連携)

POSレジ導入や乗り換えを検討の際は、コストを抑えるためにも、決済サービス、会計ソフト、デバイスが自店で使っているものと対応しているPOSレジを選ぶようにしましょう。

 

飲食店におすすめのPOSレジ15社の紹介

それでは、POSレジのおススメの15社をそれぞれ紹介するので、気になる会社があったら公式ホームページをチェックしてみてください。

① スマレジ

スマレジはクラウドPOSレジについての調査で、3部門でNo.1を獲得したPOSレジで、0円から利用可能です。

モバイルオーダーやテーブルオーダー、セルフレジ自動釣銭機にも対応し、省人化を実現できます。各種キャッシュレス決済とも連携可能で、従業員の不正を防ぐ操作ログ確認機能や、権限設定機能も備えています。さらに、インボイス制度にも対応しています。

  • 初期費用
  • 無料
  • 無料プラン
  • あり(1店舗のみ)
  • 有料プラン
  • 5,500円/1店舗3台〜
  • 特徴
    • モバイルオーダー・テーブルオーダー対応
    • セルフレジ・自動釣銭機に対応
    • 不正を防ぐ機能搭載
    • 各種キャッシュレス決済に対応
    • オフライン利用でキッチンカーなどにも対応
  • 対応決済
    サービス
  • スマレジ・PAYGATE
    Square
    STORES決済
    Starpay(マルチQR)
    楽天ペイ
    ペイメントマイスター
    JMSおまかせサービス
  • 対応会計
    ソフト
  • freee(フリー)
    MFクラウド会計
    弥生会計
    TKC
    勘定奉行クラウド


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② Airレジ

基本的な機能を有する汎用性の高いPOSレジです。

最大の特徴は、ランニングコスト0円という点。基本的な機能さえあれば十分で、有料の機能を検討する必要のない小規模店舗にはおすすめでしょう。複数店舗管理や原価管理機能がないといった点には注意が必要です。

  • 初期費用
  • 無料
  • 無料プラン
  • あり
  • 有料プラン
  • 特徴
    • ランニングコスト0円
    • 小規模店舗におすすめの基本的な機能
    • シンプルで操作性が高く、使いやすい
  • 対応決済
    サービス
  • 独自決済サービス
  • 対応会計
    ソフト
  • freee(フリー)
    MFクラウド会計
    弥生会計
    TKC

 

③ ユビレジ

2010年からサービス提供を開始している、iPadレジの分野では草分け的な存在です。

現在でもシステムをアップデートし続けており、安定したサービス運用が光ります。飲食店には便利な仕入・シフト・予約・売上などを一元管理できる機能があります。
機能性や連携アプリの対応数の多さ、導入数など、多業界で汎用性の高いPOSレジでしょう。

  • 初期費用
  • 無料
  • 無料プラン
  • なし
  • 有料プラン
  • 6,900円〜
  • 特徴
    • iPadレジの元祖にして定番
    • 高機能性と多機能性を備えながらも低価格
    • 仕入・シフト・予約・売上などを一元管理できる
  • 対応決済
    サービス
  • Square
    STORES決済
    Starpay(マルチQR)
    食べログPay
    オムニカード・ペイメント
    おてがるPay
  • 対応会計
    ソフト
  • freee(フリー)
    MFクラウド会計
    弥生会計
    TKC

 

④ USENレジ

「USENレジスター」の名で知られていましたが、2022年から「USENレジ FOOD」「USENレジ BEAUTY」など、各業種向けの機能に特化したPOSレジがリリースされています。

特に飲食店に特化した機能を持つことが特徴で、専門のスタッフが付くなど、手厚いサポート体制があることも魅力です。全国148カ所の拠点から365日バックアップしてくれるサポート体制あるので、慣れないシステムであっても安心して運用できる点が心強いでしょう。

  • 初期費用
  • 無料
  • 無料プラン
  • なし
  • 有料プラン
  • 9,980円〜
  • 特徴
    • USENの提供するPOSレジサービス
    • 全国148カ所の営業所での万全のサポート体制
    • 飲食業特化型のPOSレジサービス
  • 対応決済
    サービス
  • 独自決済サービス
  • 対応会計
    ソフト
  • freee(フリー)
    MFクラウド会計
    弥生会計

 

⑤ ワンレジ

旧名「はんじょうPOSレジ」の名で知られていた、飲食店特化型のPOSレジです。

考案者が元飲食店経営者ということもあって、従業員管理、売り上げデータ集計、予約管理といった面で、痛いところに手の届く仕様になっています。勤怠管理機能がついているので、給与計算の手間を削減することもできるでしょう。

  • 初期費用
  • 要お問合せ
  • 無料プラン
  • なし
  • 有料プラン
  • 要お問合せ
  • 特徴
    • 飲食店経営者が考案した特化型POSレジ
    • 「操作が簡単」「不正・防止」「自動集計・分析」を重視した設計
    • 飲食店向けの便利な機能が多く、勤怠管理機能も充実
  • 対応決済
    サービス
  • 要お問合せ
  • 対応会計
    ソフト
  • 要お問合せ

 

⑥ Okageレジ

Okageレジは飲食特化型レジで、特にモバイルオーダー機能に優れたPOSレジです。

モバイルオーダー機能とは、お客さんがスマホでメニューを確認してオーダーする仕組みのこと。デリバリーやセルフオーダーの多い店舗では買い勝手がよいでしょう。その反面、原価管理や予約管理などの機能などがあるかサイト上ではよくわからないため要確認となります。

  • 初期費用
  • 無料
  • 無料プラン
  • なし
  • 有料プラン
  • 11,000円〜
  • 特徴
    • 飲食店特化型のタブレット型POSレジ
    • お客様スマホからのモバイルオーダー機能での運用が得意
    • ハンディを含めた運用コストが月額5,500円(税込)からと低価格
  • 対応決済
    サービス
  • STORES決済
    おてがるPay
    PAYCIERGE
    PAY.JP
    GMO PGマルチペイメントサービス
    ペイジェント
  • 対応会計
    ソフト
  • freee(フリー)

 

⑦ Square POSレジ

決済サービスSquareに付随したPOSレジで、Squareで無料アカウントを作ったうえでiPadにソフトをインストールするという形で利用します。

費用はキャッシュレス決済が発生した際の決済手数料のみなので、POSレジ機能は完全無料で使え、最低限の会計機能や売上管理機能があればよいと決めている方にはおすすめでしょう。

  • 初期費用
  • 無料
  • 無料プラン
  • あり
  • 有料プラン
  • 13,000円〜
  • 特徴
    • 初期費用と月額費用が無料で利用できる
    • シンプルで操作しやすいレジ画面
    • 売上データの分析方法が豊富
    • 周辺機器もシンプルでデザイン性が高い
  • 対応決済
    サービス
  • 独自決済サービス
  • 対応会計
    ソフト
  • freee(フリー)
    MFクラウド会計

 

⑧ pos cube

飲食店特化型のiPad型POSレジです。

コースの選択や、オプション、アラカルトなど様々なオーダースタイルに対応。オーダーごとや商品ごとなど、伝票印字のスタイルも細かく設定できます。ハンディ端末による注文のみならず、手書きでの注文に対応したい場合にも運用できるオーダーステーション機能があるのも便利です。

  • 初期費用
  • 無料
  • 無料プラン
  • なし
  • 有料プラン
  • 5,980円〜
  • 特徴
    • コースやセットメニューの設定など、飲食店向けの機能が充実
    • 飲食店の規模に合わせたサービスを提供
    • 様々なスタイルの伝票印字が可能でオーダーステ―ション運用にも対応
  • 対応決済
    サービス
  • stera teminal
    楽天ペイ
    STORES決済
  • 対応会計
    ソフト
  • 要お問合せ

 

⑨ POS+(ポスタス)

オーダーやキッチン連携からキャッシュレス連携・セルフオーダーまで、飲食店に対応したPOSレジです。

  • 初期費用
  • 無料
  • 無料プラン
  • なし
  • 有料プラン
  • 14,000円〜
  • 特徴
    • 多機能でもシンプルな操作性
    • 徹底した導入サポート
    • POSレジも決済端末もすべてオールインワン
  • 対応決済
    サービス
  • PAYGATE
    STORES決済
    楽天ペイ
    stera teminal
    Panasonic Connect
  • 対応会計
    ソフト
  • freee(フリー)
    MFクラウド会計
    弥生会計

 

⑩ blayn (ブレイン)

月額0円から始められる飲食店専用POSレジです。直感的な操作性で、オーダーからお会計までオールインワンで対応可能です。

  • 初期費用
  • 無料
  • 無料プラン
  • なし
  • 有料プラン
  • 2,800円〜
  • 特徴
    • シンプルで直感的な操作感
    • お会計までわずか3ステップ
    • レシート印刷まで0.01秒
  • 対応決済
    サービス
  • ANA DIGITAL GATE
    JACCS
    JMS
    IntalPay
  • 対応会計
    ソフト
  • freee(フリー)
    MFクラウド会計
    弥生会計

 

UNIPOS(ユニポス)

コロナ禍で注目されているセルフレジ機能やモバイルオーダー機能といった省人化のための機能が充実したPOSレジです。

テーブルオーダーとのシステム連動や、注文をキッチンに表示するキッチンモニター機能など、飲食店にとって便利な機能も搭載している点が魅力。サポート体制も365日間対応です。

  • 初期費用
  • 無料
  • 無料プラン
  • あり
  • 有料プラン
  • 8,800円〜
  • 特徴
    • 低コスト、多機能、操作性を重視した飲食店向けPOSレジ
    • セルフレジやモバイルオーダーなど、コロナ禍で注目されている機能を強化
    • 省人化を目指した機能や、ハンディの機能が充実
  • 対応決済
    サービス
  • 要お問合せ
  • 対応会計
    ソフト
  • 要お問合せ

 

CASHIER (キャッシャー)

お店の運用に合わせて自由自在に設計できるAndroid型のクラウドPOSレジです。

  • 初期費用
  • 無料
  • 無料プラン
  • あり
  • 有料プラン
  • 4,400円/1台〜
  • 特徴
    • あらゆる販売方法を一元管理
    • 高度なメニュー設定
    • 安定性にこだわったハードウェア
  • 対応決済
    サービス
  • 独自決済サービス
    Square
    Star Pay
  • 対応会計
    ソフト
  • freee(フリー)

 

かんたん注文

飲食店に特化したセルフオーダー・POSレジアプリです。セルフオーダー機能、ハンディ機能、POSレジ機能を備えています。

  • 初期費用
  • 要お問合せ
  • 無料プラン
  • なし
  • 有料プラン
  • 要お問合せ
  • 特徴
    • AIおすすめ機能
    • 多言語対応
    • 売上管理・分析機能
  • 対応決済
    サービス
  • STORES決済
    IntalPay
  • 対応会計
    ソフト
  • freee(フリー)
    MFクラウド会計
    弥生会計

 

stera pack POS

MBC GMO PAYMENTの決済サービス「stera pack」にPOSレジの機能が搭載されたパッケージプランです。

シンプルなPOSレジ機能、充実のレポート・管理機能を搭載しています。

  • 初期費用
  • 無料
  • 無料プラン
  • なし
  • 有料プラン
  • 9,900円〜
  • 特徴
    • シンプルなPOSレジ機能
    • 棚卸や入出庫機能
    • 充実のレポート・管理機能
  • 対応決済
    サービス
  • 独自決済サービス
  • 対応会計
    ソフト
  • 要お問合せ

 

NECモバイルPOS

NECの提供するサービスで、操作性が高いと定評のあるPOSレジです。

20年以上培ってきたノウハウをもとに、直感的でわかりやすい操作性のサービスを提供。多店舗経営では負担の大きい、スタッフへの教育の手間も削減できるでしょう。365日対応可能な手厚い出張サポートがあるのもうれしい点です。

  • 初期費用
  • 無料
  • 無料プラン
  • なし
  • 有料プラン
  • 要お問合せ
  • 特徴
    • NECが提供する高い機能性と操作性を誇るPOSレジ
    • NECの20年にわたるノウハウが詰まっている
    • 多店舗飲食業に強みがある
  • 対応決済
    サービス
  • Anywhere
    stera termina
    starPay
    KAZAPI
    iRITSpay
    CARDNET
    INFOX
    Payment Meister
    Ark
    AirPAY
    AirPAY QR
    CAFIS Arch
  • 対応会計
    ソフト
  • MFクラウド会計

 

飲食店のあらゆるシーンに対応する「タブレットPOSレジ」

店舗数や、テイクアウトサービスの有無など、それぞれ業態にあうPOSレジを選ぶことが重要です。

ここからは飲食店のタイプ別の、おすすめのレジをご紹介しますが、最もおススメなのはスマレジのような「タブレットPOSレジ」となります。それではシーン別に解説します。

個人経営の飲食店の場合

個人飲食店でメニュー数がそれほど多くなければ、売れ筋も把握しやすく、会計もシンプルなのでキャッシュレジスタータイプでも可能です。

しかし、レジ締め業務を効率化したい場合は、基本的機能を搭載した「タブレットPOSレジ」がおすすめです。手持ちのスマートフォンやタブレットにアプリインストールするだけで使え、導入費用も抑えられます。

■ レジ締め業務の効率化や基本機能を搭載した「タブレットPOSレジ」

複数店舗展開している場合

多店舗展開しているレストランや居酒屋は、メニュー数や来店客数、スタッフ数も多くなるので、さまざまな機能を使えるPOSレジやタブレットPOS専用機がおすすめです。

POSレジを導入すれば、店舗ごとの売上分析や勤怠管理なども簡単にできます。

「タブレットPOSレジ」であればテーブル会計ができるので、お会計時の混雑を回避することも可能です。

■ 複数店舗展開に対応している「タブレットPOSレジ」

テイクアウトがある場合

ファストフードやテイクアウトがある飲食店では、の注文と同時に売上情報がPOSレジに連携できるタブレットPOSレジがおすすめです。

また、テイクアウトは商品の提供スピードが大事なので、バーコードスキャンができるPOSレジを導入することで時間短縮につながります。

「タブレットPOSレジ」であればiPadなどの端末をそのまま利用できるので、レジの導入コストを抑えられます。

■ バーコードスキャンに対応している「タブレットPOSレジ」

キッチンカーなどで移動販売をする場合

キッチンカーやイベント出店などで移動販売をする飲食店には、「タブレットPOSレジ」がおすすめです。タブレットPOSレジはコンパクトなので、スペースの少ない車内に適しています

キッチンカーの場合も商品の提供スピードが重要な為、すばやく会計できるタブレットPOSレジがぴったりです。

■ 小さいスペースでも使いやすい「タブレットPOSレジ」

 

飲食店で「POSレジ」を導入する3つのメリット

飲食店がPOSレジを導入することで、下記3つの課題を主に解決できます。

■ 飲食店でPOSレジを導入する3つのメリット
  • レジ締めにかかる時間を従来の半分にできる
  • スタッフ満足度を上げて離職率を下げられる
  • 会計自動化で経営に集中できる環境を整える

それぞれの課題をどのように解決するのか、詳しく解説します。

 

メリット①レジ締めにかかる時間を従来の半分にできる

キャッシュレジスターを使った手作業のレジ締めにかかる時間は、「平均48分」です(経済産業省の統計データを参照)。48分のうち売上データの集計作業にかかる時間は、「平均23分」と約半分を占めています。(残り25分はレジ現金残高の確認作業)。

POSレジを導入すれば売上データの集計作業はなくなるため、レジ締めにかかる時間を約半分に短縮可能です。さらに売上データの集計ミスも削減できるので、実質的には多くの作業時間を短縮できます。

 

メリット②スタッフ満足度を上げて離職率を下げられる

厚生労働省が発表している統計データによると、令和4年における飲食業の離職率※は26.8%でした(令和4年雇用動向調査より)。産業別に見ると飲食業の離職率は最も高く、飲食店の人材不足問題を表しています。

※離職率=離職者数÷1日1日現在の常用労働者数×100(%)

飲食店の離職率を下げ、人材不足問題を解消するのに効果的な対策が「スタッフ満足度の向上」です。具体的には「労働に対する納得感」を持ってもらうことで、スタッフ満足度を上げられます。

たとえば、「給与は平均的だが労働時間が長い飲食店」は不満を抱えやすく、スタッフ満足度が下がります。

スタッフ満足度を上げるためには、給与を今よりも高くするか労働時間を短くして「労働に対する納得感」を持ってもらうことが大切です。

そこでPOSレジを活用しましょうPOSレジは、レジ締め時間の削減に加えて、オーダーエントリシステムなどの機能を活用してスタッフの業務負担を軽減できます。

給与水準をそのままに業務負担を軽減できれば「労働に対する納得感」を持ちやすく、ひいてはスタッフ満足度の向上につながります。これにより離職率が下がれば人材不足問題も解消され、経営者は人材不足で悩まなくなるはずです。

 

メリット③会計自動化で経営に集中できる環境を整える

飲食店経営者が抱えているのが、「経営に集中できない」というもう1つの大きな課題です。

毎日の店舗対応に追われて売上データなどの仕訳作業もなかなか行えず、月末になって慌てて対応する経営者も多いでしょう。そこにPOSレジがあれば、バックオフィス業務の効率化によって経営に集中できる環境を整えられます。

ほとんどのPOSレジは会計ソフトとの連携が可能なので、毎日の売上データ記録や仕訳作業などを自動化できます

さらには取り込んだデータをもとに帳票作成まで自動化できるため、POSレジと会計ソフトを連携すれば飲食店のバックオフィスの大部分を効率化可能です。

会計自動化により経営に集中できる環境を整えれば、集客のためのメニュー開発やマーケティングといった業務にも注力できるようになります。

 

飲食店向けの「POSレジ」を決める際に押さえたい5つのポイント

POSレジには飲食店向けの機能を搭載している商品・サービスが、数多くリリースされています。多種多様なPOSレジの中から自店舗に合ったPOSレジを選ぶにあたって、押さえておきたいポイントをご紹介します。

ポイント①飲食店の業務効率化を実現できるか

POSレジを導入したからといって、飲食店の業務効率化を実現できないケースもあります。そこで重要なポイントは、「飲食店向けの機能を搭載しているかどうか」です。

■ 飲食店向けのおすすめ機能
  • オーダーエントリシステム
  • テーブルオーダーシステム
  • モバイルオーダーシステム
  • デリバリー、テイクアウト対応
  • キャッシュレス決済
  • 売上データの自動記録
  • 多店舗管理、データ共有
  • 会計ソフトとの連携

飲食店向けのPOSレジを選ぶ際は、上記機能が搭載されているかをまずはチェックしてみましょう。

同じサービス内でも、プランによって機能の搭載可否が変わる場合があるので注意が必要です。特に下記2つの機能は、飲食店向けのPOSレジでとくに着目してほしい機能です。

 

セルフオーダー機能

コロナ禍が終わった後でもさらに導入が進んでいる機能で、テーブルに設置してあるiPhoneやiPadなどで直接注文できるシステムが「セルフオーダー機能」です。

お客さんはデバイスからメニューを確認して、スタッフに気遣うことなく自分の好きなタイミングで注文できます。お店側はスタッフの人員を削減でき、また、メニューの入れ替えなどの手間や費用を削減できることがメリットでしょう。

■ セルフオーダー機能を搭載した「タブレットPOSレジ」

デリバリー・テイクアウト対応

デリバリーやテイクアウトへの対応も、コロナ禍の影響で注目された機能です。デリバリー・テイクアウトそのものは従来からあるサービスですが、「注文を受けてから店舗のレジに売上情報を入力する」のがこれまでの基本でした。

しかし、Uber Eatsなどのデリバリーサービスが台頭したことで、デリバリー・テイクアウトの注文と同時に売上情報がPOSレジに記録される機能が登場しています。

店内を利用したお客様の会計と分類できるだけでなく、注文時にシステムと連携してレジ入力の二度手間を防止できるため、デリバリー・テイクアウトを検討している飲食店に欠かせない機能です。

■ デリバリー・テイクアウト機能対応の「タブレットPOSレジ」

ポイント②画面操作は直感的で使いやすいか

POSレジ導入時は、操作方法の教育・トレーニングが欠かせません。導入後も新人スタッフに対する教育・トレーニングは欠かせないため、できる限り教育コストがかからないPOSレジを選びましょう。

ここで着目すべきポイントが、「画面操作は直感的で使いやすいか」です。ただし操作性に優れたPOSレジかどうかは、実際に触ってみないことにはわかりません。したがってPOSレジの中でも、「無料プランを提供」や「実機体験ができる」POSレジを選びましょう

たとえば、スマレジは全国6か所に実機体験ができるショールームを設置しています。

■ スマレジのショールームの写真

ショールームに足を運べない方に対しては、ビデオ通話を使用したオンライン相談にて対応しています。また、1店舗限定で利用可能な無料プランも提供しているので、スマレジを実際に触って操作性を確かめてみてください。詳しくは以下のリンクをクリックしてみてください。

→ スマレジショールーム一覧ページ

 

ポイント③キャッシュレス決済に対応しているか

多くの飲食店にとってキャッシュレス決済への対応は、喫緊の課題となっています。これを示すデータを2つご紹介します。

1つめのデータは経済産業省が発表している、キャッシュレス決済比率に関する統計データです。日本のキャッシュレス決済比率は年々拡大し、2013年に15.3%だったキャッシュレス決済比率は、2022年に36.0%まで拡大しました。

■ 国内のキャッシュレス比率


出典:2022年のキャッシュレス決済比率を算出しました|経済産業省

2つめのデータは国際カードブランドのJCBが行った、キャッシュレス決済に関するアンケート調査から判明したデータです。

同アンケート調査では、キャッシュレス決済に対応していない店舗に対して68.5%の人が「利用意欲が下がる」と回答しています。


出典:キャッシュレス決済に関する調査~コロナ禍におけるキャッシュレス決済事情~|JCB調べ

これらのデータから、飲食店にとってキャッシュレス決済への対応は喫緊の課題だとわかります。

したがって飲食店向けのPOSレジを選ぶ際は、キャッシュレス決済に対応しているのはもちろん、どういったキャッシュレス決済に対応しているかまで詳細にチェックしてください。

 

ポイント④システムの拡張性が優れているか

以下はスマレジの他システムとの拡張性を表したカオスマップです。

■ スマレジ対応の他システムとのカオスマップ

飲食店業界はサービス形態が変化しやすいので、状況の変化に合わせてメニューや会計データを変更させることも頻繁にあります。あらゆる情勢に素早く対応できるうえに、他システムと拡張性に優れた商品を選ぶことが、成功のポイントです。

POSレジサービスの中には、他社サービスや周辺機器と連携できないなど、拡張性の低いサービスもあります。将来的な機能拡張を想定して事前に確認しておくことが必要です。

スマレジは多くの他社システムや、周辺機器などに対応しています。独自のプラットフォーム「スマレジ・アプリマーケット」の100以上のアプリ(追加機能)の中から、自分のお店にあわせて簡単に追加できます。

 

ポイント⑤初心者向けのサポートは充実しているか

POSレジを初めて導入する飲食店が、特に注目すべきポイントは「初心者向けのサポートは充実しているか」です。POSレジは様々な機能を搭載しているため、初めて利用する方は会計画面や管理画面の使い方、各種設定などで迷ったりトラブルに遭ったりするケースが増えてしまいます。

その際に頼りにしたいのがサポートですが、サポート体制が不十分なサービスを選んでしまうと問題解決に時間がかかり、スタッフやお客様に迷惑をかけることになります。

下記4つのポイントをサイトなどで事前にチェックしてみてください。

  • 受付方法(電話、メール、チャットなど)
  • 受付時間(受付時間、定休日など)
  • 回答スピード(最短当日など)
  • ヘルプページやマニュアルの充実度

「POSレジを導入するまでに今ある不安を解消したい」という方は、スマレジの無料オンライン相談をご利用ください。

ビデオ通話でスタッフが対面にてご対応し、実機や管理画面などを共有しながらPOSレジ導入のさまざまな不安を解消します。多くの飲食店経営者が気になっている「IT導入補助金」についてもご案内可能です。

 

飲食店に合った「POSレジ」を活用して業務を効率化しよう

本記事では飲食店向けのレジについて、種類ごとの特徴やおすすめのPOSレジサービスなどをご紹介しました。

結論として、飲食店におすすめのレジは「タブレット型POSレジ」です。導入コスト・ランニングコストを抑えながら、飲食店向けのさまざまな機能で業務効率化を促進します。

タブレット型POSレジで日々の売上データや顧客情報を可視化すれば、売上拡大につながるヒントも見つかるでしょう。本記事でご紹介したPOSレジ選びのポイントを参考にしながら、自店舗に合ったPOSレジをぜひ選んでみてください。

その中でもPOSレジ「スマレジ」はテーブルオーダーやモバイルオーダー、セルフレジや自動釣銭機といった飲食店経営に役立つさまざまな機能に対応

さらに、従業員の不正を防ぐ「操作ログの確認機能」などかゆいところに手が届く機能も搭載しています。他社システムや周辺機器との連携性・拡張性にも優れているので、飲食店の業務効率化のためにスマレジをぜひご検討ください。


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執筆 アキナイラボ 編集部

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