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お店ラジオ 2025/02/06 2025/02/06

【イベントレポート】お店ラジオ公開収録第2弾!常識破りのリーダーから学ぶ店舗経営のヒント

2025年1月22日、東京・恵比寿にて株式会社スマレジの主催イベント「常識破りのリーダーから学ぶ店舗経営のヒント」が開催されました。

当日はホリエモンこと堀江貴文さんほか、豪華ゲストをお招きした3部構成にてセッションをお届け。また、第1部と第3部のセッションはinterFMで放送中の「お店ラジオ」の公開収録も兼ねて実施しました。

本記事では、イベントの様子とセッションの概要をご紹介します!

 

この記事の目次

 

会場の様子

当日の会場は恵比寿駅近くのSTUDIO VIZZ EBISU。開場直後から多くの方にご来場いただきました。

受付では、スマレジスタッフがお出迎え。イベント中はフリードリンクのサービスも用意しており、スマレジユーザーの猿田彦珈琲様からコーヒーをご提供いただきました。

実は猿田彦珈琲様、イベント会場と同じ恵比寿に本店が(^^)。心温まる嬉しいサービスをありがとうございました!

 

店舗経営のヒントを学ぼう!各セッションの概要

準備が整い、いよいよセッションスタート!

冒頭でご紹介の通り、今回は3つのセッションをご用意しており、さまざまな業界で活躍されるゲストのお話を伺いました。ここからは、各セッションの概要をお届けします。

 

第1部:宿が目的になる!客を呼ぶ新体験ホテルの知恵と戦略

登壇者
ゲスト:株式会社温故知新 代表取締役 松山 知樹 氏
DJ    :事業投資家 三戸 政和 氏

第1部のゲストは、ホテル旅館の運営受託やプロデュースを行っている株式会社温故知新の松山さん。

温故知新は、四国や離島など決して多くの集客が見込めるとは言えない土地で、唯一無二のホテルを展開し注目を集めています。あえて難易度の高い戦略を掲げる中で、どのように “目的地になるホテル” を作ることができたのでしょうか。

松山さん曰く「一風変わった土地や建物を活用してホテルを経営することは、特別新しいことではなかった」とのこと。以前からそういった取り組みはあったものの、概念として言語化できたのが温故知新でした。

そんな松山さんが大切にしてきたことは「上手くいくまで諦めない」そして「粘る」こと。特殊な土地での採用活動や、内部のもめ事などで頭を悩ませたことも多かったという松山さん。その度に上手く行くまで諦めず、最後まで粘るということを心がけていたのだとか。

例えば、採用活動においては評判が命であり、残業代の支払いなど当たり前のことを当たり前に徹底。また、権限委譲し基本的に任せるスタンスを取りつつも、数字はちゃんと見るなど、任せる部分とサポート・教育のバランスを重視しているのだそうです。

セッションの最後には「活力のある組織は最終的に利益よりも勝つ」と力強い一言を頂きました。無理な全国展開など利益だけを追うようなことはせず、採用やマネジメントを通じて “活力ある組織” を作れば、利益は後からついてくる。

同じことをやらない、新しいことに挑戦する、など「面白いことができそうな会社だな」という認知を作り、選ばれる企業をこれからも目指していきたいとのことでした。

 

第2部:コスメ・ビューティー業界の巨人たちに勝つ!業界を牽引するUX改革とは?

登壇者
ゲスト:株式会社TAT NAILS INC事業責任者 宅野 恭平 氏
MC  :株式会社スマレジ 事業戦略本部マーケティング部 真鍋 誠人

続いて第2部のゲストは「NAILS INC(ネイルズインク)」などのネイル用品の販売や、ネイルケアサロンの運営など幅広いネイル関連事業に取り組む株式会社TATの宅野さん。

男性の少ないネイル業界に入りなんと23年!日本ネイリスト協会の審査員も務めていらっしゃるのだとか。

TATでは、コロナ以降本格的に業務システムの見直しに着手。従来使っていた基幹システムでは当時注力し始めたBtoC領域に対して融通が利かないことが多く、思い切ってスマレジやshopify、そして両者をつなぐOmuniHubを中心としたUX改革を1から築くことになりました。

プロジェクトは足掛け3年。手探りではありましたが、小売業界の巨人たちと戦うためには避けて通れない道だった、と宅野さんは言います。

映写資料より抜粋(宅野さん作成)

また、宅野さんからは「自分たちが属する業界の動きだけを見ない」というメッセージを頂きました。コスメ・ビューティー業界と一口に言っても、切り口を変えれば全く違う業界の店舗が競合になることも。知らないところで自社に影響を及ぼすブームが突然起きることもあるのです。

今回のテーマでもあった “巨人たち勝つ” ためには、ネイルという一見か細いカテゴリーを、いかに鋭く硬い針のように仕上げるかが重要。そのための基盤づくりや製品・サービスの企画が今後も求められる、とセッションを締めくくりました。

 

第3部:業界トップシェアの舞台裏!健康ビジネスのあり方と未来

登壇者
ゲスト:実業家 堀江 貴文 氏、株式会社nobitel 代表取締役社長 黒川将大 氏
DJ    :事業投資家 三戸 政和 氏

第3部は皆さんお待ちかね、堀江貴文さんのご登場!ストレッチ専門店「Dr.Stretch」を展開する株式会社nobitelの黒川さんとの豪華対談が実現しました。ホリエモン節炸裂の軽快なトークとともに、セッションがスタート!

以前から「Dr.Stretch」の事業展開に注目していたという堀江さん。実際に施術を受けたこともあり、高い効果を実感したのだとか。これまでになかったストレッチ専門店のアイディアはどのように生まれたのでしょうか。

黒川さんはもともとリラクゼーションのチェーンを運営していたことがあり、業界への理解や店舗展開における勘所がベースにあったのだそう。そんな中で、多くの人は「楽で効果が高いこと」を求めているという顧客のインサイトに注目し、まさにそれを体現するのがストレッチであることに気づきました。

海外も含め、積極的に店舗展開を進めている「Dr.Stretch」。事業成長を支えるトレーナーの育成は欠かせません。トレーナーの技術力は必ずしも経験年数に比例するわけではなく、センスが物を言うのも事実。だからこそ企業としてのサポートが重要、と黒川さんは言います。

例えば、nobitelでは研修施設を主要都市に複数構え、再研修制度を充実。研修を受講するための負荷やコストを低減するため、研修施設の立地を考慮して新店舗を出店する戦略を取っています。

セッションの終盤、話題は「これからの健康ビジネスについて」へ。

黒川さんからは、ビジネスの観点で言えば “高齢者を高齢者として扱わない” ことが重要であるとの提言。今の時代、高齢者と言ってもまだまだ若い世代が、突然年寄り扱いされてしまっても足が遠のくだけ。自ら「行きたい」「やってみたい」と思えるサービス作りが大切なのだそうです。

一方で、最近政治家と話す機会が多いという堀江さんは、高齢者の健康増進のためには政府がきちんと仕組み化することが欠かせない。医療費削減のためにも、効果が見込めるきっかけづくりはいくらでもある、とご意見。「Dr.Stretch」との協業で、健康ビジネスの未来が大きく切り拓かれる日も遠くはないかも……?!

 

「お店ラジオ」での放送もお楽しみに!

あっという間に3セッションが終了し、イベントは閉会へ。

今回のイベントタイトルにもあったように、 まさしく“常識破り”な店舗展開について、さまざまな業界での事例を交えながら楽しく学ぶことができました。

そして冒頭でお伝えの通り、今回の第1部と第3部の内容は、interFMで放映中の「お店ラジオ」2/9・16・23の放送回(いずれも日曜21時〜)にて公開予定です。

当日ご参加いただいた方はもちろん、参加したかったけどできなかった!という方もぜひご視聴ください!Voicyではノーカット版が聞けますよ(^^)

最後に、今回お忙しい中登壇いただき貴重なお話をしてくださったゲストの皆さま、ならびにイベントに足を運んでくださった参加者の皆さま、本当にありがとうございました。

執筆 アキナイラボ 編集部

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