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レジ 2022/11/14 2023/02/28

POSレジで顧客管理を行う方法|おすすめのシステムはどれ?

 

リピーター獲得や客単価のアップを目指すには、顧客一人ひとりに合わせたアプローチを行うと効果的です。顧客ごとに最適なサービスを提供するには、顧客管理が欠かせません。店舗で顧客管理を行う場合は、POSレジの顧客管理機能を活用するのがおすすめです。

本記事では、顧客管理の重要性やPOSレジで顧客管理を行う方法などを詳しく解説します。おすすめのPOSレジシステムも紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

 

この記事の目次

  1. 顧客管理とは?
  2. POSレジの顧客管理機能では情報の登録から分析までできる!
  3. POSレジで顧客管理を行うときのポイント
  4. 【徹底比較!】顧客管理に強いPOSレジのおすすめ5選
  5. 顧客管理はとても重要!POSレジでしっかり行う

 

顧客管理とは?

顧客管理とは、顧客の氏名・住所・連絡先に加え、購買履歴や売上に関する情報などを管理することです。顧客の情報を適切に管理し、これまでの購買傾向や問い合わせ内容などをもとに効果的なマーケティング施策を検討・実施する目的で行われます。

顧客管理に取り組む企業や店舗は多く、顧客管理用のシステムを導入しているケースもあります。以下では、顧客管理に力を入れるメリットや目的について詳しくみていきましょう。

 

メリットや目的・重要性

顧客管理では顧客の購入した商品・購入頻度・総購入金額・最新の購入日・問い合わせ内容など、購買に関するあらゆる情報を管理します。これらのデータはユーザーのニーズを把握するために役立ち、顧客一人ひとりの購買傾向に合わせたアプローチができるようになるのがメリットです。それぞれのニーズを満たしたアプローチは顧客満足度の向上につながり、顧客と長く良好な関係を築けるようになるでしょう。

顧客満足度が向上すると、リピート購入や客単価アップにつながりやすいため、売上を伸ばすためにも重要です。インターネットが普及して誰でも簡単に多くの情報が手に入れられる時代となり、新規顧客獲得にかかるコストが上昇していることもあり、既存顧客を失わないためにも顧客管理が重要とされています。

 

POSレジの顧客管理機能では情報の登録から分析までできる!

レジのある実店舗を経営している場合は、POSレジの顧客管理機能を活用すると便利です。POSレジの顧客管理機能では、氏名・性別・年齢・購入商品・購入金額・購入日など多くの情報を登録して管理できます。会員登録してくれた顧客に対して、ポイントの付与やポイントを利用した会計が行えるPOSレジもあります。

POSレジには顧客情報を分析する機能も備わっており、年齢や性別ごとの売上傾向の把握や、ダイレクトメールの送付に活用できる最終来店日や誕生月などの確認が可能です。このように、POSレジはただ情報を管理するだけでなく、マーケティング戦略の検討や効果的なアプローチに役立つ分析結果を表示してくれます。

 

POSレジで顧客管理を行うときのポイント

POSレジで顧客管理を行う際には、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 収集した顧客データを分析する
  • 他のシステムやアプリ、ソフトと連携する
  • セキュリティ対策を徹底する

それぞれのポイントについて、以下で詳しく解説します。

 

収集した顧客データを分析する

顧客管理を行ううえで大切なのが、データを収集するだけでなくしっかり分析してマーケティングに役立てることです。POSレジの分析機能を使ったり、エクセルを使って独自の視点で分析したりして、収集した顧客データを最大限に活用しましょう。

顧客データを分析すると、「特定の年齢・性別の顧客によく売れている商品がある」「来店頻度の高い顧客は共通したメニューを注文している」といった細かい傾向が把握できます。このように顧客ごとの購買履歴を軸に分析を行うと、具体的なマーケティング施策を検討しやすくなるのがメリットです。

POSレジのなかには分析結果をグラフなど見やすい形に整えて表示してくれるものもあるので、これまで顧客データを分析していなかったという人は、まずはPOSレジに備わっている分析機能を活用してみてください。

 

他のシステムやアプリ、ソフトと連携する

POSレジは他のシステムとの連携も可能です。以下のようなマーケティング・経営に役立つシステムと連携すると、POSレジで収集した顧客情報をより効果的に活用できるようになります。

  • CRM
  • 顧客との接触回数やアプローチ履歴、購入履歴などを管理し、顧客と長く良好な関係を築くためのツール
  • SFA
  • 見込み顧客の情報を管理する営業支援ツール
  • MA
  • 顧客の行動履歴をもとにマーケティング活動を自動化するツール

POSレジの顧客管理機能はデータの収集や分析は可能ですが、その先のマーケティングや営業を効率化するには他のシステムを使わなければならない場合もあります。POSレジで収集・分析したデータを最大限に活用できるように、必要に応じて上記のようなシステムやアプリとの連携も検討してみましょう。

 

セキュリティ対策を徹底する

顧客管理を行う際は、顧客の個人情報を守るためにセキュリティ対策を徹底しなければなりません。ウイルス感染や覗き見、従業員の不正行為など、個人情報は常に流出のリスクがあると考えておいてください。

具体的な対策として、以下のようなものが挙げられます。

  • 顧客情報へのアクセス権限を絞る
  • 横から簡単に覗き込めないようにレジの置き場所を工夫する
  • POSレジ用とその他の用途でインターネット回線を分ける
  • 端末のOSを常に最新の状態に保つ など

iPadなどのタブレット端末をPOSレジとして使用する場合は、紛失や盗難にも注意が必要です。「簡単に盗まれないように専用のスタンドに固定する」「顧客情報の管理はクラウドを利用し、端末にはデータ保存しない」などの対策も実施しましょう。

顧客の個人情報を流出させてしまうと、店舗への信頼が失われて顧客離れにつながったり、顧客への賠償責任が生じたりするため、流出のリスクを最小限にするための対策が求められます。

 

【徹底比較!】顧客管理に強いPOSレジのおすすめ5選

POSレジで顧客管理を行うなら、顧客管理機能に強い製品を選びましょう。おすすめのPOSレジは、以下の5つです。

  • スマレジ
  • アスのレジ
  • Airレジ
  • スクエアPOSレジ
  • ninapos

それぞれの特徴について、以下で詳しくみていきましょう。

 

スマレジ

スマレジは、iPadやiPhoneを使用するアプリタイプのPOSレジです。11万店舗以上の導入実績があり、業種や規模を問わず幅広い店舗で活用されています。

スマレジの顧客管理機能は10万件の顧客情報を登録でき、タブレットで顧客情報を確認しながらお客さま一人ひとりに合わせた接客が可能です。ポイント機能によって、会員ランクに応じてポイント付与率を変えるなど細かい対応もできるようになります。

ECサイトやCRM、会員証アプリなど、さまざまな外部システムとの連携も可能です。データはすべてクラウド上に保存されるので端末紛失時の情報流出を防ぎ、通信の暗号化やサーバーへのアクセス権の制限などセキュリティ対策にも力を入れています。

 

アスのレジ

アスのレジは、30店舗以下の多店舗展開を行っている企業のためのPOSレジアプリです。iPadに対応していて、基本のPOSレジ機能に加えて顧客管理機能や在庫管理機能などを搭載しています。

顧客管理機能は購入や来店の履歴はもちろん、コメント登録やアンケート、写真データの管理やDM管理も可能です。お客さまからの意見や接客の成功事例などを登録しておくと、別の店舗で働くスタッフ同士でも情報を共有しやすくなり、質の高い接客ができるようになります。

 

Airレジ

Airレジはシンプルな画面表示で使いやすいPOSレジアプリで、レジ機能・顧客管理・売上分析などすべての機能を無料で利用できるのが特徴です。iPadを使用しますが、パソコンからCSVデータのダウンロードも可能で、エクセルでデータの管理や分析をしたい場合にも便利です。

Airレジの顧客管理機能には、氏名や生年月日、住所などの個人情報に加えて、来店履歴や購入履歴、自由に入力できるメモ欄などが用意されています。例えば飲食店なら、注文したメニューの内容や価格帯を記録しておき、次回来店時のメニュー提案に活用できます。

 

スクエアPOSレジ

スクエアはキャッシュレス決済サービスを提供しており、決済手数料のみでPOSレジや顧客管理、勤怠管理やECサイトの開設など多くの機能が利用できます。iPadにしか対応していないPOSレジアプリも多いなか、Android端末にも対応しているのが特徴です。

スクエアPOSレジには、「顧客リスト」という機能が用意されています。顧客が商品を購入すると、決済時の情報をもとにプロフィールが自動生成され、新たな購入データを取得すると自動でプロフィールに追加されていきます。内蔵レポート機能で、満足度や購入パターンなども確認が可能です。

 

ninapos

ninaposは、製菓・製パン業界用の顧客管理POSレジシステムです。ターミナル型といわれるPOSレジで、アプリタイプのようにタブレット端末ではなくレジ専用の機器を使用します。

お客さまに快適に店舗を利用してもらえるよう、メンバーズカードを利用した簡単な予約受付や、会員情報に登録したメモ内容を会計時に自動で表示させる機能などが用意されています。そのほか、利用履歴に応じて顧客ごとに異なるクーポンレシートを発行したり、誕生月にポイントを多く付与したりする機能もあり、レジ会計の際に顧客一人ひとりに合わせた対応が可能です。

 

顧客管理はとても重要!POSレジでしっかり行う

業界に関わらず、顧客情報の管理は重要です。顧客ごとの購入履歴や来店頻度などのデータを活用して、顧客一人ひとりに合わせたアプローチを行いましょう。実店舗を運営しているなら、POSレジで顧客管理を行うと会計時にデータを効率的に収集・管理できるのでおすすめです。POSレジを活用して顧客管理にしっかり取り組み、お客さまに長く愛される店舗を目指してください。

POSレジで顧客管理を行うなら、POSレジアプリの「スマレジ」がおすすめです。会員情報の登録やポイント付与、客層別の売上分析など顧客管理機能が充実していて、万全なセキュリティ対策で個人情報を守ります。ぜひ導入を検討してみてください。

執筆 菊池 勲

複数事業が存在するスマレジの中で、全社横断的にWebマーケティングを展開する事業戦略本部にてマーケティングを担当。 主にオンライン広告の取扱をメイン業務とし、各ベンダー様と共に出稿後のパフォーマンス・予算管理・データ分析および検証に基づくプランニングを担当。

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