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レジ 2021/10/14 2024/03/06

POSとは?POS関連用語の意味を17つをまとめて解説

POSに関わる用語は多く、POSの導入を検討している人の中には、普段あまり使われない用語や、意味が分からない用語もあるのではないでしょうか。そのような方に向けて、POSに関連する用語を、用語集としてまとめました。ぜひ参考にしてください。

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この記事の目次

 

POSに関連する用語

POSとはそもそもどのような意味なのか、POSレジやPOSシステムなど「POS〇〇」といった用語について解説します。

 

POS

POSは「Point Of Sales」の頭文字をとったもので、「販売時点情報管理」と訳されています。POSとは、販売時点の情報をその場で記録し管理・集計を行うことを指します。POSのデータは素早く売上の動向を把握しサービスや商品改善につなげて顧客満足度を高めるために欠かせないものです。

 

POSレジ

POSレジとはレジ精算のタイミングで精算とデータ収集を同時に行える機能を持ったレジです。POSシステムを搭載したレジをPOSレジと呼びます。POSレジは、売上に関する様々なデータ収集、価格計算、レシート発行を同時に行えます。

POSレジが導入された当初はターミナル型レジと呼ばれ、専用の機械とレジが一体になったものが主流でした。しかし、最近ではタブレット型のPOSレジ製品が増え、スマホやiPadにアプリをダウンロードして利用できるタイプも登場しています。

 

POSシステム

POSシステムとは、店舗での売り上げや顧客情報などをリアルタイムで「見える化」するデータ管理システムの総称です。ソフトウェアやハードウェア、ネットワークシステムなどを表します。いつ・どこで・誰が・何を購入したか全てデータ化されており、人力ではほぼ不可能な高精度さと大量のデータ処理が可能です。POSレジはこれらのデータ収集を精算と同時にできるため、業務効率改善につながります。

POSシステムが導入され始めた当初は、レジと本部システムのパソコンを連携して活用していましたが、現在はクラウド上のPOSシステムが主流です。業種や業態によって、どのようなシステムを導入するべきかは異なるため、業務状況に合わせたシステム構築が大切です。

 

POSデータ

POSデータとは、POSレジで商品をバーコードなどで読み取ったときに得られるデータです。購入時には購入された時間や商品の内容、店舗、個数、価格などが反映されます。また、ポイントカードなどで顧客情報が収集できている場合、商品を購入した人の年齢や性別などより詳しいデータも収集可能です。

人力でデータ収集するよりも短時間で高精度な情報収集ができます。これらのPOSデータをうまく活用することで、売上向上や集客アップにつながるでしょう。

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決済まわりの用語

デジタル化が進む中で現金以外の決済方法が増えました。ここではクレジットカードやキャッシュレス決済など、決済まわりに関する用語を解説します。

 

決済・決済する

決済とは商品やサービスに対して、対価を支払うことです。「済」という字には「済ます」という意味があり、支払いを済ませるという意味があります。

一昔前は、現金での決済や小切手や手形決済が主流でした。最近では現金不要のカード決済やキャッシュレス決済、 QRコード決済などの方法が多数登場しています。

POSレジの種類によって、対応できる決済方法が異なります。そのため、お客さまの利便性を考えたうえで、適切な決済方法ができるPOSレジを選ぶことが大切です。

 

カード決済・クレジットカード

カード決済とは、クレジットカードで決済をする方法です。現金を持ち歩く必要はなく、カード一枚で決済が完了します。クレジット決済を選択すると、カード会社は一時的に、購入者に代わって支払を負担します。後日、1か月分など指定期間の購入分をまとめて指定の銀行口座から引き落としされる仕組みです。

クレジット決済を導入する場合、店舗とクレジットカード会社間で契約を結び、手数料支払などが発生します。

 

キャッシュレス決済

キャッシュレス決済は紙幣や硬貨などの現金を使わずに決済する方法です。クレジットカードを始め、デビットカード、電子マネー、電子決済など複数のキャッシュレス決済方法があります。
現金を持ち歩く必要がないため、支払いがスムーズになり、ポイント還元など消費者にメリットがある点も特徴的です。現金の受け渡しを行わないため、衛生的な決済方法として利用者が増加しています。

 

QRコード決済

QRコード決済は、キャッシュレス決済の手法の一つで、スマートフォンを主に利用する決済方法です。スマホから QRコードを出して店舗側の端末で読み込む方法と、店舗側が出したQRコードをスマホで読み込む方法の2種類に分けられます。

スマートフォン1台で支払いが完結するため、クレジットカードやポイントカードを持ち運ぶ必要がなくなる利点があります。PayPayや楽天ペイ、d払い、メルペイに加え、各社が独自の決済サービスを続々と発表しています。

 

周辺機器の用語

続いて、POSレジの周辺機器の用語を説明していきます。

 

キャッシュドロア

キャッシュドロアとは、レジで受け取ったお金を一時的に保管する引き出し状の保管庫です。現金と硬貨を分けて保管できるようになっています。キャッシュドロアはサイズが大きいほど収納力がありますが、店舗への馴染みやすさやデザイン性に注視したコンパクトなものも多いです。

手動式だけではなく、パソコンやプリンターに接続できるもの、プリンタと一体型になっているものなど種類が豊富です。自動釣銭機の機能が一体型のものや、盗難対策で家具と固定できるものなど、使用用途に合わせて選ぶとよいでしょう。

 

バーコードスキャナー

バーコードスキャナーは、商品につけられたバーコードを読み取る機械のことです。バーコードリーダーとも呼ばれます。レジに備え付けられているタイプもあれば、別途購入が必要の場合もあります。

その他にも、有線か無線タイプか、読み取れるバーコードの種類で製品を選ばなくてはなりません。スキャナーによって読み取り方法やバーコードの種類が異なり、レーザー方式、CCD方式、ペン方式などがあります。

 

レシートプリンター

レシートプリンターとは、レシートを印字するためのプリンターです。一般的には感熱紙が使われ、熱を使って印字します。

レシートプリンターにはLANタイプとBluetoothタイプ、ハイブリッドタイプがあります。Bluetoothタイプはネットがなくても接続でき設定も簡単ですが、レジ1台に1つのプリンターしか接続できません。LANタイプの場合、接続に手間がかかりますが複数台のレジを同時に管理できます。使用するPOSレジのサービスによっては、対応していないレシートプリンターもあるため、POSレジに対応しているかどうかは確認が必要です。

 

レシートロール紙

レシートロール紙は、レシートを印字するためのロール状の紙です。規格サイズが決められており、芯の直径が12mm、巻きの直径が80mm、横幅が80mになっています。保存可能年数と紙の厚みは規格が決まっていません。

1回の精算でどのくらいの長さのレシートを出すのかによって利用量が変わるので、店舗で発行するレシート数、長さに合わせて常にストックが必要です。

 

ハンディ・ハンディレジ

ハンディ(ハンディレジ)とは、手持ちの機械に注文を入力することで、お客様の席から離れたキッチンなどに遠隔で注文内容を伝えられる機械です。後述するオーダーシステムとセットで、飲食店でのオーダー業務の効率化やミス防止を目的に利用されることが多いです。

POSレジと連携したタイプのものもあり、そのような機能がある端末であれば、オーダーから精算の業務も効率的になるでしょう。使いやすい操作になっていないと、業務効率がかえって悪くなることもあるため、使い勝手の確認が必要です。

 

カスタマーディスプレイ

カスタマーディスプレイとは、お客さまに会計情報などを伝えるためのディスプレイのことです。支払い金額が視覚的に見えやすく、安心して会計ができます。

金額やお釣りだけが表示できるタイプから、文字や画像、バーコードまで表示できるものなど、種類は豊富です。画面が大きくカラーで表示できるものであれば、値引きやポイントなど細かい情報も表示できるため、お客さまに安心してもらいやすくなるでしょう。また、タブレットやスマホをカスタマーディスプレイとして表示可能なPOSレジもあります。

 

自動釣銭機

自動釣銭機とは、現金の入出金を機械的に行う装置です。キャッシュドロアと比較すると、精算業務が効率化し精算ミスも少なくなります。現金の持ち出しが難しくなるため、セキュリティ面でも安心です。

ただし、導入コストが高く、広めの設置スペースが必要になる点がデメリットです。

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その他の用語

POSレジには、業種や業態によって、時折関連性がある用語があります。ここでは、オーダーシステムや、DXなど、カテゴリに含まれない用語を解説します。

 

オーダーシステム

オーダーシステム(オーダーエントリーシステム)とは、飲食店でフロアスタッフが受けた注文の品目や数量をキッチンに即座に送れるシステムです。オーダーミスを減らし、業務効率の改善に役立ちます。

一般的には専用のターミナル端末やハンディレジが必要ですが、スマレジ・ウェイターであれば、iPhoneやiPadを利用し、コストをかけずに導入可能です。POSと連携して、売上状況の分析も簡単にできます。

 

DX(デジタルトランスフォーメーション)

DX(デジタルトランスフォーメーション)は、情報処理推進機構(IPA)では、「AI や IoT などの先端的なデジタル技術の活用を通じて、デジタル化が進む 高度な将来市場においても新たな付加価値を生み出せるよう従来のビジネスや組織を変革すること」と定義されています。

POSレジについても、DXの流れは進んでいます。タブレットやクラウドシステムを使ったPOSシステムが多く登場し、業務効率の改善や集客アップのためにはDX化が欠かせません。

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POSレジの無料相談はスマレジへ

POSレジを初めて導入する場合、専門的な用語が多く、わからない用語も多いのではないでしょうか。わからないことがあれば、スマレジでは無料相談フォームから相談も可能です。気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

執筆 菊池 勲

複数事業が存在するスマレジの中で、全社横断的にWebマーケティングを展開する事業戦略本部にてマーケティングを担当。 主にオンライン広告の取扱をメイン業務とし、各ベンダー様と共に出稿後のパフォーマンス・予算管理・データ分析および検証に基づくプランニングを担当。

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