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レジ 2021/10/11 2024/03/12

POSレジにWi-Fiは必要?おすすめの回線から注意点まで徹底解説


この記事でわかること

  1. オフラインでできること・できないこと
  2. POS向けのインターネット回線2選
  3. Wi-Fiを設置するときの注意点

POSレジの導入を検討していると、「Wi-Fi接続が必要かどうか」という疑問が出てくるのではないでしょうか。POSレジにWi-Fiは必須というわけではありませんが、Wi-Fiに接続することでより便利に使えるようになります。

この記事では、POSレジのWi-Fi接続について、Wi-Fiなしでできること・できないことや、POSレジにおすすめのインターネット回線などを紹介するので、POSレジ導入時の参考にしてください。


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この記事の目次

 

POSレジは基本的にオフラインでも使える

POSレジは、基本的にオフラインでも問題なく利用できます。ここでは、オフラインでできること・できないことについてそれぞれ解説します。

 

オフラインでできること

POSレジがオフラインの状態でも、商品のスキャンや会計など、基本的なレジ業務は可能です。

オフライン時の販売情報はレジ本体に保存され、インターネットに接続したときにサーバーに情報が送られるようになっています。

そのため、モバイル端末をPOSレジとして使用するなら、店舗にWi-Fiがなくても閉店後に自宅に持ち帰ってインターネットに接続し、サーバーにデータを送るといった使い方も可能です。

オフラインでできないこと

POSレジがオフラインだと、サーバーに収集したデータを送ることができません

特に店舗に複数レジがある場合や複数店舗を運営している場合などは、リアルタイムで情報を収集・分析することができず、POSレジのメリットを最大限に発揮できなくなってしまいます。

また、オフラインでは電子マネーなど一部の決済が利用できないPOSレジもあります。

POSレジはインターネットに接続することでより便利な機能が使えるので、なるべく店舗のインターネット環境を整えておくのがおすすめです。

 

POSレジ用にWi-Fi(無線LAN)を導入するなら光回線がおすすめ

店舗にWi-Fiを導入するなら、光回線がおすすめです。ここでは、POSレジ用のWi-Fiに光回線を使用するメリットについて解説します。

 

通信が安定している

光回線のメリットのひとつとして、通信が安定していることが挙げられます。

光回線は電磁波の影響を受けにくく、通信が途切れたり遅延したりすることが少ないのが特徴です。

通信が不安定な回線ではPOSレジ端末とサーバーでデータのやりとりに支障が出ることがあり、一時的にオフラインで使用しなければならなくなるかもしれません。

一時的にオフラインになっても基本的には問題なく利用できますが、一部の決済方法が使えなくなるなどの制限もあります。レジ混雑時にインターネット通信が不安定になるとレジ業務に支障がでてお客さんに迷惑をかけてしまうかもしれないので、通信が安定した光回線の利用がおすすめです。

 

通信速度が速い

光回線は、通信速度が速いのもメリットです。

ADSL回線の約20倍の速度で通信できるので、POSレジ端末とクラウドとのデータ通信がほぼリアルタイムで行えます

ポケットWi-Fiなどを使うという方法もありますが、手軽に導入できる半面、利用する通信事業者や時間帯などによって通信速度に差が出やすいのがデメリットです。特に、インターネット利用者が多い夕方から夜にかけては通信速度が遅くなることがあります。

レジが混雑する時間帯にWi-Fiの通信速度が遅くなると、会計処理がスムーズに進まない恐れがあるので注意しましょう。光ファイバーを通してデータを送受信する光回線なら、安定して通信速度が速い状態を保てるので、レジ業務に支障が出にくくなります。


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POS向けのインターネット回線2選

POSレジ用にインターネット回線を契約する際、どの回線を選べばよいのか迷ってしまう人も多いでしょう。ここでは、オススメのインターネット回線を2つ紹介します。

 

フレッツ光

フレッツ光は、NTTが提供する光回線サービスです。

最大通信速度が10Gbpsのプランも用意されており、POSレジを利用するのに十分な通信速度が提供されています。

フレッツ光を利用するには別途プロバイダとの契約も必要なので、トータルで月額7,000円ほどになるケースが多いです。従業員用とお客さん用で分けられるWi-Fiや、クラウド型の防犯カメラなど、店舗用のサービスが充実しているのもポイントです。

https://flets-w.com/

 

光コラボレーション

フレッツ光とプロバイダーがセットになったサービスが、光コラボレーションです。

通信品質はフレッツ光と同等ですが、フレッツ光とプロバイダをそれぞれ契約するよりも安くなるケースがあります。

契約を一本化できるので、契約や支払いの手間を軽減できるのもメリットです。

光コラボレーションはプロバイダによって月額料金やサービス内容などが異なるので、契約前にそれぞれのプロバイダの特典や料金をチェックしておきましょう。

https://flets-w.com/collabo/


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Wi-Fiを設置するときの注意点

店舗にWi-Fiを設置するときは、いくつか注意点があります。ここでは、Wi-Fiを導入するときの注意点を2つ紹介します。

 

POSレジ専用のWi-Fiを設置する

飲食店などお客さんの滞在時間が長い店舗では、お客さん用のWi-Fiを用意しているところも少なくありません。

その場合、お客さん用のWi-FiとPOSレジ用のWi-Fiは分けるようにしましょう。

利用するWi-Fiルーターの性能にもよりますが、同時接続台数が多くなると通信が不安定になる可能性があります。Wi-Fiの通信が不安定になるとPOSレジの使用に支障が出ますし、「この店のWi-Fiはつながらない」といった印象をお客さんに与えてしまいます。

セキュリティの観点からも、POSレジは専用のWi-Fiに接続するほうが安心です。不特定多数の人が接続できるWi-Fiを使っていると、POSシステムに侵入されて情報が漏洩するリスクもあります。

 

キッチンカーならモバイル回線を検討する

特定の場所に店舗を持たないキッチンカーなどは、光回線を利用するのは不可能です。

移動販売やイベント出店時にPOSレジを使うには、モバイル回線を検討してみてください。

ポケットWi-Fiを利用する、POSレジ端末として使うスマートフォンやタブレット用にSIMカードを契約するなどの方法があります。そのほか、スマートフォンのテザリング機能を使うのもひとつの方法です。

これらは光回線と比べると通信速度や安定性はどうしても劣りますが、キッチンカーなどのPOSレジ利用には問題ない通信品質であるといえます。


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店舗でインターネット環境を整える方法

店舗のインターネット環境を整えるには、一般的に次の手順で行います。

  • 回線事業者とプロバイダーを決める
  • プランを選ぶ
  • 契約手続きをする
  • 開通工事をする
  • Wi-Fiルーターなどを設置する

はじめに、契約する回線事業者とプロバイダーを選びます。モバイル回線の場合は、プロバイダーの選択は不要です。

契約する事業者を決めたら、プランを選びましょう。必要な通信速度やオプションなどによって月額料金が設定されているので、用途に適したプランを選択します。

プランを決めたら契約手続きを行います。光回線の場合は開通工事が必要なので、都合の良い日を指定して開通工事を実施してもらいましょう。開通工事が終わったら、Wi-Fiルーターなど必要な機器を設置すればインターネットが利用できます。

 

Wi-Fiはスムーズに店舗を運営するために欠かせない!

POSレジの利用にはWi-Fiが必須というわけではありません。しかし、Wi-Fiに接続することでPOSレジの機能を最大限に活用でき、スムーズな店舗経営に役立ちます。そのため、POSレジを導入するなら店舗のWi-Fi環境を整えておくのがおすすめです。

POSレジの導入を検討しているなら、オフラインでも安心して販売を行うことができるスマレジをご検討ください

スアプリをインストールするだけでiPadやiPhoneをPOSレジとして利用でき、無料プランでも基本的な機能が使えます。

執筆 菊池 勲

複数事業が存在するスマレジの中で、全社横断的にWebマーケティングを展開する事業戦略本部にてマーケティングを担当。 主にオンライン広告の取扱をメイン業務とし、各ベンダー様と共に出稿後のパフォーマンス・予算管理・データ分析および検証に基づくプランニングを担当。

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