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店舗運営 2023/01/31 2024/01/25

かき氷屋を開業したい!手順や費用、成功させるためのコツとは?


この記事でわかること

  1. かき氷屋の開業に必要な資金・費用相場
  2. かき氷屋を開業する際の手順
  3. かき氷屋の開業を成功させる方法

かき氷屋は儲かりやすいと言われていて、他の飲食店に比べて開業資金を抑えられるなど開業するメリットが多いのが特徴です。

近年はかき氷ブームともいわれ、人気のかき氷店も多くあるため、開業を検討している人も多いのではないでしょうか。

本記事では、かき氷屋の開業を考えている人に向けて、かき氷屋が儲かると言われている理由や開業するメリット、開業するときの手順などを詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。

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この記事の目次

かき氷屋は儲かると言われている!その理由やメリットとは?

「かき氷屋は儲かる」と言われていますが、それは以下のような特徴があるためです。

  • 未経験でも簡単に作れる
  • 氷やシロップなどの原価が安い
  • 幅広い層をターゲットにできる

はじめに、かき氷屋が儲かると言われている理由と開業するメリットについて詳しくみていきましょう。

 

未経験でも簡単に作れる

かき氷は、未経験でも簡単に作れるのが特徴です。基本的に氷を削ってシロップをかけるだけなので、特別な調理技術は必要ありません。

作るために手間や時間がかからないのですぐに提供でき、回転率の向上による売上アップが見込めます

誰でも簡単に作れるので、新しくアルバイトを採用したときの教育に手間がかからないのもメリットです。また、メニューが変わっても基本の作り方は同じで、新メニューを考案しやすくバリエーションを増やしやすいという特徴もあります。

 

氷やシロップなどの原価が安い

かき氷に使う氷やシロップは原価が安く利益を出しやすいのも、「かき氷屋は儲かる」と言われる理由のひとつです。

例えば水道水で作った氷を使えば、原価はかなり抑えられます。フルーツを添える場合でも、一度に多くの量を仕入れるようにするなど、仕入れ値を抑えながらメニューを充実させることは可能です。

ただし、近年は氷の品質にこだわったかき氷や、トッピングが豪華で見栄えのよいかき氷などが登場していて、従来より原価は高いものの付加価値のある高価格帯のメニューで人気を獲得している店舗もあります。ターゲット層やライバル店の有無によっては原価を下げすぎると売上に影響する可能性があるため、注意してください。

 

幅広い層をターゲットにできる

かき氷は若い人からお年寄りまで幅広い層に人気があります。

年齢や性別を問わず、「暑い季節にはかき氷が食べたくなる」という人も多いでしょう。かき氷は昔から食べられているもので、夏祭りの屋台の定番でもあるので、多くの人に親しまれているデザートです。

そのためターゲットを細かく絞る必要がなく、たくさんのお客様に来てもらえる可能性があります。オーソドックスなかき氷は流行の影響を受けにくく、安定して営業を続けられるのがメリットです。

 

かき氷屋の開業に必要な資金・費用相場

かき氷屋の開業に必要な資金は店舗の規模や立地、必要な機材などによって異なりますが、一般的には100万円から500万円程度の資金で開業できます。主に必要となるのは、物件取得費と設備購入費です。物件取得費は前家賃や保証金、仲介手数料として家賃の1年分程度の費用がかかります。

かき氷屋の開業には、以下のような設備が必要です。

  • 氷を削る機械
  • 製氷機
  • 冷凍庫・冷蔵庫

そのほか、提供するメニューによってはドリンク用の専用機や調理設備なども必要で、これらを購入するための費用がかかります。

かき氷屋は一般的な飲食店と比べて必要な設備が限られるので、カフェやレストランよりも開業資金を抑えやすいのが特徴です。

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かき氷屋を開業する際の手順

かき氷屋を開業するには、以下の手順で進めます。

  • コンセプトを決める
  • 物件を探す
  • 資金を調達する
  • メニューを考える
  • 資格を取得して保健所の許可をもらう

それぞれのステップでどのような作業が必要なのか、以下で紹介します。

 

コンセプトを決める

はじめに、どのようなかき氷屋にしたいのかコンセプトを明確にしましょう。

コンセプトが明確になっていなければ、物件の立地やメニューを決めるときの軸が定まりません。開業準備がスムーズに進められなかったり、「イメージと違うお店になってしまった」といった事態に陥ったりするおそれがあるため、コンセプトを最初にしっかりと決めておくことが大切です。

コンセプトを決めるときは、以下の7W2Hを細かく考えていくと明確にしやすいです。

  • Why:なぜ開業するのか
  • When:いつまでに開業したいのか
  • Where:どこに店舗を出すのか
  • Who:誰と開業するのか
  • Whom:誰をターゲットにするのか
  • What:どんなメニューを提供するのか
  • Which:看板メニューはなにか
  • How:どのように店舗を展開していくのか
  • How much:どのくらいの費用と時間をかけるのか

上記9つの視点で、どのようなかき氷屋にしたいのか考えてみてください。

 

物件を探す

コンセプトが決まったら、店舗用の物件を探しましょう。

立地や規模などコンセプトに合う条件を決めて物件を探し、家賃や周辺のライバル店の有無なども考慮して最終的に契約する物件を決めます。

内装や外装の工事を予定している場合は、施工業者に同行してもらうと安心です。物件によっては希望する工事ができないこともあるため、好みの内装や外装に工事したい場合は物件選びのときに確認しておきましょう。

 

資金を調達する

かき氷屋の開業資金の相場は100万円から500万円と紹介しましたが、自己資金ではすべての金額をまかなえないケースもあるでしょう。その場合は、なんらかの方法で資金を調達しなければなりません。

資金調達は、家族や知人からの借り入れや補助金・助成金の利用などいくつか方法があります。

政府系金融機関である日本政策金融公庫の融資を受けるのもひとつの方法で、創業支援に力を入れていて金利が低いので資金調達に悩んでいる人は利用してみましょう。

 

メニューを考える

資金調達の目処が立ったら、はじめに決めたコンセプトやターゲット層を軸に、具体的なメニューを考案しましょう。

氷とシロップのシンプルなものから、フルーツや生クリームなどトッピングを充実させたものまで、一口にかき氷といってもさまざまなメニューが考えられます。

また、ドリンクやデザートなどかき氷以外に提供したいメニューがある場合は、その他のメニューの考案も必要です。

 

資格を取得して保健所の許可をもらう

食品を提供する店舗をオープンするには、食品衛生責任者の資格が必要です。

店舗設備や従業員の衛生管理を行うための資格で、各自治体の開催する講習会を受講すると取得できます。

飲食店を開業するには保健所からの営業許可が必要で、許可を得るには申請して検査を受けなければなりません。店舗設備について細かく基準が定められているので、事前に保健所に相談しておくとスムーズです。

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かき氷屋の開業を成功させる方法

かき氷屋の開業を成功させるために、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • POSレジを導入する
  • かき氷以外のメニューも充実させる
  • SNSなどを活用して集客に力を入れる

POSレジは、販売データを収集して自動で分析してくれるレジです。売れ筋商品・死に筋商品や時間帯・顧客層ごとの売上傾向など経営に役立つデータが得られるので、活用しましょう

かき氷屋でPOSレジの導入を検討している方に向けた資料「業種別POSレジの選び方・比較」を無料でご用意しています。「飲食業」における、POSレジの選び方や比較などを掲載していますので、ぜひご活用ください。

かき氷は夏によく売れる商品なので、かき氷しかメニューにないと夏以外のシーズンは売上が落ちてしまう可能性があります。季節を問わず安定して営業できるように、かき氷以外のメニューも充実させましょう。

SNSを見てお店を訪れる人も多いので、SNSを使った集客にも力を入れてみてください。積極的に写真を投稿したりハッシュタグを活用したりすると、多くのお客様の目に留まりやすくなります。

 

かき氷は日本の夏の風物詩!開業を検討してみよう

かき氷は日本の夏の風物詩ともいえる食べ物で、幅広い年齢層から人気があります。

調理が簡単で原価を抑えやすいなどメリットが多いので、かき氷屋の開業を考えている人は本記事で紹介した手順で開業準備を進めてみてください。

かき氷屋のレジにはタブレットをPOSレジとして利用できるスマレジがおすすめです。導入コストが安いだけでなく、基本機能なら無料プランで利用できるので運用コストも抑えられます。

執筆 菊池 勲

複数事業が存在するスマレジの中で、全社横断的にWebマーケティングを展開する事業戦略本部にてマーケティングを担当。 主にオンライン広告の取扱をメイン業務とし、各ベンダー様と共に出稿後のパフォーマンス・予算管理・データ分析および検証に基づくプランニングを担当。

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