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店舗運営 2025/01/17 2025/01/17

自動釣銭機の価格は「50〜100万円程度」サブスクは数万程度

自動釣銭機は、手間のかかる現金の受け渡しを自動化し、会計ミスの削減やスタッフの負担軽減に大きく貢献する有用なツールであり、飲食店や小売店、さらにはクリニックなど、様々な業種で導入が進んでいます。

自動釣銭機の導入を検討している店舗経営者の中には、機器がどのくらいの価格なのか気になっている方も多いと思います。

自動釣銭機の価格相場は50〜100万円程度です。

決して安い価格ではありませんが、導入による効率化やミス削減など、店舗運営に貢献する効果は大きく、十分に投資する価値があります。特に、POSレジと組み合わせることで、会計処理の速度と顧客サービスの質が向上し、さらなる効果が期待できます。

本記事では、自動釣銭機の価格相場や、POSレジと合わせて導入するメリット、また導入時のポイントなどについて詳しく解説します。

 

自動釣銭機の価格相場は50〜100万円

まず、自動釣銭機の導入にかかる費用について解説します。自動釣銭機の価格相場は、一般的に50〜100万円程度となっています。この価格帯には、機種の性能やサイズ、あるいはブランドによる違いが反映されています。

例えば、クラウドPOSレジ「スマレジ」と連携する自動釣銭機には、下記のようなタイプがあります。

■ スマレジと連携可能な自動釣銭機
自動釣銭機グローリーN300 小型 自動釣銭機 グローリー380
外観 グローリーN300 グローリー380
特徴
  • 大画面でわかりやすく操作がスムーズ
  • トラブル発生時は、エラー解除ガイダンスをわかりやすく表示
  • 稼働ログ(取引内容・動作状況など)の素早い確認が可能
  • ログを分析ツールにかけることで、PC上で稼働履歴や在高推移が確認可能
  • 機内状態のリアルタイム表示
  • ホワイトとブラックの2色のラインアップでどんな店舗でも馴染みやすい
  • セルフレジ端末向けの小型自動釣銭機
  • 横置きでも幅40cmのコンパクトサイズ
  • 縦置きでは幅26cmと、さらにコンパクトに設置可能
  • 入出金ガイドランプや、紙幣の水平挿入方式で顧客の使いやすさを重視した設計
  • 入出金部を1カ所に集中させたレイアウトにより、つり銭の取り忘れを防止
外寸 48(W)×54(D)×13(H)cm
(硬貨つり銭機+紙幣つり銭機)
40(W)×54(D)×26(H)cm
(横置きの場合)

 

これらの自動釣銭機の価格については、下記のスマレジ公式ページよりお問い合わせください。

 

また、機器自体の価格のほかにも、提供会社によって組立設置やセットアップ費用、年間保守契約などが別途かかる場合があるため、導入の際には複数の提供業者から見積もりを取ることをおすすめします。

なお、自動釣銭機は中古の機器も販売されており、20〜40万円程度が相場となっています。

ただし、中古品の場合、部品が劣化している可能性があるため、トラブルが発生しやすいというリスクがあります。例えば、頻繁に使用されていた機器の場合、予期せぬ動作不良が起こることも考えられます。

このため、中古品では修理やメンテナンスに追加の費用がかかる可能性があります。初期費用を抑えられる一方で、結果的に新しい機器を購入するのと同等、またはそれ以上のコストが発生するケースもあるのです。

もし、中古品の購入を検討する際は、機器の状態や保証内容を十分に確認することが重要です。

 

POSレジと合わせて導入する場合の価格は?

自動釣銭機を導入する際には、連携可能なPOSレジとセットで導入する方も多いと思います。

一般的に、高度な機能を持つPOSシステムでは数百万円の初期投資が必要になることもありますが、低価格で導入できるタブレット型POSレジであれば、10〜15万円で導入が可能です。これにより、自動釣銭機と合わせたトータル費用を安く抑えることができます。

コストを抑えつつも効率的な運営が実現できる点は、タブレットPOSレジの大きなメリットです。

なお、タブレットPOSレジの導入にかかる費用については、下記記事にて詳しい内訳を解説しておりますので、本記事とあわせてご覧ください。

 

スマレジのサブスクプランなら自動釣銭機が月額36,190円〜

スマレジでは「機器サブスクプラン」を提供しており、サブスクリプション形式で初期費用を抑えながら必要な機器をセットで利用することが可能です。

このプランでは、POSレジ本体や自動釣銭機を月額料金でレンタルできるため、高価格な自動釣銭機の導入資金負担を軽減できます。

「自動釣銭機セット」は、バーコードスキャナー、レシートプリンター、カスタマーディスプレイ、自動釣銭機がセットとなって、月額36,190円から利用可能(※)です。

■ 自動釣銭機セット
自動釣銭機セット

 

このプランには、定期的なメンテナンスも含まれるため、安心して運用を続けられます。初期費用を抑えて自動釣銭機を導入したい方は、スマレジのサブスクプランの活用を検討してみてはいかがでしょうか。

詳細は、下記スマレジの公式ページをご覧ください。

※自動釣銭機の連携はプレミアムプラスプラン以上で利用可能
※サブスク導入サポート費用:¥198,000(税込)が別途発生

それでは次に、自動釣銭機を導入することで得られる具体的なメリットについて詳しく解説します。

 

自動釣銭機を導入する5つのメリット

自動釣銭機の導入には初期費用がかかりますが、その分、店舗運営において多くのメリットをもたらします。ここでは、自動釣銭機とPOSレジを合わせて導入することで得られる5つのメリットを紹介します。

 

メリット① 会計業務の効率化

自動釣銭機とPOSレジを組み合わせることで、会計が効率的に進みます。これらのシステムは商品のスキャンから支払い、釣銭の自動計算までをシームレスに処理するため、顧客の待ち時間が短縮され、ピークタイムでも業務負担を軽減します。

その結果、店舗全体の作業効率が向上し、顧客満足度の向上にもつながります。さらに、スタッフは接客や店舗運営に集中できるため、全体的なサービスの質を高めることが可能です。

 

メリット② 人的ミスの削減

スタッフが手作業で会計を行うと、計算や入力ミスが起きる可能性があります。しかし、自動釣銭機とPOSレジを活用することで、これらのミスを大幅に減らすことが可能です。

特に、釣銭の計算や金額入力はPOSシステムが自動で処理するため、エラーによる顧客の不満を防ぎ、業務の正確性を向上させます。釣銭も正確な金額が排出されるため、顧客とのトラブルを未然に防ぐことができます。

正確な会計は顧客との信頼構築にも寄与し、クレームの減少にも繋がります。

 

メリット③ セキュリティの向上

自動釣銭機とPOSレジを導入することで、金銭のやりとりや取引データを正確に記録・管理できるため、セキュリティ対策として非常に効果的です。

また、自動釣銭機で現金の取り扱いが自動化されるため、現金の盗難や紛失、不正取引のリスクを大幅に低減できます。

さらに、POSシステムにはデジタルで取引データを記録し、リアルタイムで監視する機能が備わっているため、店舗運営の透明性も向上します。

これらの機能により、安心して店舗を運営できるだけでなく、顧客からの信頼も獲得できます。

 

メリット④ 感染症リスクの低減

自動釣銭機の導入により、現金を直接触る必要がなくなるため、感染症の拡散リスクを抑えることができます。これは、公衆衛生が重視される現代において非常に重要なポイントです。

さらに、顧客とスタッフの双方が安心して取引できる環境を提供し、店舗全体の衛生管理を向上させます。

特に飲食業界や医療機関、多くの人が利用する業種では、このメリットは特に重要なポイントになります。

 

メリット⑤ レジ締めの効率化

自動釣銭機とPOSレジを導入することで、レジ締め作業が大幅に効率化します。POSシステムは売上や返品、割引などの情報をリアルタイムで自動集計し、煩雑な手作業を省きます。

さらに、自動釣銭機が釣銭の残高を正確に管理するため、違算金の発生(金銭の不一致)を防ぎながら短時間で正確な金銭管理が可能です。

これにより、閉店時のレジ締め業務の負担を軽減し、店舗運営の効率性と信頼性が向上します。

 

このように、自動釣銭機は、特にPOSレジと組み合わせて導入することで店舗運営の効率性と正確性を大幅に向上させることができます。

次に、自動釣銭機導入の流れについて詳しく解説します。

 

自動釣銭機の導入の5つのステップ

自動釣銭機を導入する際には、POSレジとの連携を視野に入れることで、店舗運営をより効率的に行うことができます。ここでは、POSレジと一緒に自動釣銭機を導入する場合の流れについて、5つのステップに分けて具体的に解説します。

■ 自動釣銭機とPOSレジ導入の5つのステップ

自動釣銭機とPOSレジ導入の5つのステップ

 

ステップ① POSレジの選定

まずは、店舗のニーズに合ったPOSシステムを選定することから始めます。自動釣銭機との連携だけでなく、必要な機能や設置スペース、サポート体制など、予算に基づいて最適な製品を選びましょう。

複数のサービス提供会社から資料を取り寄せて比較検討することで、より良い選択が可能になります。

スマレジでは、資料請求だけでなく、ショールームでの体験やオンライン相談も提供されており、実際の操作感を確かめることができるため、より導入のイメージがつきやすくなるでしょう。

また、運用後に機器トラブルが発生することも考えられるため、サポート体制が充実したサービスを選んでおくことも重要です。

 

ステップ② 自動釣銭機や周辺機器の準備

次に、POSレジと連携可能な自動釣銭機を導入します。他にも必要な周辺機器がある場合は、同時に購入またはレンタル契約を結び、店舗に設置します。

先に紹介した、スマレジのサブスクプランなど、各社のサービスを確認して、リーズナブルなプランがあれば積極的に活用するのが良いでしょう。

また、必要に応じてPOSシステムに業務アプリをインストールし、店舗運営をさらに効率化できるよう準備を整えます。

 

ステップ③ システムのテストと動作確認

POSレジと自動釣銭機を設置した後は、実際の運用に入る前にシステムのテストと動作確認を行うことが重要です。各機器が正常に連携しているか、取引や釣銭処理がスムーズに行われるかを確認します。

また、システム上でエラーが発生しないか、想定外の動作がないかも事前に検証します。このプロセスを通じて、運用開始後のトラブルを防ぎ、スムーズな導入を実現します。

 

ステップ④ スタッフへの研修

システムや機器の動作確認が済んだら、実際の運用に向けて、スタッフ全員に対して操作方法や運用手順をしっかりとレクチャーしていきます。

このとき、属人的なレクチャーは避け、きちんとマニュアルを用意し、具体的なシステムの使い方を研修で説明することで、スタッフ全員が効率的かつ正確にシステムを活用できるようになります。

操作に不慣れな場合でも、実践を交えたトレーニングを行うことで、スムーズな運用が可能になります。

 

ステップ⑤ 運用開始

これらのステップを経て、実際に運用を開始します。初期段階で運用方法やシステムの無駄な点を見つけた場合には、迅速に対応することが重要です。必要に応じてマニュアルを更新し、スタッフへのフィードバックを行いながら運用の効率化を図りましょう。

また、トラブルが発生した際には、全てのスタッフがサポートに連絡でき、速やかな解決を図る体制を整えておくことで、店舗運営への影響を最小限に抑えることができます。

これらにより、安定したシステム運用を継続できる環境が整います。

 

次項では、実際に自動釣銭機を導入した店舗事例を紹介します。

 

締め作業を「月13時間」も削減した自動釣銭機の導入事例

下記は、スマレジと自動釣銭機の導入事例から引用しました。

スマレジ導入と同じタイミングで自動釣銭機を導入しました。閉店後の締め作業が圧倒的に早くなり、スタッフの締め作業の負担軽減と人的コスト削減に繋がりました。

締め作業だけで1日約30分時短になったので、月換算で約13時間の工数削減に繋がっています。

また、スタッフが現金の受け渡しをすると、受け渡しミスが発生することもあるため、そのたびにどの会計でミスが起こったかを特定するのに約1時間はかかっていました。

今はそのような生産性のない時間もなくなり、前向きな営業スタイルを維持できています。

上記は、愛知県豊橋市の飲食店「GREEN CAFE」の事例です。この事例から、自動釣銭機の導入が店舗運営に大きな効果をもたらすことがわかります。

特に、締め作業の負担軽減や人的ミスの削減によって、時間効率とスタッフのストレス軽減が実現されています。実際に月13時間もの工数が削減され、店舗運営の効率化にとって非常に大きな成果となっています。

また、現金管理のミスがなくなったことで、スタッフが接客やサービスの向上に集中できるメリットが生まれていることもわかります。

同店の事例は、自動釣銭機とPOSレジの導入による店舗運営改善の参考になるはずです。

 

スマレジは自動釣銭機と連携可能なおすすめのクラウドPOSレジ

スマレジは、自動釣銭機と連携可能なPOSレジとしておすすめなクラウドPOSレジです。スマレジを導入する主なメリットは、以下の通りです。

■ スマレジ導入のメリット
    • 操作性に優れている
    • 様々な外部システムと連携が可能
    • 低価格で導入可能
    • 豊富な業務アプリが利用可能
    • 365日間万全のサポート体制

スマレジはクラウド型のPOSシステムで、スマートフォンやタブレットを利用して簡単に操作できます。売上や在庫状況をリアルタイムで確認できるほか、商品情報の更新や顧客データの管理もスムーズに行えます。

また、クラウドで情報を一元管理するためデータの安全性が高く、効率的で信頼性のある店舗運営をサポートします。特に小規模店舗には、大きな利便性を提供するシステムです。

スマレジと自動釣銭機は、いずれも操作性が良く、豊富な機能やサポート体制など、様々な面でメリットがあります。

また、高価な自動釣銭機を導入しやすくするサブスクプランも提供しているため、初期費用を抑えながら必要な機器を月額料金で利用可能です。特に、導入時の資金負担を軽減したい店舗には最適な選択肢です。

自動釣銭機と合わせてスマレジを導入することで、効率的かつコストパフォーマンスの高い店舗運営が実現します。

 



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自動釣銭機とPOSレジの導入で店舗運営を効率化

自動釣銭機の導入は、店舗運営の効率化やスタッフの負担軽減に大きく貢献します。また、スマレジのようなクラウド型POSレジと組み合わせることで、さらなる効果が期待できます。

自動釣銭機の価格は安くありませんが、スマレジで提供しているサブスクプランを活用すれば、導入しやすく長期的なコスト削減も可能です。自動釣銭機の導入を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

執筆 アキナイラボ 編集部

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