タイムカードで記録した勤怠情報をもとに給与計算を行いますが、手間のかかる作業なので、少しでも効率化を図ることが大切です。給与計算業務を効率よく行うには、給与計算に特化した機能が搭載されているものを選ぶことをおすすめします。
本記事では、タイムカードで給与計算する方法や業務効率化のポイントを紹介するので、給与計算業務に手間を割いて苦労している方は参考にしてみてください。
この記事の目次
タイムカードで給与計算する主な方法
タイムカードで集計した勤怠情報をもとに、給与計算する方法はいくつかあります。主な方法は以下の4つです。
- 電卓
- エクセル
- フリー集計ソフト
- 勤怠管理システム
電卓やエクセル、フリー集計ソフトは無料ですが、勤怠管理システムは有料です。これらの特徴やメリット・デメリットを紹介するので、給与計算方法の見直しの参考にしてみてください。
電卓を使って給与計算する(無料)
最もアナログな方法として、電卓を使う方法があります。給与計算の方法は至ってシンプルで、実労働時間を計算したあとに時給をかければ給与計算が可能です。電卓1つでいつでも計算できるので、場所や時間を選ばずに作業が行えます。
また、100円均一の電卓でも計算することは可能なので、費用を抑えることが可能です。ただし、実労働時間の集計に時間がかかるだけでなく、計算ミスが発生する可能性が高いため、従業員を多く雇用している方にはおすすめしません。
エクセルで給与計算する(無料)
エクセルを使うことで給与計算が可能です。白紙の状態であれば、自分で表を作成したり計算式を入力したりしなければなりませんが、給与計算用のテンプレートを使うことで、パソコン初心者でも管理ができます。
計算方法は、テンプレートで用意されているフォーマットに沿って必要事項を入力するだけです。設定された計算式をもとに自動で計算してくれるので、業務スピードが電卓に比べて格段に上がります。
しかし、必要な情報を手入力しなければならないので、従業員数が多ければやや手間がかかる上、入力ミスにも気を付けなければなりません。
フリー集計ソフトを使って給与計算する(無料)
オンライン上に公開されているフリー集計ソフトを使うことも有効です。給与計算に特化したソフトなので、従業員の出社時間・休憩時間・退社時間を入力するだけの構造になっています。直感的に操作できるので、昨日今日パソコンを始めた方でも安心して運用できる点が魅力です。
また、エクセルのように自分でテンプレートをみる必要がないため、導入後すぐに給与計算できます。ただし、エクエルより利便性は高いものの、給与計算業務以外のシステムと連携できないものが多いので、業務の拡張性はやや低めです。
勤怠管理システムで給与計算する(有料)
機能性を求める方には、有料ですが勤怠管理システムを導入するのがおすすめです。勤怠管理システムを活用すれば、給与計算以外に従業員の勤怠把握や休暇管理、シフト管理など一連の管理者業務がワンストップで行えます。
業務改善に役立つ機能が揃っており、導入するだけで働き方の改善が可能です。有料で使い慣れるまで苦労するかもしれませんが、労働生産性を考慮すると、給与計算は勤怠管理システムを活用するのが最も効果的です。
給与計算業務に予算を割ける方は、勤怠管理システムの導入を検討してみましょう。なお、小規模であれば無料で利用できるサービスもあるので、各サービスの料金プランをチェックしてみてください。
POSレジと連携が可能な「スマレジ・タイムカード」がおすすめ
スマレジでは、POSレジと連携できる勤怠管理システム「スマレジ・タイムカード」を提供しています。スマレジ・タイムカードは、給与計算に加えて管理者業務に便利な機能が豊富です。ここでは、スマレジ・タイムカードの概要や当サービスを利用するメリットについて紹介するので、サービス選びの参考にしてみてください。
アプリで勤怠登録ができる「スマレジ・タイムカード」とは
スマレジ・タイムカードは、クラウド型の勤怠管理システムで、給与計算から休暇管理、シフト管理、日報、プロジェクト管理など幅広い業務をこなすことができます。アプリには打刻機能があるため、タイムカードとしても活用することが可能です。
パスワード認証や写真認証、GPSによる位置確認機能など不正打刻を防止するのに役立つ機能も搭載されているため、リモートワークなどに利用できます。多様化した働き方に対応でき、正確な勤怠情報を管理できるのでおすすめです。
クラウドPOSレジ「スマレジ」と連携するメリット
スマレジ・タイムカードは、スマレジが提供しているPOSシステムと連携することで、より業務の幅を広げることができます。スマレジのPOSシステムでは、人事労務freeeやマネーフォワード クラウド給与、 弥生給与など他の外部サービスと連動することが可能です。
そのため、スマレジ・タイムカードで収集したデータを使い慣れているソフトに移動させて活用できます。さまざまなツールと連携させることで、より使い勝手を求めることができるため、管理者業務全体の効率化を図りたい方におすすめです。
スマレジでタイムカードの給与計算をもっと効率的に
タイムカードの給与計算方法は主に4つありますが、効率化を求めるなら勤怠管理システムの導入をおすすめします。スマレジが提供しているスマレジ・タイムカードは、管理者業務に役立つ機能が豊富です。資料請求や無料オンライン相談を実施していますので、興味のある方はお気軽にご連絡ください。