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特集 2023/10/04 2023/10/04

「伊たこ焼」はらぺこ出店者インタビュー

2023年のゴールデンウィークに大阪の鶴見緑地公園で、スマレジ特別協賛の地域密着型フードイベント「はらぺこサーカス」が開催され、5日間で12万人以上の方が来場し、各種メディアやSNSで話題になるなど、大盛況のうちにイベントを終えました!

このイベントの立役者である出店店舗さんにインタビューをおこない、お店のことや、イベント出店の背景、当日のエピソード、スマレジサービスをご利用いただいた感想などを伺いました。

今回インタビューしたのは、唯一無二のイタリアンとたこ焼きの融合「伊たこ焼」の山口さんです。

はらぺこサーカス詳細はこちら

 

この記事の目次

 

モットーは「商売は“六方良し”」

「伊たこ焼」は1997年に大阪の野田から始まりました。

私は伊たこ焼を始める前はプロゴルファーを目指しており、ゴルフレッスンもおこなっていました。そこで知り合った会社の社長さんの一人に「商売をするなら屋台から始めなさい。やったらわかるから」と言われたことが不思議と腹にストンと落ちたんです。

そこでイタリア料理をやっていた親戚と一緒に、イタリアンたこ焼き = 「伊たこ焼」を始めることになりました。屋台ではなくキッチンカーで始めることにしたのですが、当時の大阪でキッチンカーは初めてだったのではないかと思います。

オープンしてから少しずつ評判が広がり、NHKの番組によく取材をしていただくようになりました。

そこでできたご縁でJA(農業協同組合)さんと一緒に「大阪の伝統野菜をPRしよう」ということになり、2004年に看板メニューのひとつである「ベジたこ」ができました。すると常連の小学校の先生がこの「ベジたこ」を気に入ってくださり、「野菜嫌いな子供たちにぜひ食べさせたい」というお声をいただきました。

そこで、ある小学校に出張したところ評判が広まり、今では関西のいくつかの小学校で「ベジたこ・食育授業」もおこなっています。普段野菜が食べられない子供たちも、中身を秘密にしてベジたこを出すと「おいしい!」と食べてもらえます。

商売の基本を教えてくれた社長さんは、売り手よし・買い手よし・世間よしの“三方良し”という大切な考え方も教えてくださいました。私は、さらにそこへ地球・未来・作り手を加えた“六方良し”を心がけて日々お店を運営しています。

 

はらぺこサーカスは“ちゃんと料理を出している”イベント

これまではゴールデンウイークになると東京のイベントに出店していました。しかし、コロナ禍になると「出店料を先払いさせ、コロナ拡大を理由にイベントを中止して返金はなし」という“イベント詐欺”が各地で発生したこともあり、出店を控えるようになりました。

そんなとき「鶴見緑地のあたりで何かイベントがあるといいなぁ」とぼんやり考えていたところ、ちょうどいいタイミングではらぺこサーカスのお話をいただきました。

いろいろなイベントを見ていると、ほぼイベント出店専門業者ばかりのイベントもたくさんあります。しかし、はらぺこサーカスは実店舗があって、普段からお店でちゃんとした料理を出している店舗が多く参加しているイベントなので、これなら間違いないと参加することを決めました。

 

目標は高く!はらぺこサーカス用に万全の体制で

昨年のはらぺこサーカスに出店した時の実績を踏まえ、今年はさらに目標を大きく設定し、それに合わせてスタッフや機材を揃えました。

経験が浅いスタッフもいたので、多めの10人体制で、たこ焼き機は6台。焼き担当と盛り付け担当で分け、盛り付け台も広めにすることで効率良く提供できるように導線も考えました

お祭りやイベントのたこ焼き屋の中で出数を伸ばしつつクオリティも維持しているのは、伊たこ焼が1番だと自信を持っています。

 

決済が便利なだけじゃない。様々なアプリでカスタムできるのが強み

イベント中の会計で使用した「スマレジ・PAYGATE」は、SIMカードを搭載しているので、イベントで起きがちな“Wi-Fiの混雑による通信速度の低下”で困ることがありませんでした

また、今回スマレジと連携しているモバイルオーダー「LBB Cloud」を利用したのですが、これを使いこなすことによって売上が大きく変わると思いました

モバイルオーダーは30分ごとに注文数の上限を設定できるので、店舗に入っている注文数を見ながら、モバイルオーダーの制限機能をうまくコントロールしていくことが重要です。他の店舗さんを見まわしてみても、うまく使いこなしている店舗さんは出数も伸びていると思いました。

さらに、今ちょうどオーダー、会計、出退勤管理まで一元管理できるシステムを探しているところなのですが、スマレジは様々なアプリでカスタムでき、連携できる外部システムも多くて驚きました。今後もさらに便利な機能が追加されていくのではないかと期待しています。

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取材を終えて

大阪でキッチンカーを広めたパイオニア「伊たこ焼」さん。現在はSDGs時代の「六方よし」を心がけ、精力的に活躍されています。「外はカリッ、中はとろ~り」の絶品イタリア風たこ焼きは、一度食べたらやみつきになること間違いなしです。

伊たこ焼 梅田本店
住所:大阪府⼤阪市北区芝⽥1丁⽬ 3−11 芝⽥町ビル1F
電話番号:06-6375-8108
営業時間:[月~金]17:00~23:00、[土・日・祝]11:30~23:00
HP:https://itakoyaki.com/
執筆 横山 聡

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