Powered by

Home 特集 【福岡-第8回】2025年2月21日(金)「アキナイラボ」Meetupを開催しました!

特集 2025/02/26 2025/02/26

【福岡-第8回】2025年2月21日(金)「アキナイラボ」Meetupを開催しました!

スマレジコミュニティのプロジェクトオーナーをしております真鍋です!
2025年2月に福岡で開催したスマレジユーザー会「アキナイラボ」Meetupの様子をご紹介いたします。

「アキナイラボ」Meetupはお店の運営に関わる人が参加しているユーザーコミュニティ。毎回店舗運営にまつわるテーマを掲げて、みんなで知見をシェアする場です。

Facebookのグループもありますので、興味がある方はぜひ参加してくださいね!

 

「アキナイラボ」Meetup福岡 第8回目は、2025年2月21日にスマレジ福岡本社のセミナールームにて開催しました。

今回のテーマは大阪と同じく「必要在庫(在庫管理)の妥当性をアジャイルに考える会」です。

保有する在庫の状態や数量の把握、受注を予測して過不足のない数量を維持するための管理業務、原材料管理の効率化など、課題と解決方法にスポットをあてた内容で開催しました。

 

この記事の目次

登壇者紹介

登壇者

■株式会社ブリックハウス 代表取締役 焼山様

株式会社ブリックハウス(https://brickhouse.co.jp/)は、2006年の創業以来 システム開発と SEO に強い WEB の技術屋会社さん。

焼山ヤッキーの愛称で開発会社のエンジニア、兼プロデューサー&デザイナー、兼データ分析&経営サポートまで多角的な事業展開を実施。

その中で、色々な店舗ビジネスの企画デザイン、システム開発から広報となんでもやられているthe 現場の人。

 

センスが問われる在庫の話~データ活用と在庫の捉え方~

「在庫って、厄介者? コスト? 発注ミスの元?この話を考えているうちに、在庫の捉え方次第で、経営のセンスが問われるかもしれない…?」

っとドキッとする投げかけから始まり、まずは在庫管理の話とスマレジのデータの見方、発注の最適化、在庫ロスの減らし方のご説明をしていただきつつ、

事前に参加者の皆様から頂いていた在庫オペレーションの課題を展開して改めて問題提起していただきました。

 

在庫が在庫を売る世界線

 

ここからは焼山さんが手がけるお店の事例をもとに在庫の扱い方次第で、価値は変わる?っというお話です。

1.リアルとECで大量在庫を最適化

焼山さん自身が手掛けていらっしゃる、全国の辛い料理・食品が探せる「辛メーター」(https://karameter.com/)というアプリとそのリアルストア「辛メーターストア」(https://karameter.com/karameter-store/hakata/)の運用についてお話しいただきました。「辛メーターストア」でおこなっているリアル店舗+EC(スマレジ×Shopify)の連携のお話(リアルとECのデータを分析、最適化)、EC戦略( Amazonにない商品を自社ECに出店→ ECで独自性が強く、売れる可能性を高める)についてお話いただきました。

 

 

2.お肉在庫管理連動+ECへ展開

ONIKU(https://onikujp.com/)という高品質でプロフェッショナルなお肉を提供する老舗肉卸会社さんが行っている施策をご紹介。webサイト上のSEO対策と基幹の在庫管理システムとECを連動させることで、

商品を倉庫に眠らせず、WEBに置くだけで販路が変わったという事例を紹介していただきました。ウェブサイトを通じて在庫が「広告」へ変貌、さらにそのSEO効果で販路&認知拡大しているというマーケティング観点でも非常に興味深いお話でした。

 

3. 見せる在庫で店の魅力・集客装置に

最後は大量の在庫が「インフルエンサー」に変貌するというお話。

東京・亀有にある本やレコード、おいしいコーヒーに囲まれたセンスフルな空間「SKAC(SKWAT KAMEARI ART CENTRE)」(https://www.instagram.com/skwat.site/)。

アート、デザイン、建築、食、音楽、自然(植物)に出合い、学びとなる場所を目指しているそうで、レコードショップやカフェ、アートブック専門店がラインナップされており、在庫が店舗のブランディング(集客)を醸成しています。
店内は1冊5千円以上の特装本の山(在庫)が積み上げられているだけなのですがこれがSNS映えしており、50,000人以上のInstagramフォロワーを有しています。在庫はコスパだけじゃない、在庫の扱い方がブランドを決めることもあるのかもっというお話でした。

 

 

在庫=人材(企業の本質へ)

ここまで在庫の話をしてきましたが、実はこれ、人材にも通じるのでは?っというお話を最後にしていただきました。
「在庫」=企業が価値を届けるためにストックしているものですが、それを作るのは誰か? 企画し、管理し、届けようとするのは「人」。

在庫=人材と考えると 労働人口の減少、多様な人材の活用が不可欠で人材も“ストック”として活かせるかどうかで、企業の価値提供は変わるのではないか?という「在庫」と「人材」の話を繋げながら、企業の業務を分解し、多様な人が活躍できる環境を作ろう!という社会の未来の話にまで発展したお話でした。

その具体的な実践方法として、お店の売り上げデータが見えるPOS(スマレジ)とスマレジタイムカードを連携させてスタッフの人時生産性を計算し、その人の業務の分解と最適化できますという、最後はしっかりとスマレジの機能のお話にもつなげていただきまして、ありがとうございます(;^_^A

 

 

参加者の交流・意見交換

セッション終了後は、いつものごとく交流会を実施。
今回は初参加の方も半分ほどでいつもよりも多く、スマレジの使い方に関する質問を携えてきていただいたユーザーさんもおり、途中でスマレジ大質問会も開催されて大いに盛り上がりました。(次の企画のヒントにもなりました)

 

今回福岡で8回目の開催となりましたが、今回もたくさんの方にお越しいただきました。参加者の皆さん、本当にありがとうございました!

次回の開催が決まり次第、Facebookのグループでシェアしますので、登録がまだの方や興味のある方は是非グループにご参加ください!

執筆 真鍋 誠人

スマレジにて主にイベントマーケティング・コミュニティマーケティング・SNSマーケティング担当。スマレジユーザーのコミュニティ「アキナイラボ」の統括責任者をしており、店舗運営にまつわるヒント・コツを共有し相互発展していけるよう環境作りに日夜奮闘中。

このページの先頭へ