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特集 2024/11/14 2024/11/14

【東京-第1回】2024年11月8日(金)「アキナイラボ」Meetupを開催しました!

スマレジコミュニティのプロジェクトオーナーをしております真鍋です!

今回の「アキナイラボ」は、待望の東京初開催!

以前より展示会やイベント出展の際に東京での開催を打診いただく機会も多く、「アキナイラボ」の活動がスタートして約2年、満を持しての試みとなりました。

初開催ということで、どれくらいの方が来てくださるのか不安もありましたが、当日はなんと50名近くの方にご参加いただきました。

テーマは大阪・福岡に続き「お店のオペレーション革命!あなたのお店の仕組み化ビフォーアフター」。

スマレジユーザーさんによる4つのセッションと質疑応答、交流会の構成で進行しました。セッションの概要を交えながら当日の様子をご紹介します。

Facebookのグループもありますので、興味がある方はぜひ参加してくださいね!

 

この記事の目次

「相手を知る」ためのデータ収集と活用方法

登壇者
株式会社イートアンドホールディングス 長谷川様

1つ目のセッションは、全国に41店舗を構える人気ベーカリー「アールベイカー」の長谷川さんから。

現在長谷川さんはアールベイカーの親会社であり、「大阪王将」や「太陽のトマト麺」などを展開するイートアンドホールディングスに所属されていますが、以前はアールベイカーの経営立て直しに奔走されていたそう。セッションでは、その頃に取り組んでいたことを中心にご紹介いただきました。

長谷川さんは「売るには、相手を知らないと売れない!」を持論とし、そのためには感覚に頼るのではなく、データ収集して数値化することが重要だと考えていたそうです。

そこで、当時利用いただいていたスマレジを活用し、年齢層・性別・来客パターンのデータを全て取り、運営戦略に活かしていきました。

同時に、会員カードの作成にも注力し、LINEミニアプリを導入してお客様の属性と購買データに合わせたメッセージ配信を強化。データから仮説を立て、トライ&エラーを繰り返すことで運営状況も改善されたそうです。

現在は親会社に異動され、ベーカリーの現場からは遠のいている長谷川さんですが、今度は「社員のエンゲージメント向上」の観点で、新たな挑戦を続けられているとのことでした!

 

自社システム「食侍」と他社システムの連携

登壇者
株式会社なすび 藤田様 大畑様

2つ目のセッションは、静岡県を中心に和食店「なすび」などを手がける株式会社なすびの藤田さんから。

藤田さんは元々サッポロビールにて営業を経験し、その後お父様が創業された会社を引き継ぐ形で入社されました。近年では「ジャンボ海老フライ」が話題になりメディア露出も多数!

順風満帆に見える一方で、外食業界ならではの採用や労働環境、原材料の高騰など、日常的にはさまざまな課題が。

しかし、そういった課題に対しても、リファラル採用の強化や選べる労働日数、各種社内活動等、一つひとつ丁寧に対策を講じてきたのだそう。

セッションの後半では、なんと藤田さんの中学・高校・予備校の寮まで一緒だった(!)というDX担当の大畑さんにも登壇いただきました。

システム面においては、自社開発ソフト「食侍」を中心に他社システムとの連携を実施。「食侍」は売上や経費の管理ができるシステムで、なすびの運営ノウハウが全て詰まっています。

当社の「スマレジ」や「スマレジ・ウェイター」、勤怠管理システム「スマレジ・タイムカード」と連携が可能な上、さらにスマレジとLINE、スマレジと予約台帳システム「TORETA」などが連携することにより、理想のオペレーションとデータ分析が可能になりました。

今後はチャットbotの活用などを通じて、さらなる業務改善を目指しています。

 

顧客管理のシステム化で、店舗とECの相互利用を強化

登壇者
サントリーホールディングス株式会社 是常様
株式会社ヴィノスやまざき 加藤様

3つ目のセッションは、全国に27店舗とオンラインショップを構える酒店「ヴィノスやまざき」の加藤さんと、グループ会社であるサントリーホールディングスの是常さんから。

ワインのイメージが強い同店ですが、実は元々日本酒から始まったお店で、ワインよりも日本酒を展開していた歴史の方が長いんだとか!

店舗のシステム化については、加藤さん曰く、従来とてもアナログで、ほとんど手作業でやっていたとのことで、今回サントリーグループの傘下に入ったことをきっかけに、運用改善を図ってきたそうです。

まず、顧客管理に関して、店舗とECでの情報連携ができていなかったことから、ECのリニューアルとプラットフォームをshopify Plusに変更し、顧客データの統合を行いました。

そこで肝になったのが「お客様に会員登録を促すこと」になりますが、ここは店舗のスタッフの協力を得ながら、地道に実施。結果的に、会員登録数も順調に伸び、店舗とECを併用するお客様も昨対比で3倍くらいに上昇しました。

まだまだ改革は道半ばで、在庫の管理や定期便の店舗受け取り、LINEの活用など、取り組みたいことは山積。引き続き積極的にシステム化を図っていきたいとのことでした。

また、今回ご好意でヴィノスやまざきのECサイトで使える、アキナイラボ参加者向けの特別クーポンを発行してくださりました!本当にありがとうございます(^^)

 

スマレジ×ロジレスでシームレスな物流管理を実現

登壇者
株式会社TAT(ネイルズインク)宅野様

最後のセッションは、ネイルブランド「ネイルズインク」を展開する株式会社TATの宅野さんから。ネイルサロンの運営や、専門商社、開業支援など幅広い事業を行っています。

顧客のほとんどが女性なこともあり、同社事業部の中で男性は宅野さん含めて2人!宅野さんご自身もネイルの資格を持っており、日本ネイリスト教会の評議員もされているんだとか。

そんなネイルズインクでは、元々本体事業の基幹システムとはあまり連携させずに利用していたそうですが、コロナ禍の影響もあり緊急度が高まったため、ネイルズインク事業部だけシステムを切り離すことに。そのタイミングで実施したリプレイスに伴う経験談をシェアしてくださいました。

当時の課題点として「バック業務の非効率性」と「フロント顧客体験の美しさ」があり、その2点の解決を目指して、各種システムを活用を開始。

特に要となったのは「物流管理」で、shopify・スマレジとの相性の良さから、ロジレスを導入しました。スマレジとロジレスの連携がほぼリアルタイムで行われる点が便利とのお言葉!

同社のように基幹システムをベースに持たない前提で運用している場合、各システムのアップデートもしくはアプリ追加に合わせて運用をステップアップさせられる点はメリットである一方、集約されたERP要素がないため、総合分析をするにはまだまだ不足点もあるそう。この辺りは、まだまだシステムの進化が問われるところですね。

 

交流会も大盛況!

予定時間をオーバーするほどの充実したセッションの後は、飲食を交えた交流会!

今回参加者が多かったこともあり、多種多様な業界で店舗運営に関わる皆さまとお話しすることができました。アキナイラボを通じて、ぜひ横の繋がりも作っていっていただけたら嬉しいです。

途中でスマレジとの連携もバッチリなLINE連携アプリ「EDWARD」を展開する北海道デジタル・アンド・コンサルティング様から、北海道のお土産を差し入れいただきました!いつも遠いところからお越しくださりありがとうございます(^^)

集合写真も大迫力!笑 画角に収まるか不安でしたが、なんとか収めきりました(笑)。

無事東京初開催を終えることができ、運営一同大変嬉しく思います。参加者の皆さん、本当にありがとうございました!

次回の開催が決まり次第、Facebookのグループでシェアしますので、登録がまだの方や興味のある方は是非グループにご参加ください!

執筆 アキナイラボ 編集部

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