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店舗運営 2022/06/21 2024/03/06

【POS連携とは】店舗運営におすすめの外部機能を解説

POSシステムのなかには、さまざまな外部システムと連携できるものもあります。そのような優れたPOSシステムを使うことで、店舗運営がスムーズになり、さまざまな効果が期待できます。
本記事では、POS連携の概要やおすすめの外部機能を紹介するので、チェックしてみてください。

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この記事の目次

POSシステムを活用するメリット

POSシステムを活用すると、以下のようなメリットがあります。

  • 業務効率化
  • 複数店舗の一括管理
  • 顧客満足度の向上
  • 内部不正の防止

それぞれのメリットについて、以下で詳しく解説します。

 

業務効率化

POSレジは会計時にバーコードのスキャンや画面での商品選択で購入商品を登録できるため、レジ業務の効率化が可能です。また、在庫管理や勤怠管理の機能が搭載されたPOSレジもあり、在庫確認やシフト作成といったレジ会計以外の業務を効率化できるというメリットもあります。

 

複数店舗の一括管理

POSシステムを活用すると、売上データの一元管理ができます。複数店舗を運営する場合、本部で各店舗の売上や在庫数、店舗間の在庫移動などをリアルタイムで把握でき、スムーズな店舗運営が可能です。各店舗はPOSレジで会計すると売上や在庫状況が反映されるため、本部と情報共有するためにエクセルを入力するといった手間はかかりません。

 

顧客満足度の向上

POSレジによってレジ会計が効率化すると、レジ混雑が解消して顧客満足度の向上につながります。店内の混雑が解消すると感染症対策にも有効で、お客様に安心して店舗を利用してもらえるでしょう。また、POSシステムによる分析は顧客ニーズの把握にも役立つため、顧客満足度の高い商品やサービスを提供できるようになるのもメリットです。

 

内部不正の防止

POSシステムは販売に関するあらゆるデータを収集・管理できるため、内部不正の防止にも効果があります。操作の履歴が残らないレジでは、会計を取り消して売上を着服するといった不正が起きる恐れがありますが、細かい操作ログが残るPOSレジなら不正操作の抑制に効果的です。

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POSレジ連携とは?重要性と効果

POSレジの中には、さまざまなシステムやサービスと連携できるものがあります。POSレジと外部サービスを連携すると、より便利にPOSレジを活用できるので、導入する場合はPOS連携についてもチェックしておきましょう。

ここでは、POS連携でできることや重要性について詳しく解説します。

 

接客オペレーションの向上につながることも

予約システムとPOSレジを連携すると、接客オペレーションの向上につながるケースがあります。例えば飲食店の場合、予約システムとのPOS連携で予約状況をPOSレジやハンディ端末から確認できるようになります。それによって来店時のスムーズな案内や、前回の注文内容を参考にした適切なメニュー提案などが可能です。

また、オーダーエントリーシステムとPOS連携すると注文内容がレジに連携され、会計の効率化も期待できます。

 

会員カードシステムと連携すれば物理的なカード発行が不要に

会員カードシステムとPOS連携すると、物理的なカードを発行しなくてもお客様にポイントを付与できます。LINEなど普及率の高いアプリとポイント連携できるPOSレジなら、自社ポイント専用のアプリも不要です。

物理的なカードを発行するのは、レジ作業の負担につながります。また、ポイントカードをあまり増やしたくないというお客様もいるため、そもそもポイントカードを作ってもらえない可能性もあります。

会員登録をしてもらうと顧客ごとの購入履歴が把握でき商品の提案などに役立つため、会員登録してもらいやすい会員カードシステムとのPOS連携は大きなメリットです。

 

バーコードスキャンや自動釣銭機連携で会計の人的ミスが大幅に低減

POSレジは、会計時にバーコードスキャンすれば自動で金額が入るバーコード連携や、お釣りを自動で排出する自動釣銭機連携も可能です。金額バーコード連携は金額を手入力する必要がなく、レジ作業の効率化や入力ミスの防止といったメリットがあります。自動釣銭機連携も同様に、預り金やお釣りを数える必要がないため効率的で、受渡しの金額を間違える心配もありません。

レジ作業の効率化や人的ミスの防止は、店舗側のメリットが大きいことはもちろん、お客様にとってもメリットです。スムーズなレジ会計で待ち時間を短縮できれば、顧客満足度の向上も期待できるでしょう。

 

医療機関はレセコンとの連携で非課税処理も容易に

病院や調剤薬局などの医療機関で広く活用されているレセコンも、POS連携が可能です。医療費には消費税がかからないため、医療機関のレジ会計では非課税処理をしなければなりません。レセコンとPOSレジを連携すれば、非課税処理も用意に対応できます。

顧客管理機能が備わったPOSレジなら患者さんごとの来週来院日などもすぐに確認できるため、POSレジは医療機関でも便利に活用されています。

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POSレジとともに導入すべきおすすめの機能

POSレジと連携するとさらに便利に使えるシステムとして、以下が挙げられます。

  • 会計ソフト
  • キャッシュレス決済システム
  • 予約・テーブル管理システム
  • 商品在庫管理・販売管理システム
  • 勤怠管理システム
  • 分析システム
  • ECサイト連携システム

それぞれどのようなことができるのか、以下で詳しくみていきましょう。

 

会計ソフト

会計ソフトは、売上や経費などお金の流れを管理し、請求書や決算書、確定申告書などの作成が行えるシステムです。収支の帳簿を作成するには簿記の知識が必要ですが、会計ソフトを使えば簿記の知識がなくても会計処理が行えます。

会計ソフトとPOSレジを連携すると、会計ソフトがPOSレジで会計した売上データを自動で取得でき、売上データを手動で会計ソフトに入力する必要がなくなります。仕訳も会計ソフトが自動で作成してくれるので、会計に関する業務の大幅な効率化が可能です。

よく利用されている代表的な会計ソフトとして、以下が挙げられます。これらの会計システムは、POSレジアプリとの連携にも対応しています。

  • マネーフォワードクラウド
  • 弥生シリーズ
  • freee会計
  • 勘定奉行クラウド など

 

キャッシュレス決済システム

キャッシュレス決済システムを導入すると、クレジットカードや電子マネーなどの各種決済に対応できます。キャッシュレス決済は普及が進んでいて、日常的に現金以外で支払いをしている人も少なくありません。

キャッシュレス決済は現金を数えたりお釣りを渡したりすることがないため、レジ業務が効率化でき、人的ミスも防ぎやすいというメリットがあります。また、人との接触を減らせるので感染症対策にも有効です。

キャッシュレス決済システムとPOSレジを連携すると、POSレジに登録された合計金額を決済端末が読み取れるため、POSレジだけの操作でキャッシュレス決済が可能になります。キャッシュレス決済システムとPOSレジが連携していないと、POSレジと決済端末の両方で操作が必要になるので、POS連携させたほうが効率的なレジ会計が可能です。

POSレジと連携できる主なキャッシュレス決済システムには、以下があります。

  • STORES決済
  • Square
  • 楽天ペイ
  • Airペイ
  • StarPay など

 

予約・テーブル管理シテム

飲食店で便利に活用できるのが、予約・テーブル管理システムです。予約管理システムはネット予約ページの作成や、メール・SMSで予約のリマインド配信などが行えます。テーブル管理システムとは、「空席」「注文済み」などテーブルごとの状況を確認したり、テーブルごとの注文内容をハンディから確認したりできるシステムです。

予約・テーブル管理システムとPOSレジを連携すると、予約状況や顧客情報をPOSレジに取り込んだり、前回の注文内容をPOSレジの顧客管理機能に登録したりできるようになります。顧客ごとの注文内容を把握しておけば好みにあったメニューを提案できるなど、手厚い接客が可能です。

代表的な予約・テーブル管理システムには、以下のようなものがあります。

  • TORETA
  • TableCheck
  • ebica など

 

商品在庫管理・販売管理システム

商品在庫管理・販売管理システムは、小売店などで活用されているシステムです。商品在庫管理システムは、商品の仕入や販売の数量を記録して在庫を適切に管理するために使われます。販売管理システムは商品とお金の一連の流れを記録するシステムで、在庫管理システムを兼ねているものもあります。

商品在庫管理・販売管理システムとPOSレジを連携すると、双方のシステムに登録されたデータが連携され、登録の二度手間やデータの不整合を防げるのがメリットです。また、POSレジの販売情報から在庫数が自動反映されるため、在庫管理の手間も軽減できます。

主な商品在庫管理・販売管理システムとして、以下が挙げられます。

  • ApaRevo
  • SMILE V販売
  • アラジンオフィス for fashion
  • 商蔵奉行クラウド など

 

勤怠管理システム

スタッフのシフト管理や給与計算などを行うためのシステムが、勤怠管理システムです。紙のシフト表やタイムカードを使った勤怠管理は管理者の負担が大きいため、勤怠管理システムを導入している店舗も少なくありません。

勤怠管理システムを活用すると、スタッフごとの労働時間の管理や給与計算を自動化できるのがメリットです。クラウドの勤怠管理システムはスマホからシフトを確認できるものもあり、スタッフにとってもメリットがあります。

勤怠管理システムとPOSレジの顧客管理機能や予約管理機能を連携すると、スタッフごとの担当顧客の登録や、指名料の自動反映などが可能です。

代表的な勤怠管理システムには、以下があります。

 

分析システム

分析システムは、販売データや顧客情報などを分析して店舗経営に役立てるためのシステムです。見込み客数の予測や販売傾向の把握といった売上に関するものや、「在庫数は適正に管理されているか」「適切な人員配置ができているか」のような店舗運営に関するものなど、あらゆる分析ができます。

分析結果は表やグラフで見やすく表示されるので、経営状況がひと目で把握できるのがメリットです。データ分析は自動で行われるため、担当者がエクセルなどで集計する手間もかかりません。

分析システムとPOSレジを連携すると、POSレジに登録された販売データや在庫データなどを分析システムに自動で連携できます。POSレジと分析システムの間でデータの不整合が起きることもなく、データを一元管理できるのもメリットです。

POSレジと連携できる分析システムには、以下のようなものがあります。

  • ABEJA Insight for Retail
  • TOUCH POINT BI
  • MotionBoard など

 

ECサイト連携システム

複数のECサイトを運営している場合、ECサイト連携システムが便利です。ECサイト連携システムを使うと、複数のECサイトの注文や在庫などの情報を一元管理でき、効率的なECサイト運営が可能になります。

ECサイトと実店舗の両方を運営している場合は、ECサイト連携システムとPOSレジを連携するのがおすすめです。ECサイト連携システムとPOS連携を行うと、POSレジに登録された実店舗の販売データがECサイト連携システムに送られ、在庫情報の自動更新ができます。また、実店舗の売上とECサイトの売上を一元管理することも可能で、管理の手間が軽減できるのもメリットです。

POS連携が可能なECサイト連携システムとして、以下が挙げられます。

  • NEXT ENGINE
  • アシスト店長 など

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POSレジ導入は50以上の外部システムとの連携が可能なスマレジがおすすめ

POSシステムは単体でも売上管理や顧客管理、在庫管理など便利な機能が使えます。しかし、他のシステムとPOS連携することでより活用の幅が広がるため、業種や店舗規模に合わせて外部システムとの連携も検討してみてはいかがでしょうか。

これからPOSレジを導入するなら、POSレジアプリの「スマレジ」がおすすめです。スマレジは50以上の外部システムと連携が可能で、会計・決済・飲食・販売管理など幅広いシステムと連携できます。iPadやiPhoneにアプリをインストールするだけで導入できるので、ぜひ活用してみてください。

執筆 菊池 勲

複数事業が存在するスマレジの中で、全社横断的にWebマーケティングを展開する事業戦略本部にてマーケティングを担当。 主にオンライン広告の取扱をメイン業務とし、各ベンダー様と共に出稿後のパフォーマンス・予算管理・データ分析および検証に基づくプランニングを担当。

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