店舗を運営している事業者の中には、レジ締めに課題を感じており、対策方法を模索している方も多いのではないでしょうか。実は、いくつかのポイントを意識するだけで、レジ締めを簡単にすることができるのです。
本記事では、レジ締めのやり方や手順、ミスしないコツについて徹底解説します。この記事を読んで、レジ締めの課題を改善し、業務効率をアップしましょう。
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この記事の目次
レジ締めとは
レジ締めとは、一日の売上を集計した後に、キャッシュレス決済を除いたレジ内の現金(釣銭)と伝票上の売上が一致するか確認する作業のことです。
この段落では、レジ締めの目的とメリットについて紹介します。
改めて、レジ締めとはどんな作業なのか確認します。
レジ締めの目的
レジ締めは1日の売上を確認することが一番の目的ですが、正しくお金のやり取りができているかを確認することも重要なポイントです。
たとえば、お釣りを間違えて多く渡してしまった場合、本来あるはずのお金よりもレジ内にあるお金が少なくなっています。
現金は特に大切に扱わなければならないので、なぜ金銭のやり取りでミスが生じてしまったのか原因を追求し、改善に取り組まなければなりません。
業務改善につなげるためにもレジ締めは重要な業務といえるでしょう。
なお、翌日の釣銭を残して、それ以外の売上を金庫や口座に移すことも大事な目的です。
レジ締めのメリット
レジ締めをすることで、伝票上の売上とレジ内の現金との誤差を早期に発見することができる点が大きなメリットです。
キャッシュレス決済が普及し、現金以外の支払いが増えたので、伝票上の売上とレジ内の現金の整合性が一目見ただけでは分かりにくくなっています。そのため、現金のやり取りでミスが生じていたり従業員が不正を行っていたりしても、なかなかすぐに気づくことはできません。
毎日レジ締めを行うことで、最低でも1日ごとに伝票上の売上とレジ内の現金との誤差がリセットされるため、従業員のミスや不正が発覚しやすくなるでしょう。
仮にレジ締めの回数を減らした場合、伝票上の売上とレジ内の現金との誤差に気づくのが遅れ、調査期間が長くなるほど、従業員のミスや不正などの原因を追求することが困難になります。
特に従業員が不正を行っている場合は、一回成功体験を覚えると、不正行為がエスカレートするので、早急に対処することが求められます。
レジ締めは従業員の不正防止効果もあるので、必ず毎日しましょう。ちなみに、数か月から数年の売上データが蓄積したら、分析して売上を想定し、発注の参考にしたり、人員整備に活用したりできる点もメリットです。
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レジ締めの基本的なやり方と手順
この段落では、レジ締めの基本的なやり方と手順について解説します。
主に6つのステップがあるので、改めてレジ締めの流れを確認しておきましょう。
1. 前日にレジ締めした際の金額を確認する
まずは、前日にレジ締めしたときの金額を確認します。
売上のスタートを基準にレジ締めをしなければならないので、前日にレジ締めしたときに釣り銭として残した現金がいくらなのか確認します。
レジ締め時に記録を残している場合は記録用紙を確認しましょう。なお、釣り銭として残す現金を毎日一定にすると、わざわざ確認する手間が省けるのでおすすめです。
たとえば、レジ内の釣り銭を5万円残して、あとは売上金として回収するようにしておくと、レジ内の現金額が閉店時に毎日5万円で一定になります。
2. レシートで1日の売上金額を計算する
次に、1日分のレシートを出力して売上金額の合計を計算しましょう。
計算する売上は、キャッシュレス決済で処理したレシートも含めます。
レジ締めで特に手間がかかる作業なので、レジ締め時に限らず、3時間おきに売上を計算しておくなど、なるべく効率良くなるように工夫しましょう。
3. レジ内の現金を数える
1日の売上金額を確認したら、レジ内の現金を数える作業に移ります。
もし、途中で犯罪防止などを目的にお金を抜いて金庫に移していれば、移動した金庫内のお金を加えてください。
ちなみに、キャッシュレス決済の取引がある場合は、現金扱いにしてレジ内の現金に取引金額を追加しておきましょう。
4. レジ内の現金から前日の金額を引く
レジ内の現金の合計(金庫のお金やキャッシュレス決済分の金額を含む)から、前日の金額を引いてください。
この差し引き金額が1日の売上金額となります。
前日の金額を毎日一定にしておくと、計算も楽なのでおすすめです。
5. レシートとレジ内の売上金額が一致しているかどうか確かめる
レジ内の売上金額が、レシートの売上金額と一致しているか確かめましょう。何か原因がなければ必ず一致するようになっています。
もし、一致しない場合は、まず計算ミスを疑いましょう。
差し引き金額よりもレシートの売上金額の方が計算ミスが発生しやすいので、差し引き金額の計算が正しいことを確認した後に、レシートの売上金額の計算を丁寧にやりなおしてください。
それでも一致しない場合は、現金の受け渡しミスや従業員の不正が原因の可能性が高いです。
誤差が発生する可能性のある取引(高額紙幣の取引など)を中心に監視カメラをチェックして、原因を追求しましょう。
6. 釣り銭として必要な現金のみレジ内に戻す
レシートとレジ内の売上金額の一致を確認したら、釣り銭として必要な現金をレジ内に戻して、残りの売上金を口座などに移します。
なお、⑤のステップで金額が一致しなかった場合は、⑥のステップ後に原因を追求するようにしましょう。
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レジ締め作業における課題
レジ締め作業をしているとさまざまな問題に突き当たることがあります。
特に、「毎日やることが大変」「時間がかかる」「金額が合わない」といった課題に悩まされている方も多いでしょう。
この段落では、これらの課題について具体的に紹介します。
毎日やるのが大変
レジ締めは1日の業務スケジュールに必ず組み込まなければならない点が、多くの事業者を悩ませている理由の1つでしょう。
閉店後に行うのが一般的で、1日働いた後に行わなければならず、体力的につらい部分は大きいです。
また、レジ締め要員を確保しなければならないため、責任者が休みのときでもレジ締めができるように、信頼のおける従業員を育てる必要があります。
大切なお金を扱う業務なので、全ての従業員に任せるわけにはいきません。責任能力のない従業員にレジ締めをさせると誤差が生じたり、中には不正に手を出したりする人も現れる可能性があるからです。
レジ締め要員がいなければ、責任者が休みの日でもわざわざレジ締めのために、店に出てこなければならない状況になってしまうので、毎日行わなければならない点は大きな課題といえるでしょう。
時間がかかる
レジ締めに時間がかかる点も厄介なポイントです。
上記で紹介したように、レジ締めにはいくつもの工程があり、特に伝票の集計とレジ内の現金の確認に時間がかかってしまいます。
客数の多い店ほど作業量は多くなり、閉店後にしなければならない点も踏まえると、帰宅の時間が遅くなるのが課題です。
伝票上の売上とレジ内の現金に誤差が生じると、作業のやり直しや原因追及が求められるので、場合によって数時間かかることもあるでしょう。
特にレジ誤差の原因の追究は大変で、監視カメラで各レジ対応をチェックしますが、なかなか原因にたどり着けなければ、2~3時間かかることもあるのです。
残業の原因になるので、レジ締めをするときは時短を意識した対策が必要です。
ミスが多い・金額が合わない
レジ締めをしているとミスが生じて、金額が合わないことが多々あります。
1日働いて疲れている中で、繰り返し計算をしなければならないので、集中力が切れて初歩的なミスを犯すことがあるものです。
桁を1つ間違えるだけでも大きな誤差になるので、誤差が出ないように売上を計算するだけでも負担が大きいといえます。
電卓の打ち間違いやお札の数え間違い、金額の見間違いなどミスが生じる原因は多いため、ミスが出ないように工夫することが求められるでしょう。
なお、完璧に計算をしても誤差が生じる場合は、高い確率でお金の受け渡しミスが考えられます。
頻繁にお金の受け渡しミスが生じるのであれば、どの従業員がミスをしているのか特定して、しっかり指導することがポイントです。
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レジ締めで金額が合わない時の対応策
レジ金が合わないことが発覚するのはレジ締めの時が一番多く、原因の追求には労力が必要です。できれば金額が合わないトラブルが起きた時の、対策を知りたいという方は多いのではないでしょうか。
ここからは、金額が合わない時のトラブルを解決するための対策を2つご紹介します。
硬貨の数え間違いが起きないような工夫をする
レジ締めで金額が合わない原因は様々ありますが、特に硬貨の数え間違いが多く見られます。この問題を防ぐために、以下のような対策を講じることが効果的です。
まず、現金照合表を活用することをおすすめします。現金照合表とは、お札や小銭、金券などの枚数を管理し、照会するためのツールです。お店の規模にもよりますが、営業中に複数回レジ締めを行うことがあります。その際、現金照合表を使ってお金の種類ごとの枚数を記録しておくことで、金額が合わなくなった時点を特定しやすくなり、原因追求がしやすくなります。
次に、POSシステムの導入も有効な対策の一つです。多くの店舗で既に導入されていますが、POSシステムを使うことで、金額入力と釣銭計算を自動で行うことができます。人為的なミスは避けられないものですが、システムを活用することでそのリスクを大幅に減らすことができます。また、お客様に釣銭の金額と硬貨の枚数を確認しながら手渡すことで、間違いにも気付きやすくなるでしょう。
硬貨の数え間違いは、レジ締めの際に金額が合わない主な原因の一つですが、現金照合表やPOSシステムを活用することで、そのリスクを最小限に抑えることができます。これらの対策を適切に実施することで、レジ締めの精度を高め、業務の効率化につなげることができるでしょう。
誤差発生時に確認すべきポイントをチェックリスト化する
レジ締めで誤差が発生した際には、その原因を追求し、対策を講じることが重要です。再発防止のために、チェックリストを作成し、以下のポイントを確認することをおすすめします。
まず、スタッフ間の連携が適切に行われているかを確認します。コミュニケーションが不足していると、情報の共有がうまくいかず、レジの金額が合わなくなる可能性があります。また、悪意を持ってレジのお金を取る人がいないとは限りません。普段からスタッフ間のコミュニケーションを図り、どのスタッフの時にレジの金額が合わなくなるのかを把握しておくことも大切です。
次に、レジ操作の確認とスタッフの研修も重要なポイントです。故意ではなくても、レジの操作ミスによって金額が合わなくなることがあります。定期的な研修を行い、スタッフのレジ操作スキルを向上させるとともに、操作性の高いレジへの変更など、ミスが起きにくい環境づくりにも取り組むべきです。
さらに、在庫管理や販売管理にシステムやアプリを活用している場合は、それらが正確に機能しているかをチェックする必要があります。ヒューマンエラーだけでなく、システムエラーが原因となっている可能性も考えられます。
独自のチェックリストを作成する際には、これらのポイントを参考にしてください。チェックポイントを定期的に確認することで、誤差の原因を特定し、効果的な対応策を講じることができるでしょう。レジ締めの精度を高め、業務の効率化を図るためにも、チェックリストの活用をおすすめします。
レジ締めをより簡単にするためのコツ7選
ここでは、レジ締めをより簡単にするためのコツを紹介します。特に意識しておくポイントは7つです。普段から習慣化することでレジ締めが効率よくできるようになるでしょう。
お札は10枚ずつ束ねておく
まず、実行して欲しいのは、お札を10枚ずつ束ねておくことです。お金の受け渡しをしていると、千円札と1万円札は溜まりやすく、溜まったお札を数えるのに時間がかかります。
千円札や1万円札をそれぞれ10枚ずつにまとめておくことで、束を数えるだけで瞬時にお札の枚数を確認することが可能です。
たとえば、千円札の10枚束が6束、1万円札の10枚束が1束あれば、枚数を数えることなくレジ内に16万円分のお金が入っていることがわかります。
もし、束にしていなければ、お札を70枚数えるはめになり、その数える時間をロスすることになるでしょう。
束にするときは、10枚の内の1枚をきれいに折り曲げ、残りの9枚を包むように挟みます。
束の数を数えるときは、折り曲げたお札の枚数を数えればいいので、格段と現金の確認作業を短縮できるでしょう。
小銭は50枚ずつ袋やコインケースに入れる
小銭は50枚ずつまとめておくことをおすすめします。100円均一で1円から500円までの硬化を50枚ごとに収納できるケースが売られているので、それらのコインケースを活用しましょう。
コインケースに満杯になるまで積めるだけで50枚ごとに分けることができます。また、コインケースには硬貨ごとに50枚の合計金額が記載されているので、現金を数えるときに便利です。
たとえば、100円のコインケースには、5,000円と記載されています。レジ内の小銭を見たときに50枚を超えたと思ったら、小まめにコインケースに積めておきましょう。
なお、コインケースが手元にない場合は、50枚ごとにビニール袋にまとめるのも有効です。
ただし、破れたときに硬貨が散乱したり、取り出すときに時間がかかったりするだけでなく、50枚まとめるのに時間がかかるため、なるべくビニール袋よりもコインケースを推奨します。
価格帯が100円単位で設けられていることが多いことから、特に100円硬貨が溜まりやすいので、100円のコインケースだけでも用意しておくとよいでしょう。
レジ締めのマニュアルを作成する
レジ締めのマニュアルを作成しておくこともポイントです。
作業自体はシンプルですが、計算をしなければならないので、作業の途中で頭が混乱することがあります。作業工程が分からなくなっても初めからやり直しをしなくても済むように、工程ごとにやることをまとめておくとよいでしょう。
レジ締めのマニュアルを作成しておけば、従業員に業務を教えやすくなったり、従業員が覚えやすくなったりするので、従業員にレジ締めを任せやすくなります。作業フローだけの簡略的なものでもよいので、ラミネート加工してレジ締め用具と一緒に保管しておきましょう。
表の記入用紙を活用する
金銭の項目ごとに整理した表の記入用紙を活用することもおすすめです。
たとえば、以下のように表にまとめておくと、現金を数えやすくなります。
- 金額
- 数
- 合計金額
- 1万円札
- 枚
- 円
- 5千円札
- 枚
- 円
- 2千円札
- 枚
- 円
- 千円札
- 枚
- 円
- 500円
- 枚
- 円
- 100円
- 枚
- 円
- 50円
- 枚
- 円
- 10円
- 枚
- 円
- 5円
- 枚
- 円
- 1円
- 枚
- 円
- クレジット
カード - 円
- バーコード
決済 - 円
- 総合計
金額 - 円
レジ内の現金を確認するときに、まずお札や硬貨の枚数を記入していきます。
枚数を記入したら、その枚数に左の金額をかけて、右枠の合計金額を算出し記入しましょう。
クレジットカード、バーコード決済の売上金額も所定の枠に記入しておき、右列の合計金額を全て足し算すると、総合計金額を算出できます。
算出した総合計金額が伝票上の売上と一致していればOKです。
1つ1つを丁寧に計算することで、計算ミスや見間違えなどを防止することができるため、正確かつスピーディーにレジ内の現金を確認できるようになるでしょう。
閉店1時間前から準備をする
閉店時間ギリギリに急いでレジ締めをして、焦って計算を間違えたという経験がある方も多いと思います。実際には閉店後に行うレジ締めですが、準備自体は早めにしておくとよいでしょう。
どうしても1時間前にレジ締めの時間を確保するのが難しい方は、キャッシュドロアの仕切りを工夫したり、小銭を自動で計算してくれる周辺機器を導入するなどの対策も時間の短縮ができるため効果的です。
また、レジ締めに必要なものを1つのボックスにまとめておくという方法もあります。先ほど紹介した現金照合表(記入用紙)も合わせて準備しておけば、レジ締めの効率化を図ることができます。
理想は余裕を持ってレジ締めを行うことですが、閉店ギリギリまでお客様が来店するお店の場合は工夫が必要です。店舗の状況に合わせて段取りをしておきましょう。
レジ締め用のアプリやツールを用意する
レジ締めの効率化を図るために現金照合表を使用する場合でも、手入力による計算間違いや数え間違いが発生する可能性があります。そのようなミスを減らしたい方には、専用の計算システムやレジ締め用のアプリの導入が効果的です。
一部のPOSレジでは、スタッフとお客様のお金のやり取りの記録、キャッシュドロアの残金、全体の売上をリアルタイムで集計できる機能が備わっています。これにより、レジ締めの作業がより正確かつ迅速に行えるようになります。
さらに、レジ締めを自動で行うアプリも存在します。例えば、スマレジのアプリを使ったレジ締め方法には、以下の2つがあります。
- 手動締め処理 従来通り、スタッフが必要な情報を入力してレジ締めを行う方法です。売上清算や計上、現金管理まで行う必要があります。
- 自動締め処理 会計ごとに締め日が自動で入力され、スタッフはキャッシュドロアのお金の枚数、釣銭準備金、銀行預入金を入力するだけでレジ締めが完了する仕組みです。
自動締め処理の場合、釣銭を入力するだけで、後は自動で計算が行われるため、大幅な時間短縮とともに計算ミスを防ぐことができます。
レジ締めの効率化と正確性の向上を目指すなら、専用の計算システムやアプリの導入を検討してみることをおすすめします。業務の生産性を高め、ミスを最小限に抑えることで、店舗運営の質を向上させることができるでしょう。
POSレジを導入してレジ締めを効率化する
レジ締めにはさまざまな課題が付きまといますが、POSレジを導入することで、レジ締めの効率化が目指せるようになります。
POSレジとは販売情報管理システムが搭載されたレジのことで、POSレジを活用すれば、現時点の売上状況を瞬時に把握することが可能です。
POSレジは、自動で伝票上の売上やキャッシュレス対応の売上、あるべきレジ内の現金の金額を計算してくれます。レジ内の現金を項目ごとにレジに打ち込むだけで、伝票上の売上と照らし合わせてレジ誤差を表示してくれるため、作業スピードが圧倒的に早くなります。
現金の数え間違いだけに注意すればミスを防ぐことができるので、ストレスなくレジ締めを行うことができるでしょう。POSレジ導入を検討している方に向けて、「業種別 POSレジの選び方・比較の資料」をご用意しています。無料ダウンロードできますので、ぜひご活用ください!
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導入するだけでレジ締めの課題を解決できることも多いので、レジ締めに悩んでいる事業者はPOSレジの導入を検討してみてください。
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