豊富な在庫を扱う書店は、POSレジとの相性が抜群です。POSレジを導入することで、レジ業務が効率化できることはもちろん、在庫が管理しやすくなるなどのメリットがたくさんあります。
本記事では、書店がPOSレジを導入するメリットやおすすめのPOSレジを紹介します。POSレジの導入を検討している書店の経営者の方は、ぜひ最後までご覧ください。
この記事の目次
POSレジとは
そもそもPOSレジとは、販売時点情報管理機能(POSシステム)が搭載されたレジのことで、商品の動向をリアルタイムで管理することができます。
従来のキャッシュレジスターは、必要最低限の会計計算機能しかありませんが、POSレジであれば、いつ何の商品が誰にどれだけ売れたのかを自動的に記録することが可能です。
販売に関するあらゆるデータをサーバー上で管理できるため、分析して運営に役立てることもできます。業務効率化を図る上で便利な機能が搭載されているので、POSレジの導入は業務改善に有効と言えるでしょう。
書店にPOSレジを導入するメリット
書店にPOSレジを導入するメリットはいくつかあります。主なメリットは以下の4点です。
- 在庫管理をしやすくなる
- 人気商品を把握できる
- 業務効率が改善する
- 複数店舗の売上がリアルタイムで分かる
順に説明するので、POSレジの導入を迷っている方は参考にしてください。
在庫管理をしやすくなる
書店は膨大な数の書籍を取り扱っていますが、POSレジを導入することで在庫管理がしやすくなります。
他の業界に比べると書店は、委託販売が基本なので、在庫過多を心配する必要はありませんが、機会損失や万引き等の不正を防止するために、在庫管理は徹底しなければなりません。
POSシステムを導入していれば、バーコードをスキャンするだけで、在庫量や陳列場所などを瞬時に把握できます。POSレジの導入によって、在庫管理業務の負担を大幅に軽減できるでしょう。
人気商品を把握できる
POSシステム上の売上情報を確認することで、人気商品をすぐに把握できます。売れ筋商品の充実は店舗の売上アップを図る上で重要です。
特に人気の書籍は仕入れを強化し、POPを作成して、より多くの人に注目してもらえるようにディスプレイすることが求められます。
POSレジの売上データを活用すれば、人気商品の傾向を掴むことができるため、関連する書籍を一緒に並べることで相乗効果を持たせることも可能です。販売戦略を考える上で、売れ筋商品の把握は必須なので、POSシステムを上手く活用しましょう。
業務効率が改善する
POSレジの導入によって業務効率の改善も期待できます。キャッシュレス決済に対応できるため、お金の受け渡しミスが減り、レジ対応もスムーズになります。
また、売上管理機能を使えば、ボタン1つで簡単に締め作業ができるので、業務の負担軽減に繋がるでしょう。業務効率アップによって労働生産性も上がるため、人件費の費用対効果も高まります。結果として人件費削減に繋がるでしょう。
複数店舗の売上がリアルタイムで分かる
複数店舗の書店を経営している場合、他店舗の売上もリアルタイムで把握することができます。
リアルタイムで複数店舗の売上を見比べることができるので、立地や客層によってどのような差が出ているのか確認することが可能です。書店は集客だけでなく、来店客の購買意欲を高めるような施策が求められます。店舗によって取るべき対策が異なるので、複数店舗の運営者は、他店舗の売上をヒントに店舗ごとに施策を考えてみましょう。
書店におすすめのPOSレジとは
POSレジの導入を検討している書店の運営者の方に、スマレジをおすすめします。
スマレジはiPadやiPhoneアプリを使ったクラウド型POSシステムで、書店の運営に便利な機能がいくつも搭載されています。ここでは、スマレジの特徴や書店にスマレジを導入するメリットを紹介するので、POSレジ選びの参考にしてください。
スマレジの特徴
「スマレジ」はクラウド型のPOSシステムが搭載されたPOSレジで、スマホやタブレットにアプリをインストールするだけで簡単に導入することができます。レジ業務だけでなく、売上管理に便利な機能が搭載されており、業務効率アップが期待できます。クラウドサービスなので常に最新のシステムを利用することが可能です。
また、認定制度をクリアしたエキスパートがサポートするため、初めてシステムを導入する方でも安心です。1店舗であれば、無料でご利用いただけるプランもあるので、まずはお試し感覚でご利用いただけます。
書店でスマレジを導入するメリット
書店でスマレジを導入するメリットについて説明します。主なメリットは以下の5点です。POSレジ選びの参考にしてください。
- 出版物バーコード読み取り機能がある
- 省スペースで設置が可能
- 低コストで導入できる
- 複数店舗の売上分析ができる
- スマレジタイムカードとの連携も可能
出版物バーコード読み取り機能がある
スマレジの出版物バーコード(2段バーコード)読み取り機能があるので、書籍でも問題なく販売できます。
一般の商品には、1つのアイテムにつきバーコードが1つしかありませんが、書籍は2段に分かれてバーコードが印字されています。書籍をレジ登録する際は、2つのバーコードをスキャンする必要がありますが、レジの中には対応していないものがあります。スマレジは、出版物バーコードに対応しているため、あらゆる書籍の販売が可能です。関東を中心に展開している大型書店の有隣堂でスマレジが導入されているので、参考にしてください。
スマレジ、書籍や雑誌の「出版物バーコード読み取り機能」提供開始 書店チェーン「有隣堂」では全店40店舗、合計264台を4月5日より順次導入
省スペースで設置が可能
スマレジはiPadやiPhoneを利用したPOSレジなので、省スペースでも問題なく設置が可能です。
普段使っている要領で扱えるため、操作性もしやすくなっています。また、コンパクトなマルチ決済端末の「スマレジ・PAYGATE」を導入することで、主要ブランドのキャッシュレス決済に対応できるようになります。
低コストで導入できる
スマレジはスマホやタブレットがメイン機材なので、低コストで導入できます。
大型のレジ機器は必要なく、アプリをインストールするだけで利用可能です。また、1店舗のみの運営であれば、基本的なレジ機能を備えたスタンダードプランは無料で利用できます。端末さえ所有していれば、あとは現金を管理するキャッシュドロアを購入することで、POSレジの導入を完了させることができます。
複数店舗の売上分析ができる
POSシステムはクラウド上で管理するため、複数店舗の売上をリアルタイムで一元管理でき、売上分析等に役立てることができます。
店舗によって売上状況は変わり、客層やピークタイム等も異なります。POSシステムで得たデータをもとに店舗ごとの売上分析をして、販売戦略に活用することが可能です。複数店舗の経営でもあらゆる情報を同じシステム上で管理できるため、業務効率は大幅にアップするでしょう。
スマレジタイムカードとの連携も可能
「スマレジ・タイムカード」と連携することで、スタッフの勤怠管理が容易になります。
スマレジ・タイムカードは、クラウド上でスタッフの勤怠管理を行えるシステムで、多くの従業員を雇っている経営者におすすめです。事前に設定した情報をもとに、時間外手当や割増賃金などを踏まえて給与を自動計算することができるため、給与管理にも役立ちます。シフト作成機能も搭載されており、経営者のデスクワークをサポートしてくれるでしょう。
書店にPOSレジを導入しよう
書店にPOSレジを導入することで、在庫管理や売上管理の負担が軽減し、業務効率の改善を図れます。
「スマレジ」は、出版物バーコードに対応しており、書店の業務効率をアップさせる機能も充実しているPOSレジです。
無料で利用できるプランもあるので、書店へのPOSレジの導入を検討している方は、お気軽にお問い合わせください。