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レジ・決済 2022/01/14 2022/01/19

【NFC決済】日本で急激に進行中!NFC決済の普及率や仕組みを解説

 

SuicaやPASMOといった交通系ICカードやスマートフォンのおサイフケータイ機能など、機械にかざすだけで支払いができる仕組みを「NFC決済」といいます。ICカード式の定期券が普及しているので、通勤や通学で日常的にNFC決済を利用している人も多いでしょう。

そこで今回は、NFC決済について詳しく解説します。NFC決済を導入するメリットや、日本国内におけるNFC決済の動向についても解説するので、NFC決済の導入を検討している店舗経営者の方は参考にしてください。

 

この記事の目次

  1. NFC決済とは?
  2. NFC決済の種類
  3. 【海外と日本国内を比較】NFC決済はどのくらい普及している?
  4. 日本国内でNFC決済に対応している店舗一例
  5. 日本におけるNFC決済の今後の動向
  6. キャッシュレス化や非接触決済はどの店舗にも必要不可欠!

 

NFC決済とは?

NFCはNear Field Communicationの頭文字を取ったもので、「近距離無線通信」と訳されます。NFC決済はNFC技術を活用した決済方法で、カードやスマホをかざすだけで支払いができる仕組みです。

改札にかざすだけで運賃が引き落とされる交通系ICカードや、決済機器にかざすだけで支払いできるプリペイドカードは、NFC決済に該当します。スマホをかざすだけで決済できるおサイフケータイも、NFC決済のひとつです。

近年ではNFC決済が利用できるクレジットカードも登場し、NFC決済が利用できるシーンが急激に増えています。

ここでは、NFC決済の仕組みや導入するメリットなどについて、みていきましょう。

 

NFC決済の使い方

NFC決済の使い方はとてもシンプルで、決済機器にNFC機能が搭載されたカードや端末をかざすだけです。交通系ICカードやプリペイドカードなら、カードをそのままかざせば決済が完了します。おサイフケータイの場合もアプリを起動させる必要はなく、スマートフォン本体を決済機器にかざすだけで支払いができます。

このようにスムーズに決済できるのが、NFC決済の特徴です。カードリーダーにクレジットカードを差し込む方向を間違えたり、QRコードが読み取れずに焦ったりすることはありません。キャッシュレス決済の中でも、非常に簡単な決済方法といえます。

 

NFC決済の仕組み

NFC決済の仕組みは、大きく分けて次の2つの方法があります。

  • チャージした残高から支払う方法
  • 紐付けしたクレジットカードの情報で支払う方法

SuicaやPASMOなどの交通系ICカードや、WAONやnanacoといった電子マネーは、チャージ残高から支払う方式のNFC決済です。専用の機器であらかじめチャージしておいて、残高から支払いを行います。

クレジットカードを紐付ける方式なら、事前のチャージは必要ありません。おサイフケータイでは、スマートフォンにクレジットカードの情報を登録しておけばNFC決済が利用できます。利用料金は、登録したクレジットカードの支払情報として登録され、後日引き落とされるという仕組みです。

近年ではNFC決済に対応したクレジットカードも登場していて、事前チャージやアプリへの情報登録なしに、直接クレジットカードをかざすだけで決済ができるものもあります。

 

NFC決済を導入するメリット

店舗がNFC決済を導入すると、次のようなメリットがあります。

  • インバウンド対応が容易になる
  • 感染防止に役立つ
  • 会計がよりスムーズになる
  • セキュリティ対策になる

NFC決済は海外でも広く普及していて、NFC決済を導入することで外国人観光客にも便利に買い物してもらえます。そのためNFC決済の導入は、外国人観光客への効果的なアピールにもなります。

カードやスマートフォンをかざすだけで決済できるので、スタッフとお客さんの接触が最小限になり、感染対策になる点もメリットです。カードや現金の受け渡しがなく、クレジットカードやQRコード決済といったほかのキャッシュレス決済と比べても、よりスムーズに決済できます。

クレジットカードの暗証番号を入力する必要もないので、盗み見といったセキュリティ上のリスクを軽減できるのもポイントです。

 

NFC決済の種類

NFC決済は、その中でさまざまな種類に分かれています。NFC決済を導入するなら、その種類についても知っておきましょう。NFC決済の種類によって、読み取りに必要な機器は異なります。

NFC決済の主な種類には、以下の3つがあります。

  • Felica(TypeF)
  • TypeA
  • TypeB

ここでは、それぞれのタイプについて詳しく解説するので、チェックしておいてください。

 

Felica(TypeF)

Felica(フェリカ)はソニーが開発したNFCの通信規格で、日本で広く普及しています。日本で使える各種電子マネーや交通系ICカード、おサイフケータイなどは、Felicaを使ったNFC決済です。Felicaの仕組みは決済だけでなく、飛行機の搭乗券やマンションの鍵など幅広い用途で使われています。

ICチップを搭載したカードや端末をFelica対応のリーダーにかざせば、約0.1秒で決済が完了します。ICチップ内に保存された情報や決済機器との通信はすべて暗号化されているので、セキュリティが高いのも特徴です。

2001年にSuicaに採用されたのを皮切りに日本で普及が進み、現在国内で最も人気の高いNFC通信規格です。Felicaは通信速度が速く、TypeAとTypeBの最大通信速度が424kbpsであるのに対し、Felicaの最大通信速度は847kbpsとなっています。

この通信速度の速さが、迅速さが求められる日本の交通機関での決済に広く採用されるようになった要因です。

 

TypeA

TypeAはオランダで開発されたNFC通信規格で、世界で最も使われている通信規格です。日本では先述のFelicaが主流ですが、タバコの自動販売機で使用するTaspoや一部のクレジットカードなどではTypeAが使用されています。

Felicaと比べて、読み取り端末を設置するコストが安価であることが特徴です。通信速度はFelicaに劣りますが、通常の決済には支障がない通信速度であるため、国際的に広く採用されるようになりました。

 

TypeB

TypeBは、アメリカで開発されたNFC通信の規格です。TypeAと同様、海外では広く普及しています。セキュリティ性能に優れているのが特徴で、日本ではマイナンバーカードや運転免許証、パスポートなど、特にセキュリティの高さが求められるカードに採用されています。

TypeBの読み取り端末もFelicaより安価で、海外のNFC決済はほとんどがTypeAとTypeBです。NFC決済の中では、この2つの通信規格を合わせて「TypeA/B」と呼ぶこともあります。

 

【海外と日本国内を比較】NFC決済はどのくらい普及している?

世界では、NFC決済を含めたキャッシュレス決済が広く普及しています。一般社団法人キャッシュレス推進協議会の調査では、2017年の主要国におけるキャッシュレス決済比率は次のような結果となりました。

  • 国名
  • キャッシュレス決済比率
  • 韓国
  • 97.7%
  • 中国
  • 70.2%
  • カナダ
  • 62.1%
  • オーストラリア
  • 59.9%
  • イギリス
  • 56.1%
  • シンガポール
  • 53.3%
  • スウェーデン
  • 47.4%
  • アメリカ
  • 45.5%
  • フランス
  • 42.7%
  • 日本
  • 21.4%
  • ドイツ
  • 16.6%

海外では、日本に比べてキャッシュレス決済の比率が高い国が多いことがわかります。その中でも、利便性の高いNFC決済は各国で使用されています。例えば、クレジットカードの国際ブランドであるVISAはNFC決済機能を搭載したクレジットカードを提供しており、200カ国以上で利用可能です。

 

日本国内でNFC決済に対応している店舗一例

交通系ICカードなど、Felicaを使ったNFC決済は広く普及していますが、クレジットカードなどのTypeA/Bを使ったNFC決済は、日本ではまだ一部の店舗でしか利用できません。

NFC決済ができるクレジットカードはVISA・JCB・アメックスなど多くのブランドが提供していて、「NFC Pay」と呼ばれています。日本国内でこのNFC Payが使える店舗の一例が、以下です。

  • ローソン
  • イオン
  • マクドナルド
  • すき家
  • タリーズ
  • IKEA
  • 郵便局
  • 東急ハンズ

このほかにも、クレジットカードのNFC決済が可能な店舗は増えているので、今後はより普及が進むと考えられます。

 

日本におけるNFC決済の今後の動向

TypeA/BによるNFC決済はまだ広く普及しているとは言えませんが、今後は普及が拡大していくと考えられます。その要因のひとつが、2020年3月に改正割賦販売法を受けてクレジットカード加盟店のIC対応が完了したことです。それに合わせて、新たに発行されるクレジットカードはNFC Payに対応しているものが多くなっています。

例えば、2020年2月には三井住友カードにNFC決済の機能が標準搭載されるようになったことが話題になりました。三井住友カード以外にも、イオンカードやJALカードなどがVISAのタッチ決済を搭載しています。クレジットカード更新のタイミングでNFC決済対応のカードが発行されるようになれば、自然とNFC対応クレジットカードの普及率は上がっていくでしょう。

インバウンド需要のことを考えても、日本でのNFC決済の普及は進む見込みです。VISAはカード発行会社に対して、外国人観光客のための決済方法としてNFC決済に対応するよう求めました。

実際に大手カフェチェーンやコンビニなどは、NFC決済の対応を積極的に進めています。例えば、2020年3月から全国のドトールやエクセルシオールなどがTypeA/Bへの対応を開始し、イオングループでは全国にある10万台のレジをNFC決済対応のものへ順次入れ替えています。

NFC決済対応のクレジットカードが普及し、NFC決済が利用できる店舗が増えていけば、日本でもNFC決済が広く使われるようになるでしょう。

 

キャッシュレス化や非接触決済はどの店舗にも必要不可欠!

キャッシュレス決済のニーズは今後も高まることが予想され、現金以外で決済できる仕組みを導入する店舗は増加していくでしょう。中でもNFC決済は暗証番号やサインが不要で、セキュリティ性や利便性が高い決済方法です。海外では広く普及していて、インバウンド需要を考えてもNFC決済の導入が求められます。

感染対策やレジ会計作業の負荷軽減のためにも、キャッシュレス化や非接触決済の導入はどの店舗でも必要不可欠な時代になってきているといえるでしょう。これからキャッシュレス決済の導入を検討している場合は、NFC決済にも対応することをおすすめします。

クラウド型POSレジの「スマレジ」では、幅広くのキャッシュレス化に対応しています。手軽に導入ができるので、気になる方はぜひ一度検討してみてください。

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執筆 菊池 勲

複数事業が存在するスマレジの中で、全社横断的にWebマーケティングを展開する事業戦略本部にてマーケティングを担当。 主にオンライン広告の取扱をメイン業務とし、各ベンダー様と共に出稿後のパフォーマンス・予算管理・データ分析および検証に基づくプランニングを担当。

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