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決済 2021/12/07 2024/02/07

QRコード決済のデメリットとは?メリットや主要ブランドの違いを解説

時代の流れに合わせて利用者の利便性向上させるため、QRコード決済の導入を検討する事業者が増えています。しかし、QRコード決済のデメリットが気になり、なかなか導入に踏み込めずにいるケースも少なくないでしょう。

そこで、この記事ではQRコード決済の気になるメリット、デメリットをはじめ、実際に導入する際に把握しておきたい情報をまとめて解説します。自社に合ったQRコード決済を選ぶために、ぜひ参考にしてください。

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この記事の目次

QRコード決済とは?

まずはQRコード決済の仕組みを簡単に解説します。

QRコード決済とは、スマートフォンのアプリを利用して、QRコードやバーコードを読み取り決済を行う方法です。それぞれのQRコード決済用のアプリに銀行口座、クレジットカードを連携させたり、現金をチャージすることで利用できます。

 

QRコード決済のメリット(利点)

QRコード決済のデメリットに触れる前に、QRコード決済の利点を解説します。決済方法の詳細とあわせて、どのようなメリットがあるのか頭に入れておきましょう。

 

ユーザー側のメリット

まずはQRコード決済を利用するユーザー側にはどんなメリットがあるのか、代表的な3点を解説します。

 

現金を使わずスムーズに会計できる

支払いの際、従来の現金支払いの場合だと、利用者が財布からお金を出すのに時間がかかったり、もたついている間に長い列ができてしまう場面が往々にしてありました。

QRコード決済であれば、バーコードを読み取るだけで決済ができるため、このような無駄な待ち時間を解消できます。クレジットカードのようにサインや暗証番号も必要ないため、スムーズな決済が実現します。

 

ポイントや割引キャンペーンを利用できる

QRコード決済のなかには、ポイント制を導入しているものや、クーポンを発行しているサービスもあります。キャンペーンが開催されることもあるので、小まめにチェックすることでお得に利用できます。

また、今まではクーポンやポイントカードが財布の中身に増えすぎて、支払い時に探すのに時間がかかったり、利用忘れが起きていました。QRコード決済のポイントであれば、カードを探す手間を削減できるうえに、使い忘れも防止できます。

 

チャージや送金も簡単にできる

同じQRコード決済のサービスを利用している者同士であれば送金も手軽に行えます。送金機能は、飲み会のあとの支払いなど、割り勘を行う場合にも便利です。

チャージは銀行、クレジットカード、現金と方法が選べます。使用履歴が残るので、家計簿の見直しにも役立ちます。

 

事業者側(店側)のメリット

続いて、QRコード決済導入における店側のメリットを3つご紹介します。

 

集客効果や売り上げアップが期待できる

QRコード決済サービスはポイント制や独自のキャンペーンを開催しているところが多く、自社の販促策に加えて、集客の助けとなります。

現金を持っていない人や、お金の持ち合わせがない人でも決済ができるため、売り逃しを防ぐことにもつながります。また、QRコード決済は日本よりも海外の方が浸透しているところもあるため、インバウンドの集客力アップという意味でも効果的です。

 

低コストで導入できる

QRコード決済は低コストで導入が可能です。これまで主流だったクレジットカード決済の場合、専用のカードリーダーの購入が必要で、店舗数が多いとそれだけ導入コストもかかってしまいました。QRコード決済サービスはスマートフォン、タブレットとアプリさえあればすぐに利用を開始できるので、初期費用を抑えて導入できます。

 

コロナ対応にも効果的

QRコード決済サービスは、非接触で決済を完了できます。そのため、お金を通じたコロナの感染への対策になり、営業停止といったリスクを抑えることにもつながります。また、従業員側にとっても、安心して働けるメリットがあります。利用者に対しては、感染症対策への取り組みを積極的にアピールできるので、顧客獲得も期待できるでしょう。

 

QRコード決済のデメリット(注意点)

ここからはQRコード決済を導入する前に押さえておくべきデメリットをお伝えします。

 

ユーザー側のデメリット

まずはQRコード決済を利用するユーザー側のデメリットを2つご紹介します。

 

スマホがないと利用できない

QRコード決済は利用しやすい決済方法ではありますが、スマートフォンを持っていることが前提となります。そのため、スマートフォンを忘れたり、電池切れの場合には利用できません。

店舗によっては高齢の利用者が多く、スマートフォンを所持していない割合が高い場合、QRコード決済を導入してもあまり使われないことも考えられます。

 

オフライン環境だと決済ができない

QRコード決済のバーコードは悪用を防ぐために、制限時間が設けられていることが多く、常に最新状態にしておく必要があります。そのため、オフライン、もしくはスマホの電波が悪いと使用できません。

お店の立地や作りによっては、電波が通りにくくなることも考えられます。QRコード決済を導入する際は、事前に店舗の電波状況も確認し、整えておく必要があります。

 

事業者側(店側)のデメリット

続いて、QRコード決済を導入する際の事業者側のデメリットを2つお伝えします。

 

セキュリティ面での不安がある

QRコード決済を利用する際は、レジやカウンターにQRコードが印刷されたポップや紙を設置するのが一般的です。悪意のある者がこのポップや紙をすり替えて、お店ではなく第三者に送金させるという詐欺事件も発生しているようです。

少人数で営業している店舗であれば、目が届かないスキにすり替えられるリスクがあることは、頭に入れておいた方がよいでしょう。

 

日本では普及率が低い

日本ではまだまだQRコード決済の普及率が低い状況です。スマートフォンを所持していなかったり、QRコード決済に抵抗がある利用者が多いのが原因と考えられます。

QRコード決済のみの体制に切り替えてしまうと、支払いできない利用者が出てくる可能性もあります。地域性や利用者層などを考慮して現状を踏まえつつ、現金決済と併用して導入するのがよいでしょう。

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QRコード決済の主要6サービスの特徴

QRコード決済のメリット、デメリット、サービス内容についてはご理解いただけたことでしょう。ここからは実際にQRコード決済サービスを提供している6つの会社についてその特徴をご紹介します。

 

PayPay

2020年1月時点で、QRコード決済サービスのなかでもっとも高い利用率を誇るサービスです。最低0円から手元にあるスマートフォンやパソコンで導入できる手軽さが特徴。PayPay銀行を利用している場合、売り上げ金額が翌日入金される点も魅力のひとつです。

 

LINE Pay

LINEが提供するQRコード決済サービスです。0円から気軽に導入できます。QRコード決済導入にあたり、5種類のセキュリティ体制が用意されているので、安心して利用できます。

 

楽天ペイ

楽天市場などでおなじみの楽天が提供しているQRコード決済サービスです。ネット上にある店舗での支払いにも利用可能。楽天ペイを使うと楽天ショップで利用可能な楽天ポイントが貯まります。導入店舗も多く、キャンペーンが豊富に開催されているのも利点です。

 

WeChatペイ

全世界で100万店舗以上の加盟店をもつ、WeChatが運営するQRコード決済サービスです。中国での利用者が多く、主に25歳~40歳の年齢層で利用されています。中国人の利用客が多い店舗であれば、導入しておきたいサービスです。

 

Alipay

中国でもっとも利用されているQRコード決済サービスです。1年間で840万に近い中国人観光客が訪れる日本においても、設置店舗が広がりつつあります。導入は0円から手軽に行えます。WeChatペイと同様、中国人観光客の集客を狙うのであれば、導入を検討してみましょう。

 

d払い

携帯電話会社のNTTドコモが提供するQRコード決済サービスです。利用する際にdポイントが貯まるため、dポイント利用者の獲得が見込めます。2021年9月1日以降に導入する場合は、メルぺイにも対応したQRコードが発行されるため、さらなる集客アップも期待できます。

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マルチQRコード決済で決済業務のスマート化を実現!

QRコード決済はデメリットがあるものの、業務改善や業績アップにつながるメリットも多くあります。これから、QRコード決済導入を考えているのであれば、今回ご紹介した利用者の多い人気のサービスから選ぶとよいでしょう。

ただ、数あるサービスのなかから、いくつかのサービスをピックアップするのは簡単なことではありません。そこで、おすすめしたいのが決済サービス「スマレジ・ペイメント」です。

1台でクレジット、電子マネー、QRコードに対応。端末代金0円&決済手数料3.24%が安くなるキャンペーン中ですのでクレジットカード決済の導入をお考えの事業者様は、ぜひ利用をご検討ください。

執筆 菊池 勲

複数事業が存在するスマレジの中で、全社横断的にWebマーケティングを展開する事業戦略本部にてマーケティングを担当。 主にオンライン広告の取扱をメイン業務とし、各ベンダー様と共に出稿後のパフォーマンス・予算管理・データ分析および検証に基づくプランニングを担当。

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