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決済 2022/10/27 2024/03/29

POSレジとクレジットカード決済と連動させるのがおすすめな理由


この記事でわかること

  1. クレジットカード決済について
  2. クレジットカード決済のメリット
  3. POSレジをクレジットカード決済と連動について

販売に関するデータを収集して分析できるPOSレジは、現金決済のみでも便利に使えますが、クレジットカード決済と連動させるとより活用の幅が広がります

クレジットカード決済は需要の高い決済方法なので、まだ導入していない店舗は導入を検討してみましょう。

本記事では、クレジットカード決済の仕組みやメリットについて詳しく解説します。POSレジでクレジットカード決済を行うときの具体的な手順も紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。


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この記事の目次

クレジットカード決済とは?

クレジットカード決済とは、クレジットカードを利用した決済方法のことです。

店頭の決済端末にクレジットカードを読み込ませたり、ECサイトでクレジットカード番号を入力したりすると支払いができます。一括払いの他、分割払いやリボルビング払いも用意されています。

クレジットカード決済は、現金を使わない「キャッシュレス決済」のひとつです。キャッシュレス決済の比率は年々上昇していて、2021年は32.5%でした。そのうちクレジットカード決済は27.7%を占めていて、キャッシュレス決済の中でも特に利用者の多い決済方法です。

参考:経済産業省「2021年のキャッシュレス決済比率を算出しました

 

クレジットカード決済の仕組み

クレジットカード決済では、決済額を一旦クレジットカード会社が立て替えて店舗に支払い、後日カード会社が利用者に代金を請求する仕組みとなっています。

そのため、決済時に手元にお金がなくても利用できる「後払い方式」になっているのが特徴です。具体的には、以下のような流れになります。

  • 利用者が商品の代金をクレジットカードで決済する
  • カード会社が店舗に代金を支払う
  • カード会社が利用者に代金を請求する
  • 利用者がカード会社に支払いを行う

 

利用者がクレジットカード会社に支払いを行わなければ、「貸し倒れ」となりカード会社の損害になってしまいます。

そのため、クレジットカードを発行するには職業や年収などによる審査が行われます。

 

クレジットカード決済の手数料

店舗にクレジットカード決済を導入するには、クレジットカード会社と契約して加盟店にならなければなりません

加盟店になると、顧客が決済をする度にクレジットカード会社に手数料を支払う必要があります。

手数料は決済額に対して1〜5%程度で、店舗の規模や業種、契約するカード会社などによって異なります。例えば、決済額が比較的小さくカード会社の代金回収リスクが低いコンビニなどでは、決済手数料は1%程度に設定されているケースが多いです。一方、決済額が比較的大きい飲食店などでは、決済手数料が5%程度になります。

決済手数料は、クレジットカード会社から店舗へ決済額を支払う時に差し引かれるので、別途手数料支払いの手続きを行う必要はありません。


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クレジットカード決済のメリット

決済手数料を支払う必要があるのにも関わらずクレジットカード決済を導入する店舗が多いのは、多くのメリットがあるためです。

クレジットカード決済を導入すると、店舗には以下のようなメリットがあります。

  • 客単価が上がり売上向上が期待できる
  • 集客効果が見込める
  • 現金の管理がより簡単になる

それぞれのメリットについて、以下で詳しくみていきましょう。

 

客単価が上がり売上向上が期待できる

クレジットカード決済は手元に現金がなくても支払えるため、客単価が上がって売上アップが期待できます。分割払いやリボルビング払いにも対応しているため、高額な商品でも購入へのハードルが下がるのも特徴です。

自分がお客としてお店を訪れた時、「手持ちの現金がなくて購入を諦めるしかなかった」といった経験がある人も多いのではないでしょうか。クレジットカード決済を導入すれば、このような販売機会の損失も防げます。

客単価がアップすれば、決済手数料を支払ったとしてもクレジットカード決済導入前よりも全体の売上がプラスになるケースもあるため、多くの店舗が導入しています。

 

集客効果が見込める

クレジットカード決済は、導入するだけで集客効果が見込めるのもメリットです。

日本でもクレジットカードの保有率は上がっており、86%の消費者がクレジットカードを持っているという調査結果もあります。

「クレジットカードが使えるかどうかで利用する店舗を決める」という消費者もいるため、より多くの人に店舗を利用してもらうためには、クレジットカード決済の導入が効果的です。

特に海外ではクレジットカード決済が主流のため、インバウンド対応のためにも導入しておくとよいでしょう。

参考:株式会社ジェーシービー「【クレジットカードに関する総合調査】2021年度版 調査レポート

 

現金の管理がより簡単になる

クレジットカード決済は現金をやりとりしないため、現金を管理する手間を軽減できるというメリットもあります。

預り金やお釣りの金額を数え間違えるリスクが減り、レジ会計の効率化が可能です。会計の履歴がデータとして残るため売上の管理がしやすくなり、レジ締めにかかる時間も減らせるでしょう。

現金の取り扱いは釣り銭間違いなどクレームにつながるミスが起きやすく、スタッフの心理的負担も無視できません。現金を扱わないクレジットカード決済を導入すれば、お客さまとスタッフの双方が快適にレジ会計を済ませられるようになります。


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クレジットカード決済を導入するデメリット

クレジットカード決済を導入する際には、以下のようなデメリットがあることを念頭に入れておきましょう。

 

導入に手間がかかる

クレジットカード決済を導入する際には、決済システムを選定し、契約を締結する必要があります。導入後もシステムのセットアップやスタッフの研修が必要となり、時間と労力がかかります。

このように、クレジットカード決済は導入までにさまざまな手続きや調整が必要となるため、導入初期に負担がかかることが考えられます。

 

決済手数料が発生する

クレジットカード決済を利用すると、売上の一部を決済手数料として支払う必要があります。この手数料は、通常、売上金額の数パーセントに設定されており、販売額が増加するにつれて、支払う手数料の総額も増加するため、利益率を圧迫する要因となり得ます。

ただし、導入をしない場合にはクレジットカード利用者を顧客として取りこぼし機会損失に繋がりますし、現金払いよりもクレジットカード利用者の方が客単価が高まりやすいことを考えるとメリットの方が大きいと言えるでしょう。

 

入金までに時間差がある

クレジットカード決済の場合、実際に売上が発生してから事業者の口座に入金されるまでには、数日から数週間のタイムラグが生じることがあります。

このような時間差は、キャッシュフローが悪くなる要因となる場合があり、資金に余裕がない店にとってはデメリットに感じる場合もあるでしょう。

 

不正利用や情報漏えいのリスクがある

クレジットカード決済を導入することで、不正利用や顧客のカード情報漏えいなどのセキュリティリスクにさらされる可能性があります。特にオンラインでの取引では、セキュリティ対策が不十分な場合、サイバー攻撃のリスクが高まります。

情報漏えいが発生すると、顧客の信頼を失うだけでなく、法的な責任を問われる可能性もあるため、高いレベルのセキュリティ対策がされている決済端末を選択する必要があります。


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POSレジをクレジットカード決済と連動させよう!

POSレジを利用しているなら、クレジットカード決済と連動させるとより便利に活用できます。

POSレジとは販売に関するデータを収集・管理する機能を搭載したレジのことで、クレジットカード決済と連動すると現金払いとクレジットカード払いの売上情報を一元管理して売上分析などが可能になります。

POSレジにはクレジットカードを含むキャッシュレス決済を簡単に導入できるものもあり、電子マネーやQRコード決済もまとめて導入したい場合にもおすすめです。POSレジのサービスによっては、クレジットカード決済の代金が振り込まれるサイクルが通常より早いものもあるため、仕入れや支払いの都合で代金をはやく回収したい場合も連携を検討してみてください。

 

使い方は?クレジットカード決済をPOSレジと連動した際の決済の流れ

POSレジとクレジットカード決済を連動させた場合の決済は、次の手順で行います。以下は、POSレジアプリ「スマレジ」を使用した場合の操作方法です。

  • POSレジで商品を登録し、「カード支払」を選択
  • 「スマレジ・ペイメント」を選択
  • 決済金額が正しく表示されていることを確認して「次へ」を選択
  • POSレジにクレジットカードを読み込むよう表示が出る
  • ICカードリーダーにクレジットカードを挿入する
  • お客さまに支払回数を確認し、支払回数を設定して「次へ」を選択
  • PIN(暗証番号)の入力を促す画面が表示される
  • お客さまにクレジットカードの暗証番号の入力とチェックボタンを押してもらう
  • POSレジに完了画面が表示されれば、決済完了

使用するPOSレジによって手順が異なる場合がありますが、基本的には上記の流れでクレジットカード決済が行えます。


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POSレジとクレジットカード決済の連動はメリットがたくさんある!

クレジットカード決済はレジ会計がスムーズになったり客単価のアップが期待できたり、店舗にとって多くのメリットがあります。

まだクレジットカード決済を導入していない場合は、ぜひ導入を検討してみてください。POSレジとクレジットカード決済を連携するとさらに便利に利用できるため、おすすめです。

スマレジ」は、iPadやiPhoneをPOSレジとして利用できるアプリです。クレジットカード決済をはじめ各種キャッシュレス決済に対応していて、1台であらゆる決済ブランドに対応できるマルチ決済サービス「スマレジ・PAYGATE」もご用意しています。

執筆 菊池 勲

複数事業が存在するスマレジの中で、全社横断的にWebマーケティングを展開する事業戦略本部にてマーケティングを担当。 主にオンライン広告の取扱をメイン業務とし、各ベンダー様と共に出稿後のパフォーマンス・予算管理・データ分析および検証に基づくプランニングを担当。

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