飲食店のメニューに欠かせないサラダ。健康のために野菜を積極的に食べている人も多く、豊富なサラダメニューを用意しておけば、きっとお客さんから喜ばれるはずです。
そこで今回は、豊富にあるサラダの中から人気の9種類を紹介します。作り方や名前の由来などを詳しく紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
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この記事の目次
野菜がたっぷり摂れるサラダは飲食店の定番メニュー
野菜をたっぷり使ったサラダは、レストランや居酒屋などの飲食店で人気の定番メニューです。
家族や友人と食事に行ったとき、「とりあえずサラダを最初に頼む」という人も多いのではないでしょうか。
2021年の日本政策金融公庫の調査では、食に関する志向の第1位が「健康志向」となりました。
厚生労働省が一日に350gの野菜を摂取することを推奨していることもあり、「健康のために野菜をたくさん食べよう」と思っている人も少なくありません。
サラダは手軽にたくさん野菜が食べられるメニューなので、サラダメニューが充実した飲食店はお客さんから喜ばれるでしょう。
参考:日本政策金融公庫「食の志向 低下傾向にあった健康志向が上昇に転じる ~コロナ禍で産地応援の意識が上向く ~」
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名前(ネーミング)の由来も!サラダの種類を9つご紹介
一口に「サラダ」といっても、その種類はさまざまです。
飲食店のメニューにサラダを取り入れるなら、まずはどのようなサラダがあるのかチェックしておきましょう。
定番で人気があるサラダの種類として、以下のようなものがあります。
- 和風サラダ
- コブサラダ
- カプレーゼ
- シーザーサラダ
- ビーンズサラダ
- ポテトサラダ
- サラダニソワーズ
- クスクスサラダ
- 豚しゃぶサラダ
それぞれのサラダの特徴を、以下で詳しく紹介します。
和風サラダ【健康重視の人におすすめ】
和風サラダは、その名のとおり和風の食材やドレッシングを使ったサラダです。
さっぱりした味付けで、健康重視の人に人気があります。和風サラダには、キュウリや大根、水菜や白菜などがよく使われています。
ドレッシングや味付けには、ポン酢やわさび、醤油、めんつゆなど、和食によく使われる調味料を使うことが多いです。梅やシソを使った和風サラダもあり、女性にも人気があります。
そのほか、海苔やワカメ、しらすなどをトッピングした和風サラダもあり、バリエーションが豊富なのがポイント。和風サラダは明確に定義されているわけではないので、お店のコンセプトや他のメニューと合う和風サラダを考案してみましょう。
コブサラダ【ボリューム感がたっぷり】
コブサラダは、具材をダイスカットにして盛り付けたおしゃれなサラダです。
具材にはレタス・鶏肉・トマト・アボカド・茹で卵・チーズなどがよく使われていて、ボリュームたっぷりで食べごたえがあるのが特徴。
コブサラダは、1930年代にハリウッドの人気レストランで生まれたといわれています。サラダを考案したオーナーシェフが「ロバート・H・コブ」という名前だったことから、「コブサラダ」という名前が付けられました。
使う具材にルールはないので、好きな野菜やお肉を使ってコブサラダを作ってみましょう。ドレッシングにも定義はありませんが、シンプルなフレンチドレッシングを使うことが多いです。
カプレーゼ【シンプルなイタリアのサラダ】
イタリアンレストランなどでよく提供されているのが、カプレーゼです。
カプレーゼはイタリア発祥のサラダで、トマト・モッツァレラチーズ・バジルを使います。トマトとモッツァレラチーズを切って交互に盛り付け、バジルを添えれば完成。ドレッシングの代わりに、オリーブオイルや塩胡椒、バジルソースなどをかけて食べます。
食材の赤・白・緑がイタリア国旗と同じカラーになっていて、イタリアの人たちに愛されているサラダです。カプレーゼはイタリア語で「カプリ島の」という意味があり、イタリアのカプリ島の人たちが地元の食材で作ったサラダだったことからこの名前が付けられました。
シーザーサラダ 【レタスなどの葉っぱとチーズの相性が抜群】
シーザーサラダはレタスなどの葉物野菜がメインのサラダで、チーズを使ったドレッシングをかけて食べるのが一般的です。
1924年7月4日にメキシコのシーザー・カルディニ氏が考案したことから「シーザーサラダ」と呼ばれるようになり、7月4日は「シーザーサラダの日」とされています。
オリジナルのレシピではロメインレタス・クルトン・パルメザンチーズなどが使われていて、日本でもこれらの食材を使ったシーザーサラダがよく見られます。そのほか、ベーコンや温泉卵、ミニトマトなどを加えてアレンジするのもおすすめです。
ビーンズサラダ【豆がたっぷり入っている】
ビーンズサラダは、その名のとおり豆をたっぷり使ったサラダです。
使われる豆の種類はレシピによってさまざまですが、枝豆・大豆・ひよこ豆・そら豆・赤いんげん豆・青えんどう豆・小豆などがよく使われています。
味付けや、豆のほかに使う食材は自由です。ひじきやポン酢と和えた和風ビーンズサラダや、カレー粉とパクチーを使ったインド風ビーンズサラダなど、さまざまなバリエーションが楽しめるのがポイント。色鮮やかな豆を使えば、見た目の華やかなサラダに仕上がります。
ポテトサラダ【玉ねぎやキュウリが美味しく食べらえる】
ポテトサラダはじゃがいもとマヨネーズを使ったサラダで、子どもから大人まで幅広く人気があります。
茹でたじゃがいもをつぶし、玉ねぎやキュウリ、ハムや茹で卵など好きな具材を加えてマヨネーズで和えれば完成。
ポテト以外の具材は自由なので、オリジナルのポテトサラダを考案してみるのもおすすめです。粒マスタードを加えて大人な味付けにしたり、子どもに人気のコーンやベーコンを加えたりして、客層に合わせてアレンジを加えてみてください。
サラダニソワーズ【フランスの定番サラダ】
サラダニソワーズはフランスで親しまれているサラダで、オリーブやアンチョビなどを使います。
「ニソワーズ」には「ニース風」という意味があり、プロヴァンス地方の都市・ニースが由来です。
もともとは火を通した野菜は入れないサラダでしたが、近年では茹でたじゃがいもやさやいんげんなどもよく使われています。葉物野菜やトマト、キュウリなどの具材に、ドレッシングとして白ワインビネガーやオリーブオイルを和えれば完成。南仏の味わいで、ワインなどお酒にもよく合うサラダです。
クスクスサラダ【おしゃれ感がたっぷり】
クスクスサラダは、ポロポロとした粒状のパスタである「クスクス」を使ったサラダです。
クスクスはデュラム小麦と水をこねて網でこしたもので、アメリカやブラジル、ヨーロッパ各国などで親しまれています。見た目がおしゃれなサラダに仕上がるので、雰囲気にこだわったカフェやバーのサラダメニューにもおすすめ。
玉ねぎやキュウリ、レタスなどの野菜と蒸したクスクスを混ぜ合わせ、オリーブオイルや塩、レモン汁などで味付けします。クスクスとよく混ざるように、具材は小さめにカットするのがポイントです。
豚しゃぶサラダ【食べ応えがある】
豚しゃぶサラダは、茹でた豚肉と野菜を使ったサラダです。
食べごたえがあってメインの一品としても人気があります。レタスやトマトなどたっぷりの野菜の上に豚肉を並べて、ドレッシングをかければ完成です。
さっぱりと仕上げたいときはポン酢、がっつり食べたいときにはごまドレッシングなど、どのようなサラダにしたいかによってドレッシングを変えてみましょう。
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おしゃれで簡単なサラダはたくさんある!
今回は、飲食店で人気のサラダを9種類紹介しました。
本記事で紹介したのはほんの一部で、まだまだたくさんのおいしいサラダがあります。
野菜やドレッシングの種類も豊富なので、旬の野菜やおしゃれな調味料などを取り入れながら、それぞれのお店にぴったりなサラダメニューを考案してみてください。