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店舗運営 2022/08/29 2023/02/28

レストランの内装は何にこだわるべき?おしゃれにするポイントをご紹介

人気のレストランは料理がおいしいだけでなく、オーナーのこだわりが感じられるおしゃれな内装のお店も少なくありません。集客効果を高めるためには、お店のコンセプトやジャンルに合った内装にすることが大切です。

本記事では、レストランの内装を決めるときのポイントや、ジャンル別の内装デザインのコツを紹介します。レストランの開業準備を進めている人は、ぜひ参考にしてください。

 

この記事の目次

  1. 【飲食店】レストランの内装を決めるときに考えたい2つのこと
  2. 内装をおしゃれに仕上げるための検討するべきポイント
  3. 【ジャンル別】雰囲気が大切!内装をデザインするコツ
  4. こだわり感たっぷりの内装でお客様を集客しよう!

 

【飲食店】レストランの内装を決めるときに考えたい2つのこと

レストランの内装を決めるときは、次の2点を意識しておきましょう。

  • 店舗のコンセプトを考慮する
  • 店舗全体の導線やレイアウトを考慮する

具体的にどのような点を考慮すべきかについて、以下で詳しく解説します。

 

店舗のコンセプトを考慮する

レストランの内装を決めるときは、まず店舗のコンセプトを明確にしましょう。コンセプトによって、どのような内装にすべきかが変わってきます。店舗の場所や提供するメニュー、どのような客層をターゲットにするかなどを、なるべく明確にしておくことが大切です。

例えば、和食レストランとイタリアンレストランでは、適した内装が違います。また、「一人でゆっくりした時間が楽しめるお店」と「家族や友人とにぎやかに食事ができるお店」でも、演出したい雰囲気は変わってくるでしょう。

コンセプトを明確にしておくと、不動産会社で物件を探すときや店内改装をリフォーム業者に依頼するときなどにも役立つので、まずはどのようなレストランにしたいか具体的に考えてみてください。

 

店舗全体の導線やレイアウトを考慮する

お店のコンセプトに合わせて具体的なレイアウトを考えるとき、店舗全体の導線を意識することが大切です。入り口・テーブル・レジの位置関係や、厨房とホールの行き来のしやすさなど、お客さんやスタッフが店内でストレスなく過ごせる導線となっていなければなりません。

例えば、「落ち着いて食事をしてもらうためにテーブルとレジの空間を分ける」「配膳と片付けの導線が被らないような厨房レイアウトにする」などを意識したレイアウトは、お客さんにもスタッフにも喜ばれます。

いくらおしゃれな内装でも導線が悪いとリピート率や回転率が下がってしまい、売上に影響が出る可能性があるため、店舗全体の導線やレイアウトもしっかり考慮しましょう。

 

内装をおしゃれに仕上げるための検討するべきポイント

おしゃれな内装を目指すなら、次の3つに力を入れてみてください。

  • インテリア
  • 配色
  • 照明

それぞれのポイントについて、以下で詳しくみていきましょう。

 

インテリア

インテリアは店内の雰囲気を大きく左右するため、全体像をイメージしながら揃えていきましょう。おしゃれなインテリアでも店内の広さやお店のコンセプトに合っていないものを選ぶと、ちぐはぐな印象を与えてしまうケースがあります。空間全体にまとまりが出るようなデザインやサイズ感のアイテムを揃えるように意識してみてください。

インテリアを選ぶときは、デザインやサイズに加えて使い勝手のよいアイテムを選ぶことも大切です。例えば、見栄えがよくても掃除がしにくいアイテムや家具の配置では不衛生になりやすく、レストランには向いていません。

おしゃれさや理想とする店内の雰囲気を意識しつつ、日々の業務効率や手入れのしやすさも考慮しましょう。

 

配色

インテリアや食器などの色は料理の評価や食欲を左右する要素となるため、レストランの内装は配色も重要なポイントです。お客さんに料理をより楽しんでもらうために、料理が引き立つような配色を意識しましょう。同じ料理でも、盛り付ける器やテーブルクロスなどの色によって、おいしそうに見えるかどうかが変わってきます。

一般的には、寒色系よりも暖色系のほうが食欲をそそるといわれています。また、器やテーブルクロス、壁紙などに主張の強い色や柄があると、料理が引き立たないかもしれません。

店内全体の配色を工夫して、料理がよりおいしく感じられるような内装を目指してください。

 

照明

照明も店内の雰囲気を左右するポイントのひとつなので、こだわって選びましょう。光の色や明るさ、角度などによって、店内の雰囲気は大きく変わります。おしゃれで落ち着いた内装にしたいなら、照明の明るさを少し落としたり、場所によって明るさに変化を付けたりすると効果的です。

例えば、各テーブルに照明を当て、周囲を少し暗くしておくと、おしゃれなだけでなくお客さんの視線が周囲に向きにくいというメリットもあります。他のお客さんの存在が気になりにくく、落ち着いて料理を楽しんでもらえるでしょう。床などのちょっとした汚れが目立ちにくくなるので、店舗側にとってもメリットです。

このように、コンセプトや演出したい雰囲気に合うよう、照明の配置や明るさを調整しましょう。

 

【ジャンル別】雰囲気が大切!内装をデザインするコツ

ここからは、実際に内装をデザインするコツをレストランのジャンル別に紹介します。

フレンチ・イタリアン・和食・中華についてそれぞれ紹介するので、開業したいレストランのジャンルをチェックしてみてください。

 

フレンチ

フレンチレストランは、大きく次の3つの種類に分かれます。

  • アンティークスタイル
  • スタイリッシュスタイル
  • バルスタイル

アンティークスタイルの場合、上質で伝統的な雰囲気の内装にしましょう。総柄の壁紙やカーペット、猫脚の家具などがコンセプトに合っています。

洗練されたイメージのあるスタイリッシュスタイルなら、シンプルな内装がおすすめです。ホワイト×ブラウンや白×黒など、コントラストを意識した配色を取り入れてみてください。

バルスタイルの内装は、カジュアルさとおしゃれさを両立させるのがポイントです。

 

イタリアン

イタリアンレストランの場合は、大きく次の3つに分類されます。

  • リストランテ
  • トラットリア
  • ピッツェリア

コース料理を提供するリストランテは料理をサーブするタイミングが重要なため、スムーズに配膳できるようテーブル間隔の広いレイアウトがおすすめです。地中海を思わせる白い壁などを取り入れてもよいでしょう。

トラットリアは主に郷土料理や家庭料理を提供するので、カジュアルでラフな雰囲気の内装が合っています。ピザ専門店のピッツェリアなら、テーブルからピザ窯が見えるとお客さんに喜ばれるでしょう。

 

和食

和食レストランでおしゃれな内装を目指すなら、「和モダン」を意識してみてください。日本の伝統的なデザインの中に現代的な洋風インテリアを取り入れることで、和の雰囲気を演出しながらおしゃれが感じられる内装になります。

木材をインテリアのメインにするとぬくもりが感じられ、ブラウンやベージュ、グレーといったアースカラーの配色は落ち着いた雰囲気を演出するのに効果的です。お座敷や掘りごたつの席を用意するのもよいでしょう。

 

中華

中華レストランでは、中国で縁起のよい色とされている赤を取り入れるケースが多いです。食欲をそそる暖色なので、レストランの内装にも適しています。ただし、赤の主張が強すぎるデザインはうるさく感じてしまうこともあるため、部分的に取り入れるのがおすすめです。

油を多く使う中華レストランは、店内が汚れやすいという特徴があります。そのため、清潔感を保てるように工夫しなければなりません。例えば、汚れがつきにくい壁紙や床材、汚れが目立ちにくい配色や照明などを取り入れてみてください。

 

こだわり感たっぷりの内装でお客様を集客しよう!

レストランの内装はお店の印象を大きく左右し、こだわったおしゃれな内装は集客効果も期待できます。コンセプトに合わせた雰囲気と、効率の良い導線を両立した内装を目指しましょう。レストランのジャンルによって適した内装のデザインがあるので、本記事を参考に自分のお店をデザインしてみてください。

執筆 菊池 勲

複数事業が存在するスマレジの中で、全社横断的にWebマーケティングを展開する事業戦略本部にてマーケティングを担当。 主にオンライン広告の取扱をメイン業務とし、各ベンダー様と共に出稿後のパフォーマンス・予算管理・データ分析および検証に基づくプランニングを担当。

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