
スマレジコミュニティのプロジェクトオーナーをしております真鍋です!
今回は、イートアンドホールディングス エンゲージメント戦略部の長谷川朋実さんをゲストにお迎えし、「従業員エンゲージメント向上」をテーマに開催しました。
イートアンドホールディングスは、アールベイカーや太陽のトマト麺、大阪王将
などを傘下に持つ外食グループです。長谷川さんはグループ内に「エンゲージメント戦略部」を立ち上げ、社内の組織風土改革に取り組んでこられた実践者です。
「アキナイラボ」は結成から3年目を迎え、これまでに646人のユーザーさんが参加するコミュニティへと成長してきました。東京開催のミートアップは今回で早くも5回目、大阪・福岡はそれぞれ11回目となります。
本レポートでは、当日の様子をご紹介します。
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もありますので、興味がある方はぜひ参加してくださいね!
この記事の目次
エンゲージメント戦略部、誕生の経緯
長谷川さんは、もともとグループ会社「アールベイカー」に入社し、直営店舗のサポートや新規出店の立ち上げ、購買分析、クレーム対応など幅広い業務を経験。その後、ホールディングスの研修担当となり、理念研修「WAY研修」や役員研修の企画・運営を担当してきました。
2024年7月、人事総務の傘下から独立し、「エンゲージメント戦略部」が誕生。
「会社をより良くすること」「長く働きたいと思える会社にすること」「社員の会社への愛着を育むこと」を掲げ、部として独立したことで予算を持ち、施策を実行されています。

「会社を好きになってもらう」ための取り組み
長谷川さんは、エンゲージメント向上に直結するのは、おそらく「給料UP」だが、これは経営方針次第でコントロールできない部分だとしたうえで、自分たちが取り組むべきことは「会社を好きになってもらうこと」というマインド面だと位置づけています。
具体的な取り組みとして、以下のような施策をご紹介いただきました。
①全社イベントの開催
2023年・2024年はフォーラム形式、2025年は「フェス(食と運動会)」として、年1回の全社イベントを実施。各社の方針発表や、役員から社員へのメッセージカード贈呈などを通じて、「グループ間の絆」「感謝」「称賛」をテーマに据えています。
②ThanksShower
数字になりにくい日々の頑張りや姿勢を称賛し、感謝を伝える表彰制度として、2023年のフォーラムで開始しました。
③朝礼の活用
毎週月曜の朝に15分間、社員の頑張りや成功事例を共有する場として実施しています。
④社内報の配信
毎月、給与明細と合わせてメールで配信し、グループ各社の取り組みを共有しています。
⑤研修の見直し
理念浸透を目的とした「WAY研修」や被害者意識の払拭、経営シミュレーションゲーム、産地訪問など、コミュニケーションを重視した内容へ刷新しています。
⑥「ぼやいちゃえ」
日々のちょっとした不満や困りごとを匿名で投稿できるGoogleフォームを2024年7月に開設。寄せられた声はすべて役員に共有されており、開設以来482件の投稿が寄せられています。
⑦パルスサーベイ
月1回、10問のアンケートを実施し、回答結果の推移を継続的にモニタリングしています。
全社イベント実施後のヒアリング結果
全社イベント後のアンケートでは、「次回も参加したい」が96.6%、「会社が好きだと思った」が97.2%(いずれも2023年フォーラム)、
「会社への理解が深まった」が79.5%(2024年フォーラム)という結果が出たことが紹介されました。
成果として挙げられたのは数字ではなく「声」
これらの取り組みを通じて見えてきたのは、次の3つのポイントでした。
コミュニケーション優先
人を知ってもらうこと、人に知ってもらうこと。知れば愛着がわき、関われば愛着がわく。
被害者意識の払拭
「上が変わらないとね」という声に対し、自分たちでできることにフォーカスし、
主体的に動けるマインドを育てます。
感謝と称賛の文化づくり
ThanksShowerのような取り組みを通じて、互いを認め合う文化を醸成します。
最後に長谷川さんは、離職率や売上などの数値的な成果を明確に示すことは難しいとしたうえで、「研修が楽しくなった」「朝礼が明るくなった」「役員が怒らなくなった」「役員の人柄や想いを知れて良かった」といった社員からの声こそが成果だと振り返りました。
交流会で参加者同士の学び合いに

セッション終了後は、軽食とお酒を交えた交流会を実施しました。
アキナイラボは、スマレジユーザーさんを中心に、店舗ビジネスに関わる方々が業種を越えて学び合うコミュニティです。
今回もご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました!







