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レジ 2022/09/27 2024/03/11

レジスターの意味とは?歴史から最新のレジスターまでご紹介

「レジスター」は複数の意味を持つ言葉で、たとえば建築業界では換気や空調のために取り付ける装置のことをいいます。しかし、一般的にレジスターというと、お店で会計するときにお金をやりとりする機械や場所をイメージする人が多いでしょう。

本記事では、お店での会計に使用するレジスターの意味や歴史を紹介します。最新のレジスターであるPOSレジについても解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

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この記事の目次

レジスターは英語の言葉「cash register」の略

日本語では「レジ」と略されることも多いレジスターですが、もともとは英語の「cash register」が語源です。「キャッシュレジスター」と読み、「キャッシュ」が略されて単に「レジスター」といわれるようになりました。レジスターという言葉は「登録する」という意味があり、「現金」を意味するキャッシュが前に付いているとおり、キャッシュレジスターは「金銭登録器」と訳します。

現在はお店で会計をするときに使用する機器を指すほか、機器が置かれている場所や会計を担当する係のことも「レジスター」や「レジ」と呼ぶケースが多いです。

 

レジスターの役割

レジスターの主な役割は、会計金額の計算です。お客さまが購入する商品の合計金額を計算し、受け取った金額から合計金額を差し引いてお釣りを計算します。また、レジスターには現金を収納するための「ドロアー」と呼ばれる引き出しが付いており、売上金や釣り銭を収納しておく役割もあります。

レジスターによっては、レシートを印刷したり時間帯や日にちごとの売上データを集計したりできる機種もあり、多くの役割を担っているレジスターも少なくありません。

 

レジスターの歴史

最初のレジスターは、1878年にアメリカのカフェ経営者によって作られました。世界初のレジスターは置き時計のような形をしていて、文字盤にあたる部分にドル表示とセント表示が出る仕組み。機能は「取引の内容を顧客と店員の双方に表示する」という簡単なものでしたが、その後5年ほどの間に新しい機能が多く追加されていきました。

日本に初めてレジスターが登場したのは1897年で、アメリカから輸入されました。アルファベットと数字のキーが付いていて、「Yen」と「Sen」という表記の下に数字を表示する仕組みでした。

1900年代になると電気で動くレジスターが登場し、レシートの自動発行や取引明細の表示ができるようになり、1960年代にはコンピュータとの連携もできるように。そして1970年代以降、現在のレジスターの形にどんどん近づいていきました。

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最新のレジスターはPOSレジがおすすめ!

最新のレジスターは、「POSレジ」といわれるレジスターです。これからレジスターを導入するなら、POSレジを選ぶのがおすすめです。POSレジは従来のレジスターにはない機能が多く備わっており、レジ業務や店舗運営が効率的に行えます。

ここでは、POSレジの概要や、機能と使い方について詳しくみていきます。

 

POSレジとは

POSレジは、POSシステムを搭載したレジスターのことです。POSは「Point of Sales」の頭文字を取ったもので、POSシステムは販売時点のあらゆるデータを収集・管理できるシステムのことをいいます。

従来のレジスターは、会計金額の計算と金銭の収納が主な機能でした。一方POSレジは、従来レジスターの基本機能に加え、販売した商品の種類や価格以外にも販売日時や顧客情報など多くのデータを収集し、分析する機能があります。

また、POSレジはインターネットに接続できるものが多く、複数店舗の売上情報をまとめて管理したり、店舗以外の場所からリアルタイムで売上を確認したりできるのも特徴です。

 

POSレジの機能と使い方

POSレジは販売に関するデータをリアルタイムで収集して管理・分析できるため、以下のような機能が利用できます。

  • 売上分析機能
  • 顧客管理機能
  • 在庫管理機能 など

売上分析機能は、時間帯・曜日・週・月などあらゆる単位で売上の傾向を確認できる機能です。時間帯ごとや曜日ごとに売れる商品を分析し、キャンペーンや商品の陳列方法などを検討するときに役立ちます。

POSレジは顧客情報も管理でき、顧客管理機能を使うと性別や年齢、購入金額や購入日などが登録できます。これらのデータがあると、客数や客単価、客層などを把握するのに便利です。

POSレジを使うと、販売データからリアルタイムで在庫データに反映することもできます。在庫数が指定した数量を下回ると通知が出る機能を搭載したPOSレジもあり、在庫管理が楽になります。

 

レジスターを導入したい人はPOSレジを検討してみよう!

POSレジはレジ会計を行うだけで販売に関するデータを収集でき、売上傾向の分析などが簡単にできるのがメリットです。顧客管理機能や在庫管理機能などもあるので、店舗運営を効率化したい場合はぜひPOSレジの導入を検討してみましょう。

POSレジは従来のレジスターと同じ形状をしたものもありますが、手軽に導入するならタブレットやスマートフォンをPOSレジとして使用できるアプリタイプがおすすめです。POSレジアプリの「スマレジ」はiPadやiPhoneをPOSレジとして使用でき、基本機能だけなら月額0円で利用できます。

執筆 菊池 勲

複数事業が存在するスマレジの中で、全社横断的にWebマーケティングを展開する事業戦略本部にてマーケティングを担当。 主にオンライン広告の取扱をメイン業務とし、各ベンダー様と共に出稿後のパフォーマンス・予算管理・データ分析および検証に基づくプランニングを担当。

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