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レジ 2021/10/13 2024/03/06

POSレジのセキュリティ対策!安心して使うポイントを徹底解説

POSレジは基本的にオンラインで使用するので、マルウェアなど外部からの攻撃を受ける可能性があります。POSレジは店舗にとって重要な情報を多く扱うので、セキュリティ対策をしっかり行わなければなりません。

この記事では、POSレジの導入を検討している人に向けて、POSレジのセキュリティ対策について詳しく解説します。POSレジを導入する前に、セキュリティ対策についてしっかり理解しておきましょう。

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この記事の目次

 

POSレジを狙うマルウェア攻撃に要注意!

POSレジを使用する場合、マルウェア攻撃に注意しなければなりません。マルウェアとは攻撃や情報窃取などを目的とした悪意のあるソフトウェアのことで、ウイルスともいわれます。

ここでは、POSレジとマルウェアについて解説します。

 

POSレジが狙われている理由

POSレジが狙われる理由は、個人情報や機密情報を多く取り扱っているからです。POSレジは販売に関するデータのほか、顧客や従業員の個人情報や決済時のクレジットカード情報など、あらゆるデータを一元管理しています。

これらは、攻撃者の標的になりやすいデータです。マルウェア攻撃は、盗んだ個人情報の売買やクレジットカードの不正利用などを目的としているため、POSレジで管理されている情報を狙った攻撃が発生しています。

 

マルウェア攻撃の手口

POSレジを狙ったマルウェア攻撃の手口として、POSシステムに侵入してマルウェアを仕込むケースがあります。何らかの手段でID・パスワードといった認証情報を入手し、それを使って不正アクセスを行うという手口です。

マルウェアが仕込まれたPOSレジは、機密情報や個人情報にかけられた暗号を無効化したり、データを攻撃者に送信したりするようになります。

マルウェアによる不正な動作は目立たないように行われることが多く、発見までに時間がかかるケースもあります。「気づいたときには情報が盗まれたあとだった」ということもめずらしくありません。

外部からの不正アクセスのほかに、悪意のある従業員がUSBメモリを刺してマルウェアを仕込む手口もあります。

 

ウイルスに感染した場合の被害

POSレジがウイルスに感染してしまうと、多くの被害を受けます。ここでは、ウイルスに感染した場合の被害について解説します。

 

顧客情報・個人情報の流出

会員カードを発行していたり、POSレジで従業員の勤怠管理をしていたりする場合、POSレジには多くの個人情報が保存されていることになります。氏名・住所・購入履歴・クレジットカード番号・銀行口座などの情報が漏洩すると、それを悪用される恐れがあります。

被害は情報の悪用だけでなく、顧客や取引先から賠償金を請求されたり、信用を失って顧客が離れていってしまったり、間接的な被害も少なくありません。

実際にマルウェアによってPOSレジからクレジットカード情報が盗まれてしまった米国企業は、利益半減や集団訴訟を起こされるなどの事態に陥っています。

流出した情報の内容によっては金銭的な補償をしなければならないケースもあり、個人情報流出の被害は甚大です。

 

業務データ・機密データの窃取

個人情報以外の業務データや機密データも、流出したときの被害は大きいので注意が必要です。

商品の仕入れ金額や原価、在庫状況、取引先リストなど、一般的に外部に公開していない情報が流出すると、他社との競争に悪影響を与えたり、取引先からクレームを受けたりする恐れがあります。

商品の原材料や製造方法なども、機密情報です。これらの情報が盗まれて競合他社の手に渡ると、企業として大きな打撃になり得るでしょう。

流出した情報の内容に関わらず、「ウイルスに感染して情報が盗まれた」という事実だけで、取引先からの信用を失う可能性もあります。取引停止に発展するケースもあるため、注意しなければなりません。

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ウイルス感染のリスクを軽減するための対策方法

ウイルスに感染するリスクをできるだけ減らすため、事前に対策を実施しておきましょう。ここでは、POSレジのウイルス感染のリスクを軽減するための対策方法を3つ紹介します。

 

セキュリティ対策ソフトを導入する

ウイルス感染や不正アクセスの対策として、セキュリティ対策ソフトの導入が挙げられます。代表的なセキュリティ対策ソフトは、アンチウイルスソフトとファイアウォールの2つです。

アンチウイルスソフトとは、悪意のあるソフトウェアを検知し、動作させないようにするソフトウェアのことをいいます。外部との通信を監視して、不審な動きがあれば遮断する機能が備わったものもあります。

ファイアウォールは、外部ネットワークとの間に壁を作って不正なアクセスをブロックする仕組みです。あらかじめ許可された通信以外は遮断するので、攻撃者からPOSシステムへの不正な通信を防ぎます。

この2つを導入することで、ウイルス感染や不正アクセスを未然に防げる可能性が高まります。

 

OSを最新のものにアップデートする

OSを常に最新の状態にアップデートしておくことも、セキュリティ対策として有効です。

サイバー攻撃の手口として、OSの脆弱性を狙ってくるケースがあります。脆弱性とはセキュリティ上の不具合のことで、セキュリティホールとも呼ばれます。

OSに脆弱性が発見されると、OSの開発元からアップデート用の更新プログラムが配信されるので、なるべく早くアップデートするようにしましょう。

 

USBメモリを端末に接続しない

USBメモリを介してPOSレジがウイルスに感染することもあるので、基本的にUSBメモリを端末に接続しないことが大切です。ウイルスは利用者に気付かれないように動作するものが多いので、安全なUSBメモリだと思っていてもウイルスに感染しているケースが少なくありません。

メンテナンスなどの特別な用途以外には、原則USBメモリは利用しないというルールを徹底しておくことが、リスク回避につながります。

 

しっかりセキュリティ対策がしたい人はスマレジがおすすめ!

POSレジのセキュリティ対策をしっかり行いたい人は、スマレジがおすすめです。ここでは、スマレジの特徴やメリット、実施されているセキュリティ対策の内容を紹介します。

 

スマレジの特徴

スマレジは、iPhone・iPad・iPod touchをPOSレジとして利用できるアプリです。端末にアプリをインストールするだけで利用できる手軽さが特徴で、多くの便利な機能が使えます。

基本的なレジ機能はもちろん、売上分析や顧客管理、複数店舗管理などが用意されています。高度な機能が利用できる有料プランもありますが、基本的なレジ機能なら無料プランで利用できるのもポイントです。

キャッシュドロアやレシートプリンターといった周辺機器も取り扱っており、必要な周辺機器を揃えることで、より便利に活用できます。

 

スマレジのセキュリティ対策

スマレジは、しっかりしたセキュリティ対策を実施しています。セキュリティ設定をオンにしておくと、設定画面を開いたりメニューを切り替えたりする際にパスワードの入力が求められます。

会員データを端末に保存しない設定も可能ですので、端末を紛失したり盗難にあったりしても情報の流出を防ぐことが可能です。

端末とクラウドの通信は暗号化されており、ネットワーク通信の盗聴対策も実施されています。

 

システムのネットワークは十分なセキュリティ対策が必要不可欠

POSレジが外部から攻撃を受けると、重大な情報漏えい事件に発展する可能性があります。そのため、POSレジを導入する際は十分なセキュリティ対策を実施しましょう。

本記事で紹介したアンチウイルスソフトやファイアウォールの導入のほか、セキュリティ対策がしっかりしたPOSレジを選ぶことも大切です。

スマレジは、パスワード設定やネットワーク通信の暗号化など、十分なセキュリティ対策を実施しています。オンライン相談も行っているので、機能やセキュリティに関することなど、不明な点や相談したいことがありましたら、お気軽にお問合せください。

執筆 菊池 勲

複数事業が存在するスマレジの中で、全社横断的にWebマーケティングを展開する事業戦略本部にてマーケティングを担当。 主にオンライン広告の取扱をメイン業務とし、各ベンダー様と共に出稿後のパフォーマンス・予算管理・データ分析および検証に基づくプランニングを担当。

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