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決済 2022/11/21 2023/02/21

キャッシュレス決済の仕組みとは?多様な決済方法への対応で店舗にメリットも

 

さまざまな企業がサービスを展開しているキャッシュレス決済。現金不要で手軽に支払いができ、キャンペーン効果などにより利用者は増加傾向です。この記事では、キャッシュレス決済の基礎知識に加え、仕組みや店舗導入におけるメリット・デメリットについて解説しています。おすすめのマルチ決済サービスも紹介していますので、ぜひキャッシュレス決済導入の参考にしてください。

 

この記事の目次

  1. キャッシュレス決済とは
  2. キャッシュレス決済の種類
  3. キャッシュレス決済の仕組
  4. 店舗がキャッシュレス決済に対応するメリット
  5. キャッシュレス決済の問題点は?
  6. 多様なキャッシュレス決済に対応する「スマレジ・PAYGATE」がおすすめ
  7. マルチ決済端末でキャッシュレス決済にまとめて対応しよう

 

キャッシュレス決済とは

キャッシュレス決済とは、現金以外の会計方法を指します。例えば、従来利用されている銀行振込や口座引き落とし、クレジットカード払いもその1つ。さらに近年では電子マネー・QRコード・バーコードなどによる決済も増えており、多種多様です。

キャッシュレス決済の利用が増えた背景には、新型コロナウイルス感染症拡大防止の取り組みが挙げられるでしょう。さらに政府による「成長戦略フォローアップ」では、「2025年6月末までにキャッシュレス決済比率を倍増し4割程度とすることを目指す」とされており、ますます普及すると考えられます。

 

キャッシュレス決済の種類

前述したように、キャッシュレス決済にはさまざまな種類が挙げられます。ここでは、おもに利用されている、代表的な4つの決済方法について紹介しましょう。

 

クレジットカード

クレジットカードは、最も利用されているキャッシュレス決済の1つです。おもなブランドにはVISA・マスターカード・JCBなどが挙げられるでしょう。クレジットカードによってポイント還元サービスや会員優待特典、旅行保険などが付帯している点も魅力です。また、ゴールドカードやプラチナカードなどはステータスの象徴として保有する人も多くいます。

クレジットカードの支払いは次月にまとめて口座から引き落とされる「後払い」となり、「分割払い」や「リボ払い」など状況に応じて支払い額を分けることも可能です。作成するにはカード会社へ申し込み後、審査が必要となります。

 

デビットカード

デビットカードとは、支払いと同時に銀行口座から引き落としされる仕組みの決済方法です。チャージの手間がなく、口座残高を超えて支払う心配がない点がメリットといえます。

デビットカードには銀行のキャッシュカードがそのまま利用できる「J-Debit」と、VISAやJCBといったクレジットカードの国際ブランドが発行するものがあり、銀行窓口やカード会社のサイトなどから申し込みが可能です。また、未成年(原則15歳以上)でも作成できます。

 

電子マネー

電子マネーとは、データの送受信により支払いをする決済方法です。代表的なサービスには、SuicaやPASMOなどの交通系IC、楽天Edy、nanaco、WAON、iDといったものが挙げられます。専用端末にカードやスマホをかざすだけで決済が完了するため、手軽さが人気です。

利用を開始する際は、各サービスのカードを作成、あるいはアプリをダウンロードし登録を行います。事前に現金をチャージする前払い決済が主流で、クレジットカードと連携して自動チャージができるものもあります。

 

QR・バーコード

QR・バーコードによる決済とは、スマホにダウンロードされたアプリに表示されるQR・バーコードを読み取って支払う方法です。代表的なサービスにはPayPay、LINE Pay、楽天ペイなどが挙げられます。

読み取り方は2種類あり、「ストアスキャン方式」は店舗がお客様のスマホに表示されたコードを読み取るタイプです。「ユーザースキャン方式」では、お客様が自分で店舗に掲示されたコードを読み取って金額を入力し決済します。

 

キャッシュレス決済の仕組み

キャッシュレス決済の支払い方法は、「前払い決済」「後払い決済」「即時決済」の3タイプに分けられ、利用するサービスによって異なります。ここではキャッシュレス決済の仕組みについて、確認していきましょう。

 

前払い決済の仕組み(電子マネー)

前払いとは、あらかじめ現金をチャージしておくタイプの決済方法で、プリペイド方式とも呼ばれます。電子マネーで多く採用されている仕組みで、チャージした金額の範囲内でのみ支払いが可能です。使いすぎを防げるというメリットがある一方で、残高が少なくなればチャージしなければならない不便さがあります。

電子マネーとして代表的なSuica・nanaco・WAONなどでは、残高が設定金額未満になるとあらかじめ設定した金額が自動的にチャージされる「オートチャージ」機能が利用可能です。ただし、紐づけできるクレジットカードは限定されています。

 

後払い決済の仕組み(クレジットカード)

後払いとは当月の利用金額を後日、銀行口座から引き落とす決済方法です。おもにクレジットカードで採用されていますが、最近ではQRコード決済のPayPayやメルペイでも利用できます。

後払い決済のメリットは、持ち合わせがない場合でも支払いが可能な点といえるでしょう。クレジットカード会社から設定された利用限度額内であれば支払いが可能ですが、使いすぎると返済に困る恐れがあるため注意が必要です。

また、クレジットカードの作成には審査が必要になり、信用情報に問題がある場合は通過できないケースもあります。

 

即時決済の仕組み(デビットカード・QRコード)

即時決済とは、会計と同時に銀行口座から引き落とされる仕組みです。おもにデビットカードやQRコード決済のゆうちょPayなどで採用されています。銀行口座から直接引き落とされるため事前のチャージは不要です。

口座残高以上の支払いはできないことから使いすぎを防げる点や、サービス利用に審査がいらない点がメリットといえるでしょう。反対に口座に残高がなければ利用できない点、基本的にポイント還元などがない点はデメリットといえます。

ただし、QRコード決済のゆうちょPayでは「ゆうちょPayポイント」が貯まり、支払いで使うことが可能です。

 

店舗がキャッシュレス決済に対応するメリット

幅広い業種に普及し、利用者も増えているキャッシュレス決済に対応することは、店舗運営においてもさまざまなメリットが得られます。店舗がキャッシュレス決済を導入する3つのメリットについてお伝えします。

 

購入の機会損失を減らせる

キャッシュレス決済に対応することで、機会損失を減らす効果が期待できます。現金の持ち合わせがない、あるいはお客様が希望する決済方法がないことで、店舗利用を懸念される恐れがあるでしょう。

また、2021年に株式会社エイチームフィナジーが実施したアンケート調査によると「普段の買い物でキャッシュレス決済を利用する」と回答した人の比率は64.5%で、現金を上回る結果となりました。高額商品の購入ならとくに、持ち合わせがないことも多いため、現金以外の決済ができないと購買意欲が下がる可能性は高まるでしょう。

キャッシュレス決済の導入により、現金を持たないユーザーやあらゆる状況に対応することはユーザーの利便性を高め、購買意欲の維持に役立つはずです。

 

日本への観光客にも対応しやすい

日本に比べて世界のキャッシュレス化は進んでいるため、現金を持たない海外観光客も珍しくありません。加えて現金の両替や管理などは煩わしく、負担に感じる海外観光客もいるでしょう。クレジットカードの利用比率がとくに高く、導入されている店舗が好まれる傾向です。

株式会社Fun Japan Communicationsによるアジア7カ国を対象に行われた調査では、多く挙がる不満として「カード払いができず購入を諦めた」「しぶしぶ現金払いをした」といった回答が見られました。インバウンド需要の高まりに向けて、現金以外にも対応できる決済方法の導入が望ましいと考えられます。

 

現金より管理がしやすくレジ作業が効率化される

キャッシュレス決済への対応は、レジ作業の効率化にもつながります。レジ作業には釣り銭の準備や現金の授受、営業後のレジ締めなどがありますが、キャッシュレス決済に対応することで現金管理・レジ作業の負担軽減が可能です。

必要以上の現金を店舗に置かないことで安全性も保てますし、釣り銭ミスや現金の過不足といったトラブルも防げます。さらに現金よりも支払い処理が簡単で会計がスムーズになることは、お客様にとってもメリットでしょう。人手不足により生産性向上が必要とされる近年においては、キャッシュレス決済への対応が不可欠と考えられます。

 

キャッシュレス決済の問題点は?

観光客への対応やレジ作業の効率化など、キャッシュレス決済に対応するメリットをお伝えしましたが、導入にあたり注意すべき点もあります。キャッシュレス決済の問題点を確認したうえで、対応についても検討しましょう。

 

決済手数料がかかる

決済手数料とは、加盟店がサービスを提供する契約会社に支払う手数料のことです。キャッシュレス決済の事業者によって金額は異なりますが、一般的には決済金額のおよそ3%前後を店舗側が負担しなければなりません。

決済金額が大きくなるほど、手数料の負担額も増える点は理解しておきましょう。また、決済手数料とは別に月額費用などが必要なケースもあります。導入の際には、事業者ごとの料金体制を事前に比較することが重要です。

 

導入費用が有料のケースがある

決済端末の販売会社によっては、導入に初期費用がかかるケースもあります。キャッシュレス決済に対応するためには、以下のような環境整備が必要です。

  • 決済専用端末
  • タブレットやスマートフォン
  • インターネット環境
  • レシートプリンター

導入するキャッシュレス決済の種類や契約会社によって費用は異なるため、資料を取り寄せたり、見積もりを依頼したりするなどして初期費用を確認しておきましょう。

 

多様なキャッシュレス決済に対応する「スマレジ・PAYGATE」がおすすめ

キャッシュレス決済を導入する際には種類ごとに端末を用意するよりも、複数の決済方法に対応できる「マルチ決済サービス」の利用がおすすめです。「スマレジ・PAYGATE」は1台で複数の決済方法が行える端末で、お客様の希望に応えやすい点がメリット。コンパクトな設計にもかかわず、プリンターを内蔵しているので省スペースで使えます。

Android搭載によりスマートフォンのように操作でき、Wi-Fi接続や4G回線にも対応しているため店舗内外で利用が可能です。例えば、デリバリーや野外イベントにも活用できます。スマレジ・POSのユーザーであれば、連携もできるため二度打ちの必要がありません。さらに初期費用も無料です。

「スマレジ・PAYGATE」について詳しく知りたい方は、こちらからご覧ください。

 

マルチ決済端末でキャッシュレス決済にまとめて対応しよう

キャッシュレス決済の普及に伴い、さまざまなサービスが提供されています。どの決済サービスを選択するかはお客様次第ですが、店舗としてはニーズに応えることで集客や売上拡大につながるといえるでしょう。多様なキャッシュレス決済に対応するには、マルチ決済サービス「スマレジ・PAYGATE」がおすすめです。

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多様なキャッシュレス決済に対応

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執筆 菊池 勲

複数事業が存在するスマレジの中で、全社横断的にWebマーケティングを展開する事業戦略本部にてマーケティングを担当。 主にオンライン広告の取扱をメイン業務とし、各ベンダー様と共に出稿後のパフォーマンス・予算管理・データ分析および検証に基づくプランニングを担当。

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