現在、紙に打刻するタイプの従来のタイムカードを使用している店舗経営者の中には、システム化してデータで管理したいと思っている方も多いのではないでしょうか。実は、タブレットで利用できる勤怠管理システムという便利なツールを採用している経営者が増えてきているのです。
本記事では、タブレット対応の勤怠管理システムのメリットやデータ集計が簡単でおすすめの勤怠管理システムについて紹介します。この記事を読んで、勤怠管理システムへの移行を検討してみてください。
この記事の目次
タブレット対応の勤怠管理システムのメリット
タブレットに対応している勤怠管理システムには、いくつものメリットがあります。
ここでは、タブレット対応の勤怠管理システムを導入することで、どのような恩恵を得られるのか紹介するので、導入の判断基準にしてみてください。
タイムレコーダーの導入が不要
タブレットに対応した勤怠管理システムを導入することで、既存のタブレットをタイムレコーダーとして活用することができます。従来のタイムカード形式の場合、タイムカードの打刻のために、専用のタイムレコーダーを導入しなければなりません。
導入するには、タイムレコーダー本体を購入するのに費用がかかるだけでなく、タイムレコーダーで記録したデータは紙ベースで管理しなければならないので、用度品(タイムカードなど)にもコストがかかります。
しかし、タブレット対応の勤怠管理システムはタブレットがタイムレコーダーとしての機能を有するため、既存のタブレットがある場合は、大幅なコストカットが実現できます。サービスによっては、タブレットの無料貸出を実施しているので、コストをほとんどかけずに勤怠管理システムを導入できます。
出先でも勤務状況が確認できる
タブレットは持ち歩くことができるため、出先でも勤務状況が確認できます。
たとえば、プライベートで遠出している場合でも、店舗状況を確認したければ、タブレットを取り出して従業員がちゃんと出勤しているか把握することが可能です。また、スマホと連動することで、外出先でも気軽に勤務状況をチェックできる点も非常に便利でしょう。
ノートパソコンは持ち運ぶことは困難でも、タブレットであれば気軽に持ち歩くことができるため、頻繁に外出する方でも安心して店舗を離れることができます。
サービスによっては、タブレットの管理画面をカスタマイズすることができる場合もあるので、操作性を求めることもできるでしょう。
GPS機能を搭載したアプリもある
GPS機能を搭載したアプリもあるため、より正確に従業員の出退勤状況を記録できる点も魅力の一つといえます。スマホやタブレットを利用することで、GPSの位置情報を利用して、従業員がいつどこで出退勤したかを記録することが可能です。
従業員が各自所有している端末を使って打刻するので、なりすましなどの不正打刻を防ぐことができます。GPS機能によって従業員の位置をデータ化できることから、直行直帰勤務が中心の営業職にも活用することができるでしょう。
普及しつつあるリモートワークにも好相性なので、働き方改革を推進している会社にもおすすめです。
無料も!データ集計がしやすいタブレット対応の勤怠管理システム4選
ここでは、おすすめのタブレット対応の勤怠管理システムを紹介します。
今回は4つの勤怠管理システムを紹介しますが、どれも操作性が簡単で初心者にも使いやすいサービスなので、何の勤怠管理システムを使えばよいか迷っている方は参考にしてみてください。
スマレジ・タイムカード
スマレジ・タイムカードは、無料で始めることができるクラウド型の勤怠管理システムです。利用店舗が10万店、利用者数191万人を超えており、スマレジ・タイムカードアプリによりスマホでの出退勤ができるので、従業員も使いやすく普及させやすい特徴があります。日報機能を活用すれば好きなときに場所を選ばずに勤務内容や進捗を報告できます。
さらに、時間外労働や有給取得義務などの法改正があった場合でも、クラウドシステムが自動でアップデートしてくれます。
勤怠管理だけでなく、シフト管理や労務アラートなど経営者にとって便利な機能が豊富。分かりやすい管理画面でパソコンに不慣れな方でも使いこなすことができるでしょう。
60日間無料で利用できるため、お試しに導入してみてはいかがでしょうか。
ジョブカン勤怠管理
ジョブカン勤怠管理は、シリーズ累計12万社を突破するほど高い評価を集めている勤怠管理システムです。初心者でも簡単に使えるほどシンプルな操作性が特徴で、このシステム一つで勤怠管理業務に必要な機能を網羅しています。
また、機能の単独利用が可能なため、使える機能を最小限にしてコストを抑えたい経営者にもおすすめです。
使い方がわからない場合でも、電話やメール、チャットで随時、サポートを受けることができ、有料ですが初期設定代行サポートもあるので、システムを使う自信がない方でも安心して利用できます。
タッチオンタイム
タッチオンタイムは、無料サポートが充実したクラウド型勤怠管理システムで、サービス利用継続率が99.7%とユーザーの支持を多く集めています。国内外で210万人以上の人に利用されており、初期設定費用は無料で、運用にかかる料金は月額一人あたり300円のみとコストパフォーマンスが抜群です。
さらに、運用コストが低いにもかかわらず、勤怠管理以外にも、シフト管理や通知・アラート機能など十分な機能が搭載されています。
サポートセンター利用満足度が94%と高く、万全のサポートを受けられるため、特にユーザー評価を気にする方におすすめします。
30日間無料トライアルを実施しているので、お試し導入も可能です。
IEYASU
IEYASUは、完全無料の勤怠管理システムで、人事実務の専門家集団が開発に携わっているので、人事・労務の専門ノウハウが詰まっています。現場が使いやすいようにシンプルな設計になっていることから、初めてシステムを導入する方でも直感的に操作可能です。
また、完全無料ですが、ベンチャー企業に必要な機能が揃っているため、一切コストをかけずに勤怠管理システムを導入することができる点も嬉しいポイントです。費用をかけずに勤怠管理システムを導入したい方や、とりあえず試しに導入してみたい方におすすめです。
タブレット対応の勤怠管理システムを導入して作業を効率化させよう!
勤怠管理システムにはさまざまなサービスがありますが、中でもタブレットに対応しているシステムが使いやすいです。
もし、タブレット対応の勤怠管理システムの導入を決めた方は、スマレジ・タイムカードを検討してみてください。情報更新が自動で、勤怠管理以外にも便利な機能が豊富に揃っているシステムです。