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店舗運営 2022/08/08 2023/07/25

【無料も】飲食店におすすめの会計ソフトとは?個人事業主も必見!


この記事でわかること

  1. 飲食店における経理の業務、やり方
  2. 会計ソフトの選び方
  3. 飲食店向けの会計ソフト3選

会計ソフトを利用すれば、簡単に経理に必要なデータを管理できます。

しかし、会計ソフトにはいくつもの種類のサービスが登場しているので、店舗のニーズにマッチしたソフトを選ばなければなりません。

本記事では、経理業務のやり方をはじめ、会計ソフトの選び方やおすすめのソフトを紹介します。

経理業務の負担を減らしたい事業者の方は、個人事業主の方も含め必見です。

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この記事の目次

飲食店における経理の業務ややり方とは?

飲食店ならではの経理業務について、これから飲食店を開業する方や経営を始めたばかりの方へ向けて、どのような書類を管理しなければならないのか、どんな経理のやり方があるのかをご紹介します。

 

経理に必要な書類

飲食店を経営する上で、しっかり管理しなければならない書類は主に伝票と帳簿の2つです。

伝票とはお金の動きを記した書類のことで、飲食店では5つの伝票を管理しなければなりません。

 

  • 伝票
  • 記載内容
  • 入金伝票
  • 現金が入ってくる取引を記録する
  • 出金伝票
  • 支出した現金の取引を記録する
  • 仕入伝票
  • 商品などの仕入取引を記録する
  • 売上伝票
  • 事業の売上取引を記録する
  • 振替伝票
  • 現金の出入金、仕入、売上以外の取引を記録する

特に混同しやすいのは入金伝票と売上伝票です。

入金伝票は手元に入ってくる現金の動きだけを記録するもので、売上伝票は何の商品がどの単価でいくつ売れたのかを記録するものです。

現金による売上取引があった場合は、入金伝票と売上伝票の2つを記入する必要があります。

帳簿は、これらの伝票を帳面や台帳でまとめたものです。

伝票はすぐに溜まってしまうので、できれば毎日整理することをおすすめします。伝票の紛失を防ぐために、年度や日付ごとに管理して、すぐに必要な伝票を取り出せるようにしましょう。

 

経理のやり方

飲食店の経理のやり方には、エクセルと会計ソフトの2パターンがあります。

会計ソフトの方が便利ですが、売上規模が小さいなど店舗の状況によってはエクセルの方が使いやすいケースがあります。それぞれのメリット・デメリット、経理の方法を紹介します。

 

エクセル

エクセルは表計算ソフトのことで、パソコンにインストールされていれば無料で導入することができ、無料テンプレートを活用すれば、一からデザインを作成せずに利用できます

また、シート別に管理できるため、月別や年度別管理がしやすい点もおすすめです。

経理管理以外にも勤務表作成や在庫管理などにも活用可能で、利用の幅が広いといえます。

一方で、伝票などを管理する際は簿記等の知識が必要で、関数を組み合わせると複雑になりやすい点がデメリットです。使い方に慣れるまでは、操作に苦労する可能性が高いでしょう。

エクセルで経理をする場合、記録すべき項目(売上、仕入、支出など)を入力し、表を作って取引が発生するたびに手動で更新していきます。どの管理表を作ればよいか分からない方は、Microsoftが無料テンプレートを提供しているので、そちらを利用してみてください。

 

会計ソフト

会計ソフトを使うことで、簿記知識がなくても簡単に経理ができます。

フォーマットに沿って数字を入力するだけで、情報が更新され最新の状態に維持することが可能です。また、データをもとに経営分析ができ、決算書の作成サポートを利用できます。POSレジと連携すれば、レジデータを取得できる点も魅力です。

しかし、利用するには月額料金や初期費用が必要で、サービスが終了したらデータが消失するリスクもあります。そのため、運用コストの管理とデータの保存を小まめにしなければなりません。

会計ソフトを活用する場合は、指定のフォーマットに必要情報を入力するだけで経理ができます。

経理経験がなく、専門知識がない人でも扱えるフォーマットになっているため、初めて経理をする方におすすめです。

なお、操作方法が分からなければ、カスタマーサポートに連絡をすれば丁寧に使い方を教えてくれる場合もあります。

 

機能性やサポートは要チェック!会計ソフトの選び方

会計ソフトを選ぶときに注目すべきポイントがいくつかあります。特にソフト選びの注目ポイントは以下の5つです。

  • サポート体制が整っているか
  • セキュリティ対策が施されているか
  • 予算内で運用できるか
  • 必要な機能が搭載されているか
  • POSレジとの連携が可能か

会計ソフトの操作方法が分からないときやトラブルに巻き込まれたときなど、すぐに対応してくれるサービスを利用しましょう。24時間365日体制でサポートしてくれるサービスを選ぶと安心です。

また、重要なデータを扱うので、ハッキングの被害に遭いにくいクラウド型など、漏洩防止のためのセキュリティが施されているものを推奨します。

さらに、初期費用等のコストが発生するので、各種伝票作成機能や資金管理機能など必要な機能が揃っており予算内に収まるソフトを選びましょう。

POSレジを利用している、もしくはこれから導入する方は、POSレジと連動が可能なソフトを選ぶことも大切です。店舗によって適切な会計ソフトは異なるため、少なくとも上記の5つの点には注意しましょう。

 

 

 

飲食店向けの会計ソフト3選

飲食店向けの会計ソフトを紹介します。今回は飲食店経営者におすすめの会計ソフトを3つピックアップしました。

どの会計ソフトを導入すべきか迷っている方は、ソフト選びの参考にしてみてください。

 

マネーフォワードクラウド会計

マネーフォワードクラウド会計は、会計業務を約1/2に軽減してくれるクラウド型の会計ソフトです。

銀行やクレジットカード、電子マネーと連携することで、現金以外のお金の動きを正確に記録できます。また、POSレジと連動すれば、日々の売上データを瞬時に反映させ、取引記録を自動で更新できる点もおすすめです。

さらに、一度登録した仕訳内容はAIが学習するため、使うほど自動記録の精度がアップします。

ちなみに、初期費用無料で1ヶ月間お試し利用可能です。飲食店で記録すべきデータを常に最新の状態で管理できるので、どのサービスを利用するか迷っている方は、まずは試しに使ってみてはいかがでしょうか。

 

弥生会計

弥生会計は、クラウド型とパッケージ型の2つから選べる会計ソフトで、経理初心者でも簡単に操作できるデザインになっています。

5名以下の小規模法人や起業したての方におすすめのソフトで、経理に必要なデータを自動仕訳してくれる点が魅力です。特にレシートや領収書をスマホで撮影するだけでデータが反映されるため、システムに慣れていない人でも安心して利用できます。

飲食店は仕入の際にレシートや領収書を使うケースが多いので、データを入力する手間を省けます。

また、レポート機能を活用すれば、日々入力した取引の集計結果をわかりやすいグラフで表示してくれるため、経営状況がひと目で把握できます。何よりも簡単に扱えることを重視したい方は導入を検討してみてください。

 

freee会計

freee会計は、日々の経理業務をまとめて効率化してくれるクラウド型の会計ソフトです。

記帳業務や経費精算など飲食店に必須の業務を効率化するための機能が揃っています。たとえば、仕入などの経費入力ではレシートを撮影するだけで登録でき、通帳などの転記も自動登録が可能です。

仕訳のルールを設定すれば、AIが自動で振り分けてくれるので、取引が多くても正確にデータを管理できます。

ほぼ全ての金融機関に対応しており、クレジットカードや電子マネー、ECサイト、決済・レジ、業務システムなど幅広いサービスと連携できる点もおすすめです。日々の取引数が多く、さまざまなサービスと連携したい方は、freee会計の導入を前向きに検討してみてはいかがでしょうか。

 

経理の業務が簡単になる!飲食店は会計ソフトの導入がおすすめ

会計ソフトは経理の業務が簡単になるなどのメリットがあるため、多忙な飲食店こそ会計ソフトの導入をおすすめします。

また、POSレジと連携することで、リアルタイムでレジデータを管理でき、業務効率アップを図ることが可能です。

POSレジのスマレジは、マネーフォワードクラウド会計、freee会計、弥生会計などの会計ソフトと連携が可能です。

執筆 菊池 勲

複数事業が存在するスマレジの中で、全社横断的にWebマーケティングを展開する事業戦略本部にてマーケティングを担当。 主にオンライン広告の取扱をメイン業務とし、各ベンダー様と共に出稿後のパフォーマンス・予算管理・データ分析および検証に基づくプランニングを担当。

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